「ブレードランナー」に影響を受けないSFファンなど存在するだろうか、いや、ない。(直訳風)
外壁の装飾に、「崩れるガーゴイルに必至で掴まるデッカード」の姿を想像しながら、でも天気よすぎるなぁ、しかも一階はサブゥェイとスプリント(ケータイ屋)かよー。と、やや興ざめしながら重いドアを押して、ひやりとしたフロアに入ると、
息を呑みます。
映画のロケ地だから素晴らしいのではなく、
禍々しくも冗長で、そして美しい。
だからこそ、幾多の映画人をも魅了し、
100年を超えても取り壊されずに、その姿を残すのでしょう。
警官みたいなガードマンがニラんでいるなぁ、とおもったら、
LAPDの一部門が入っているらしいので、あれはほんとうに警官だったのかも。