私は生まれつき肌が弱い。
何か刺激があるとすぐにみみずばれになり
妙な薬品がかかったりすると、すぐに熱を帯びて真っ赤になり
山芋や里芋など粘り気のある野菜も
超短時間で調理して
ごしごしとタワシで洗ったあと
コーヒー豆(ひいたもの)で洗わねばならない。
それでも発赤が続いたり
かゆみが残ったり
ブツブツができたりすると
結構強い薬を塗って、しばらく手を使えなかったりする。
手でもそれくらい敏感なので
顔などは細心の注意を払わねばならない。
姉は小さいころからアトピーがひどくて
一生、アトピーとの戦いのような感じだったので
若い頃から肌に優しい化粧品を使っていた。
その影響もあり
ひどくなる前に、と私も高校時代から化粧水などは姉が買っているブランドのを使っていた。
学生時代、化粧水がなくなったけど、お金もなくなったりして
仕方なく安い中でも、まあまあ選んで化粧水を買ったことがあったが
このおかげで顔の皮膚がボロボロになり
たった1日の使用なのに治るのに1か月もかかってしまった。
皮膚が弱い人は結構大変。
洗顔はよく洗い落とせば、薬局で売っているものでも良いが
長期間そういう洗顔せっけんを使うと
だんだん皮膚が赤くなっていく。
アロエ入りとか、アロマの香りのナントカなんてやつは
禁忌だ。
薬草入りが全部だめなのではないのだろうけれど
それを混ぜている元の化粧品がダメなのだと思う。
「自然派化粧品」という名目で売っているものもあるが
自然のものがすべて良いわけではなく
私は草取りをしても「草負け」をするし
海水なんてダメダメ。
生理食塩水でもパシャッと掛けられてそのまま放置されると痒い。
体の中にあったって、塩分が皮膚に当たるということは
その部分だけ体表の塩分濃度が増えるわけだから、痒い。
まあ、そんなこんなで着るものはユニクロでも
化粧品、特に基礎化粧品には大変お金を使う羽目になっている。
まず、朝起きて使うもの。
左が化粧水、続いて美容液、そして下地クリーム。
本当はこの間にもう一つくらい使ったほうが良いらしいけれど
何しろ面倒だからそんなに沢山塗りたくれない。
そして、この上にファンデーションを塗って
粉はCHACOTTを使用しているし、その他の色物は安価なものでも大丈夫。
問題は下地。
直接肌に当たるものはここ数年、ここから動かしていない。
そして、夜だが
先ほどの化粧水の上には
右のは目元用クリーム。
これは年齢的なもので、ささやかな抵抗をしている。
左のクリームは実はマッサージクリームなのだが
これを塗って朝まで放置すると全部吸収されて、とても気持ちがよい。
いわゆるナイトクリームの類は使わない。
パックもしない。
マッサージクリームを使っていてもマッサージはしない。
皮膚が弱い人というか敏感肌の人間は
美顔などとんでもなく
そんなことをした翌日は顔がパンパンに腫れてしまう。
血行が良くなりすぎてもダメなのだ。
なかなか難しい。
敏感肌に加え、加齢による肌の衰えもあるので
基礎的な化粧品だけは
ここから動かせないかな。
安いものでも良いものがあるかもしれないけれど
そんな冒険をするのには年齢がいきすぎている。
もう、これで一生過ごさせてね、という感じ。
高い化粧品に対しては色々批判的な人が多いけど
自分に合ったものがこのブランドなので
ここから30年間動かないだけ。
海外ブランドのほかのところへ移ろうとも思わない。
結構、大変なんだ。