ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

Philips、オイルヒーター。

2008年01月29日 | blog

オイルヒーターってガツンと暖まらないワリに電気代が高い。という印象しかなくてあまり興味なかったんですが、帰国したら「いた」ので使ってみることに。うん。いや。興味はあったんです。じつは。いっぺん使ってみたいとおもってました。

たたずまいは、いいです。機能むき出しで、でもやさしくて。

あまり期待もせず、寝室に置いてみたんですが。

翌朝…

…あれ?不思議と寒さがツラくない?
…もしかして、効いてる?

うすやんわーりとした暖かさですけど、芯があるというか、冷めにくいというか。
そこにじっと「居座る」熱源。存在感。

うーむ、これは。
上品というか、暖かさの質がいい、とでもいいましょうか。


暖まるだけの暖房器具はいくらでもありますが、
多少電気代がかかっても、あえて質のいい暖かさを買うものと見たり、です。

まだ請求きてないですけどね。電気代。



ところでオイルヒーターって、どうしてクリーム色なんですかね。
ああ、なにかに似ているとおもったら、

これか!


亀印、文化鍋。

2008年01月29日 | blog



亀印ですよ。無印ではなく。
亀印て。いいなぁ。

以前より気になっていた文化鍋を、ついに導入しました。
長い時間をかけて熟成されたカタチには、信頼感があります。

吹きこぼれのない本体と蓋。火が回っても熱くならない把手。
なんでもないけれど、実践で鍛えられたカタチ。
鋳物を切削で仕上げたとおぼしき鍋肌は、ツヤッツヤの化成研磨で仕上げられていて、冷たくもあたたかい。

6000円というネダンは、ナベとしてはなかなかの高級品?ですが、
ルクルーゼに比べたら、うんと安いです。
そして、とにかく厚手であるということを主張する文化鍋ですが、アルミなのですごーく軽ーい。

さっそくごはんを炊いてみると、ルクルーゼとはやや傾向がちがうものの、おいしく炊けました。
水加減や火加減は、研究してみます。

独特のカタチで吹きこぼれることがなく、吹いたぶんが「のり」のようなシールになって、密閉性を高めるのだとか。
ルクルーゼは鋳物の重量勝負ですが、吹きこぼれでシールしちゃおうという発想はすごい。ですね。

輸出されているかどうかは知りませんが、グローバルにワールドワイドに通用する調理器具になり得るとおもいます。
うまく使い込んで、使いこなしたいとおもいます。うふふふ。

ところで、説明書のこのトリは…



すかいらーく?