Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

2月6日のトミー。

2009-09-29 23:36:33 | 日本のロック・ポップス
突如、聴きたくなり、衝動買いっス。


トミー・フェブラリー(Tommy february6)
『Strawberry Cream Soda Pop Daydream』(2009)

基本的にワタシはユーロビート好きです。
(80年代当時はダイ嫌いだったけど。)

2001年とか2002年にコレをやったカワセさんは、
エラいセンスをしてると思いまス。(或は頑固。)


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22分45秒でした・・・。

2009-09-04 21:19:45 | 日本のロック・ポップス
22分45秒。

和田峠登坂に掛かった時間ではありません。

このCDの合計時間っス。
マキシシングルかっ、という時間ですね。
ちなみに17曲入ってますが、
全曲とも、きちんとテレビサイズなんスなぁ。





刑事(デカ)ヒッツ


2100円で22分45秒。
ちと、コストパフォーマンスが悪ぃねぇ。

まぁ、でも楽しいからエエか。


非情のライセンス OP



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川村カオリが、なくなったって?

2009-07-28 23:15:25 | 日本のロック・ポップス
アッケラカ~ンとしたキャラと、
繊細な感覚が両立したヒトでしたよね。

特に思い入れがあった訳ではアリマセンが、
亡くなったって聞いて、結構、ショックです。

38歳。
ワタシより一つ若い。
死ぬ齢ではナイよね。




今から20年も昔。

土曜の深夜、日曜の朝。
オールナイト・ニッポン。

自分としては、
一部のユーミンより、
二部の川村サンだった訳で・・・。

「社会」をコワイと思っていた学生だったワタシには、
スカっと世に出ていた川村サンが眩しかったと思いまス。

「社会」へ出る事に不安を感じていた同世代へ、
このヒトは勇気を与えてくれたと思いまスね。
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雨音を聴きながらを聴きながら。

2009-06-06 00:05:28 | 日本のロック・ポップス
xee.もとい、ぇえ。
明日は天候が微妙なため、
バリバリにゆるゆるだぜ。
つまり、道志みち、行かね~ぜ。

こんな時はヤケクソになって、
「雨音を聴きながら」を聴きましょう。
しかも、2曲目に。(←理由なし)

早春物語 弦楽四重奏 - 原田知世 

使い古した言い回しで恐縮ですが、これこそ、鳥肌立て放題。

雨音を聴きながら - 原田知世


原田知世&大貫妙子 - 色彩都市 【HD画質】

ん~、このライブ会場には、ワタシも居たな。
当然、街乗りMTBで行きましたサ。
それにしても、実に技巧的なヴォーカルです。

PUPA - ANYWHERE

なんかレイ・ハラカミみたいなサウンドだな~。
水彩画エレクトロニカ。電子の水紋。と言ったオモムキ。

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甘い贅沢、ヘビロテ中。

2009-06-03 07:00:00 | 日本のロック・ポップス
MEG-amaizeitaku


ニューアルバムが出たばっかりだってのに、MEGさんには済みませんが、
もぉ~、全然、二年前のコッチの方をヘビロテ中でゴザイマス。


MEG - 甘い贅沢 - EP - 甘い贅沢

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最初は、ガンツ先生ですか?

2009-05-30 08:56:56 | 日本のロック・ポップス
ムカシからロボット声は好きなんスよね。

ぇ~、最初は、ガンツ先生ですか。
あ、すいません、冗談です。
どっちかっつと、断然、ロビンちゃんの方が。
あ、すいません。叩かないで下さい。

ぇえ、で、ま、ニッポン人なので、ロボットボイスの音楽と言えば、
最初はやっぱりYMOでしょう。
1985年頃ですが、「Behind The Mask」(1979)を聴いてて、
ヴォコーダーが欲しいと思ってましたね。



んで、80年代半ばからは、ヴォコーダー的な音は流行ではなくって、
あんまり使われてなかったと思いますが、
1991年の麗美サンの「Everlasting Love」(1991)は、かなり大胆に、
ヴォコーダーらしきものを使っていて、コレはとってもココチ良かったですね。

(このPVは、一体どうしちゃったんだろう、って思いますけど・・・)

で、時代は変わり、まぁ、Daft Punkの「One More Time」(2001)とかですかね。


で、ここらまで来ると、ヴォコーダーじゃないんデスね。
最近知ったのですが、コレ、オートチューンって言うんスか。
中田ヤスタカ氏とかが多用しているヤツ。
ヴォコーダーとは、全然違う処理をしてるンすね。
最近、聴こえて来るエレクトロポップ系のは、ほとんどコレっぽいですね。
コレはこれで、とってもココチ良いですね。

ハイ。

以上、Aira Mitsukiなんぞという、若い衆に向けて作られたと思われる
CDを買うに至った言い訳でゴザイマシタ。


『BARBiE BARBiE』(2009)
キャンディポップ的なヤツと攻撃的なヤツが同居していて意外に面白いです。
タイトル曲より「FREEDOM STAR」という曲の切ない系ポップなメロが良いっスな。



『サヨナラ TECHNOPOLiS』(2009)
このマキシはポップとヘヴィのバランスがエエ感じでスなぁ。
タイトル曲の、「飛ぶか、飛ぶか、飛ぶかぁ?」と思わせておいて、
なかなか飛ばないトコロなど実にニクイです。
(で、結局、飛ぶ。ただし、低空って、トコもニクイです。)
曲としては、「COSMiC CHOPPER」というのが、
ロボ声、スラップ風ベース、70年代ディスコ風ストリングスと、
道具仕立て的にも、個人テキにはとってもツボっス。
Aira Mitsuki - サヨナラ TECHNOPOLiS - COSMiC CHOPPER


『ロボットハニー』(2008)
このマキシは毒が薄いですね。フツーに良いです。
とりあえず「ニーハイガール」はキラーチューンですワ。
Aira Mitsuki - ニーハイガール - Single - ニーハイガール


以上、どういうコトが分かりませんが、最近の若い衆向けJエレクトロ、
ワタシは、聴いてしまうワケです。
90年代以降の、Jポップの主流は、ワタシにとって非常に興味が薄く、
A室サンや、H崎サンや、K田サンの音楽は全然聴く気にもならんのスがね。
ナニが違うんでしょうね?

次からは、正しい中年として、ロックとジャズとサルサに戻ります。
とか言っておいて、Sweet Vacationとかに行くかもしれない。

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MEG『BEAUTIFUL』(2009):スパイスの奥の素材を感じろ。

2009-05-28 22:47:20 | 日本のロック・ポップス

MEG『BEAUTIFUL』(2009)

予想外に、彩度低め。
そして、コントラスト強め。
シャープネス、強め。

スパイシー、と言うより、
意図的に素材の味を消す調理。

強く立つスパイスの奥に素材を感じろ。
・・・と言うことか。

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エレクトロ・ポップ。

2009-05-25 22:46:32 | 日本のロック・ポップス
MEG「甘い贅沢」(2007)
Aira Mitsuki「ニーハイガール」(2008)
SAWA「Stars」(2008)
livetune Feat. 初音ミク『Re:MIKUS』(2009)

キテマス、キテマス。
無機質女子ボーカル。
ノンビブラート。

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「歌謡」には「ジャパニーズ・哀愁」を代入してご理解下さい。

2009-05-11 22:10:14 | 日本のロック・ポップス
4年振りの私的ヒロミ・ブームが来てます。
この前のブームの「ヒロミ」はオオタヒロミさんでした。
今回はイワサキヒロミ・ブームです。


岩崎宏美『飛行船』(1976)

それにしても、ひでぇジャケットですね。
有り得ませんね。

内容の素晴らしさを、ここまでスポイルするこたぁ、ねぇ~べ?
と、そう思いますよ。

初期の岩崎宏美のサウンドは、筒美京平先生が中心だったと思いますが、
16ビートの歌謡曲なんスよね。8ビートじゃない。
仮に、ハイハットが8でも、感覚は16です。

このアルバムのハイライトは、B面2曲目の「霧の日の出来事」でしょうか。
歌謡ソウル、と言いますか、ソウル歌謡と言いますか。スバラシイです。
「歌謡」には、「ジャパニーズ・哀愁」を代入してご理解下さい。

岩崎宏美 - 飛行船 - 霧の日の出来事 ←市長も試聴して下さい。

このベースライン。
ジャクソン5のファンだったという、ヒロミさんには、
きっとタマラんものだったでしょうね。
個人テキには、グロリア・ゲイナーのヴァージョンの方の、
「Never Can Say Goodbye」を思い出しますぜ~。

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霧のめぐり逢い。

2009-05-05 08:31:59 | 日本のロック・ポップス

岩崎宏美
「霧のめぐり逢い」(1976)

いきなりイントロ、閃き、炸裂です。

震えるストリングスと傾斜するストリングスの絶妙なアンサンブル。
崖っぷちを演出するリズムセクション。

この当時の岩崎宏美のシングル曲に於ける、筒美京平先生のアレンジ、
特にイントロの閃きは、天才としか言いようがありませんね。

「センチメンタル」(1975)、「想い出の樹の下で」(1977)の
イントロもスゲェですし、この曲もスゲェです。
どの曲も、冒頭の、たったの2拍で聴く人間のココロを鷲掴みです。

そして、この「霧のめぐり逢い」ですが、イントロだけではなく、
全体が素晴らしい出来ですね。

サウンドは、ソウル・ディスコ系歌謡曲。
16でクールに刻むギター、ドラム、シェイカー(マラカス?)。
これがこの曲の地のスピード。
支えるのは、グラインドするベースと、そこに絶妙に絡むクラヴィ。
タイト、クール&ファンキー!
滅茶苦茶カッコええです。

前半はクールです。細かい刻みをキープするギターやドラム達と、
大きくグルーヴするベース、クラヴィ達とのコンビネーションが生むグルーヴ。
等質な時間を刻む事で生まれるクールなグルーヴ。
コードも大きく基本を2小節で一つのユニットとして組み立てます。

これがサビに入ると動きます。
コードは、一気に4分割で2拍ごとの変化。
そしてドラムとベースも変化を打ち込んで来ます。
ドラムは細かく裏にベードラを打ち込む。
これで細かい時間の流れのスピードに変化が生まれますね。
ベースは低域に細かい音符を瞬間的に投げ込む。
これはエネルギーの流れのスピードに変化を生みますね。

ん~、スリリングだ!

んで、ギターソロがまた、スゲェっす。
掴みのフレーズが一発で、持って来るし、音色作りがスゲェです。
コンプレッサーとフェイザーだと思うんスが、ココでこのサウンドデザインは、
このフレーズにはコレ以外有り得ない、という程に絶妙です。

ん~、長くなりましたね。
この素晴らしいサウンドに負けない岩崎宏美サンのボーカルについても
書きたいのですが、ちょっと長くなり過ぎますね。

また、今度書きます。

ぢゃ。

岩崎宏美 - 霧のめぐり逢い (Original Cover Art) - Single - 霧のめぐり逢い ←市長も試聴して下さい。

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RCサクセション「自由」(1984)

2009-05-03 19:22:27 | 日本のロック・ポップス
この曲の歌詞は衝撃的でしたね。
当時、ワタシは中学3年生でした。

「俺は法律を破るぜ~」
「責任逃れをするぜ~」

こんな事、歌ってイイのぉ~?
って思ったモンです。

あまりの強烈さに影響されて、高1の時、文集みたいなヤツに、
ワタクシ、「責任逃れをするぜ~」と書きました。
アホで済みません。

-自由- RCサクセション


今の自分のノーミソで解釈すると、
「自由は調和とは相容れない」と言うことを表現しているようにも思えます。
あるいは「自由である為に必要な覚悟」とか。

それにしてもカッコいいサウンドです。

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76年と81年の太田裕美「君と歩いた青春」を聴き比べる。

2009-04-17 21:35:52 | 日本のロック・ポップス
名曲です。
作詞・作曲は伊勢正三。

裕美さんは何故か全く同じオケで、1976年と1981年のアルバムに収録してます。
オケは同じですが、歌は録り直してます。で、コレが面白いんです。


『12ページの詩集』(1976)


『君と歩いた青春』(1981)

まぁ、「面白い」と言っても、ガハハ、という事ではなく、
「う~ん」と言うコトですが、いや~、ぜひ聴き比べて欲しいですね。

さて、その、違いですがね。
基本的な歌い方は変ってません。
どちらも、正攻法で真面目に歌ってます。
だから、印象はほとんど変りませんね。

違いはディテールにあります。
そして、ディテールと言っても、小手先で変えられるディテールではなく、
基礎力の圧倒的向上がないと変えられないディテールが変った事が聴き取れます。
具体的には、出力の低い部分(つまり小さな声って歌ってるトコ)や、
低域でのコントロールが格段に向上してますね。
低い音量で途切れさせずにビブラートを掛けられるようになった。
そして、低い音域での下降フレーズで音程をきちんと下げられるようになった。
これによって、85%の仕上がりが95%になった感じです。
冒頭の「君がどうしても帰ると言うのなら」の「帰る」の「え」の部分を聴けば、
分かる人には分かると思います。

76年ヴァージョンだって、85%の歌唱力ですから、かなり「上手い」です。
でも、81年ヴァージョンの95%の歌唱力は「もの凄い上手い」です。

95%って、ほぼパーフェクトです。

で、この85%から95%への、10%の向上に大きく貢献したのは、
これ、恐らく、訓練と集中力の向上によるものですが、
間違いなく「聴き取るチカラ」だと思います。
なぜなら、鈍い人はこの10%の違いを聴き取れないから、
当然、表現なんて変らない。変えられるなんていう発想すらナイと思う。

「上手い」から「もの凄く上手い」に変えられるヒトというのは凄いと思います。
自転車でいうなら、平地で巡航速度42km/hから50km/hにアップするようなモンです。
並大抵なコトじゃないでしょ!

正直言って、81年の『君と歩いた青春』はアルバムとしては、
特に前半はあまり好きじゃないです。正直ダサさを感じます。

でも、それでも、このアルバムは聴きます。
このアルバムでの裕美さんのヴォーカルはそれだけの価値があると思います。

あと、そうだ。

「罰当たりさ ぼくは」という歌詞のとこの、「ぼくは」の「ぼ」のトコでの
感情の溢れさせ方は、81年ヴァージョンは、さりげなく凄いです。
76年ヴァージョンは、ココのとこ、あっさりやっちゃってますが、
81年のは見事です。ここも、聴き逃しちゃダメなとこですね。

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岩崎宏美『パンドラの小箱』(1978)

2009-03-03 21:09:43 | 日本のロック・ポップス

岩崎宏美
『パンドラの小箱』(1978)

筒美京平ファンキー・ディスコ歌謡。
岩崎宏美サンの、「抜き」のセンスが抜群で、
ベロシティのコントロールが絶妙なヴォーカル。
この、天才的な才能が二つ相俟って、
スバラシイ仕上がりのアルバムっス。

基本、文句はありません。
でも、期待値が高過ぎたか。
個人的な好みの問題ですかね。
もう少し、あと2割程度、高音にメロディを、
タイトに集中させて頂ければ、最高だったと思います。

と、言っても、まぁ、やっぱり、最高の部類に違いはアリマセンなぁ。
高密度ベース、キメの揃ったストリングス、空気を震わすパーカッション。
その他、全部、アレンジも完璧。演奏も完璧。ヴォーカルも完璧。

アイドル歌謡ポップスがこのレベルの高さですよ。
今じゃ考えられないデスね。
やはり70年代後半は、歌謡ポップスの黄金時代だったと思います。
その中でも、岩崎宏美サンのアルバムは集めねばならない気がしてます。

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原田知世『Tears Of Joy』(1990)

2009-02-27 22:28:22 | 日本のロック・ポップス

原田知世
『Tears Of Joy』(1990)

はい。
音楽的には全面的な賛成は致しかねます。
ただ、良く出来てるという事に間違いはありません。

でも、ソコまでなんスよね。
惜しいです。

この頃になると、知世さんの歌唱力はパーフェクトです。
肺活量と腹筋で圧倒する歌唱法とは対極にあるワケですが、
実に正確に緻密に丁寧に歌い、「圧倒唱法」に向いていないヒトの歌唱法としては、
これ以上にナイと言ってイイほどの、「見事なお手本」みたいな歌を聴かせてくれます。

それはそれは、大したもんですよ。

特筆すべきは、母音の発音の美しさ、でしょう。
とくに「あ」段。
元々、恵まれている声の美しさと相俟って、
ここまで濁りのない歌声って、そうはナイように思います。

ただ、音楽としては、イマイチ、魅力に欠けますね。
楽曲のアレンジ。
サウンド・デザイン。
いずれもキレイ過ぎます。
バランスが良過ぎです。

従って、耳がドコにもフォーカスしません。
スリルがない。
素材が良いだけにモッタイナイですね。

ただ、知世さんのアルバムの中では、
声の美しさを最も活かせた作品かもしれません。

そこだけ聴くんだったら、スゲェ良いアルバムかもしれませんね。

この2年後のアルバムの制作にあたり知世さんは、
自ら鈴木慶一氏を訪ねてプロデュースを依頼。
滅茶苦茶なバランスのパーツを組み合わせてバランスをとる、
そんな鈴木氏のプロデュースで原田知世の音楽は花開き、
んで、そっからは、怒濤の名盤ラッシュですね、っつ~事で、
時々、原田知世の音楽について書きますので、ィよろしく。

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島田昌典氏の高音域のカカカ~ンって凄くね?

2009-02-19 22:10:37 | 日本のロック・ポップス

aiko「milk・嘆きのキス」(2009)

aikoさんの大半の曲のアレンジを手掛けている、
鍵盤弾きの島田昌典氏は相当に凄い人ですね。
アレンジャーとして、素晴らしいセンスです。

でも、ワタシとしては、それよりも、
ピアノ弾きとしてのセンスに脱帽するっス。

あの「花火」(1999)のピアノなんか滅茶苦茶スゴイんすけど、
このシングルの「なんて一日」と言う曲のピアノも、また素晴らしいですね。

と、思いつつ、「花火」を聴いたら、
やっぱり、これは圧倒的に超絶名演ですな~。

・・・あぁ、逸れました。

新曲の方ですね、今日は。

こちらも、相変わらず素晴らしいプレイを聴かせてくれますね。

絶妙なタイミングで、絶妙な音域に、絶妙な質感。
天才的なセンスだと思います。

クローズドなボイシングで、高域に、
カカカン、カ~ンと散発的にブつけて来たり、
中低域で、ンゴゴゴとグラインドしたり。

特に素晴らしいのは、高音域のカカカ~ンだな~。
直角でグルーヴするんスよね。
これ、本当にスゲェと思います。


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