JAZZ SINGER REIKO OSHIBUCHI 押淵玲子オフィシャルブログ

福岡で活動しているSINGERです。乳がん闘病中(再発転移あり)の事や、音楽の事など。
そして、趣味の着物リメイクなど

押淵玲子CD、画像など

CD好評発売中詳細はHPまで
押淵玲子オフィシャルHP

尚、CDは2,800円のものは800円を2,500円のものは500円を
「がんの子供を守る会」また「あしなが育英会東北レインボーハウス建設募金」に寄付いたしております。

ライブ画像をアップしています

2016年12月4日(日)18:00~
ANIME JAZZ THE LAST
10年間皆様に愛されて続けてきたANIME JAZZ LIVE
ライブはこの日が最後となります。
どうぞ、お見逃しなく!

一難去って。。。また!

2016-09-08 09:46:44 | 日記
腕の痛みが少し良くなってきた。
相変わらず動かないし
感覚もないから
PCも打ち間違えはしょっちゅう。
何故、こんなこと!と思うほど
キーボードをたたいている感覚がないのと
指が動かないので
実際はもう少し指を伸ばさなくてはいけないところを
手前で落とししまい
また、急いで記事を書くので
見落としも多い。

このブログの読者の皆様
本当に読みづらいというか「?」と思うことも多いですが
前後の流れから
何とかその言葉を補足してください。
ごめんなさいね。

さて、3か月前に痛みでにっちもさっちもいかなくなった両腕。
何となく、少し快方に向かっているのかな
PCに向かう時間も減らしたし
これだけ養生(っていうか何もできないから大人しくするしかない)
しているのだから、もちろん、そろそろ快方に向くはずなのだが
医療用麻薬を飲んで
その後数時間はもたつきながらもなんとか指が動くので
いつもの倍以上に時間はかかるけれど
デモ演の録音を始められた。

良かった良かった、と思ったまさにその日!
母が軽い脳梗塞で救急病院へ運ばれた。

結局軽くて済んだ。という事だが
出血もあるかもしれない、というので積極的な治療が出来ないそうだ。
今は状態を落ち着かせて
10日後くらいにはリハビリ治療になるので
そういう病院へ移されるらしい。
(ダ~リンが勤務している病院みたいなところ)
その時は施設に隣接する提携病院へ行くことになるから
私の負担も少なくなるはず。

入院自体は完全看護なので
私がする事は何もない。
だが、下着の良いものが足りない
また、どうもそこそこ暖かな前開きの寝巻がない
ちょっとした物がないから
それを買いに行かなくてはならないし
買ったものを届けなくてはならない。

買い物は今の私にはとてもつらいのだ。
持てないし
人ごみに出ると
手が使えないので、足元が不安定で
とても気分が悪い。

それでも頑張れねば、と思っている。
私しかいないのだから。
過去の事はさておき
病院等に迷惑をかけるわけにいかないので
私が何とかしなくてはならない。

そこで、色々分かっていない人達の発言。

入院した時の看護師さんは事情をすんなり分かってくれたが
全てがそうではない。
「貴方が世話をしてないんですか!施設に任せっぱなし?」
大変高圧的に言われた。
親子関係はとても複雑なのだ。
それだけでも母と接触したくない。
両親に触られただけで嘔吐するくらい、色々あったのだ。
私は虐待された子が親の介護をするという事で色々話が出来るくらい
本当にこの10年くらい
悩み続けているのだ。
ちょっと愚痴をこぼせで、理解してくれる姉も他界してしまったし。

任せっぱなしでも良い、という施設を選んで
それはそれなりに、気を配りながら
接触を持たずに、少しでもストレスを減らして
自分の闘病をしようと思っているのだ。

その看護師さんは「ちゃんと世話をしてください!」と言わんばかりだったので
自分は乳がんでいまは晩期副作用で手がうごかなくて通院しているのだ、とい\事情を話した。
「9年前だったら、もう落ち着いてますよね。
晩期副作用って放射線ですか?大分前でしょう?」
それはがんと言っても、もう心配ない状態なのだろうといってる?
今は肺に転移して、数か月前まで抗がん剤治療だったのだ
ここまで言って、「ああ、そう」と言うくらい。
勿論私と同じ状況の人でも
親の介護に奔走している人もいる。
殆どの人が普通に仕事をしている。
だけど、どちらもしている人は少ない。

私の目下の課題は
如何にストレスを少なくして
12月のライブの準備をするか、という事
そして、自分の人生の集大成をどうするか。
親の介護優先だろうと言う人は多いが
自分の人生が親よりも短いだろうと思うと
そういう意見は受け入れられないし
健康であっても、過去の虐待のことなどで
親の世話をすると大変重篤な鬱状態に陥ってしまうのだ。
それだけで自分の人生を終えるとすれば、あなたならどう思う?
自分にやり遂げたいという仕事があるなら、あなたならどうする?
そう問い返したい。

毎度のことだが、判っていない父の発言。

とにかく母の世話をしろ
お前のくだらん音楽なんか、どうせ下手なんだろうから、やめろ
母親は親なんだから、当然子供は世話をすべきだろう。

もう、毎度のことなので、彼に私を理解させようと思わないが
父の言葉さえも聞きたくない。
やらなくてはいけない事は全部するから
とにかく、私に電話しないで!と言いたくなる。

先日から娘と飲むことがあって
あれこれと話して少しすっとしたが
そういう小さな元気も
母の顔を見ただけでシオシオとなくなっていく。

娘からもらった元気のかけらを集めて
今の所は
音楽の事も頑張るしかない。
これがなかったら私は何の意味もない存在になってしまうのだから。