ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

George H. Wyman、Bradbury Building。

2008年01月20日 | blog

「ブレードランナー」に影響を受けないSFファンなど存在するだろうか、いや、ない。(直訳風)

外壁の装飾に、「崩れるガーゴイルに必至で掴まるデッカード」の姿を想像しながら、でも天気よすぎるなぁ、しかも一階はサブゥェイとスプリント(ケータイ屋)かよー。と、やや興ざめしながら重いドアを押して、ひやりとしたフロアに入ると、

息を呑みます。
















映画のロケ地だから素晴らしいのではなく、
禍々しくも冗長で、そして美しい。

だからこそ、幾多の映画人をも魅了し、
100年を超えても取り壊されずに、その姿を残すのでしょう。


警官みたいなガードマンがニラんでいるなぁ、とおもったら、
LAPDの一部門が入っているらしいので、あれはほんとうに警官だったのかも。


Frank Gehry、Walt Disney Concert Hall。

2008年01月20日 | blog

ケンチクに興味ないくせに、予備知識ゼロで行ってしまいました。
ううむ…

お好み焼きのうえでゆらめくカツオブシ

ギンギラギンですが、ギンギラギンであるがゆえに空の蒼さを映して染まり、
不思議な透明感と、調和(調和!)をかもしておりました。















カリフォルニアきっぱりした日差しは、暴力的なまでに強い。
オゾン層とかの、大気のフィルタが一切存在しないかのようです。

まるで、宇宙空間の直射光線のようでした。
行ったことないけど。