雨の中に鷺

近所（というほどではないが）の樋井川
車は雨の為渋滞中。
ふと、川を見ると
餌を狙う鷺を発見。

あれ？奴らは番いで行動するのに1匹？
と思うと
右側に灰色（アオサギだと思う）のがいた。
ふむふむ。

あんなに綺麗な姿で
あんなに長い脚で
細い、何か物語が出来そうな姿で
（白鷺物語というのも確かにあります）
泥川で餌を狙う。
田で蛙などを食す。



一生、一つのつがいで過ごすと言われているが
実は1シーズンだけらしい。

ひと夏だけの恋なんだ。

あの美しい姿
泥の中の魚を食す。
1シーズンだけの中の良い番い。

う～～～む。

何か曲が生まれますなぁ。

だいたい、男女でも親子でも愛情というものはそんなに綺麗ごとではない。
男と女は永久に交わらない
4次元空間の中の線と線だ。

親子はちょっとややこしい。
親の人生の中に子供の幸不幸は含まれるが
子供の人生の中に親の幸不幸は関係ない。

そして、全ての親が自分の子供を愛しているわけではなく
「親だから子供を愛している」は必ずしも正しい命題ではないことを理解している人間は少ない。
最近、子供への虐待が問題になったが
だからと言ってそれに対する対策が進んでいるわけではない。

愛することは難しい。
何にでも
愛情を注ぐことは難しい。
代償を求める愛は愛ではない。
何の見返りもなく
ただ、自分の感情だけの問題。

貴方は人を
何かを愛していますか？