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正月以来、父からのしつこい電話や
度重なる呼び出し
そして、「施設を出る」と脅しのような言葉
どうしようもない話ばかりで
とうとう体調を崩してしまった。
最近、私は打たれ弱い。
そんな中でも魔女会の新年会もあったりしたが
全体的な体調は下降線。
咳が止まらない。
時としてゲホゲホとひどい咳もあるが
だいたいケホケホ位の軽いものが
ずっと続く感じ。
父の電話に出ない。
呼び出しに出ない、という作戦に出ようと思っていたのが
本当に体調を崩して、家でぼーっとしていたり
寝込んでいる時間が多くなってしまった。
そんな間に
今年のライブの構想を練ってみたりして・・・
1週間くらい前の西日本新聞で「鬼」の話が載っていた。
結構ライフワークとして「鬼」を追っている人もいる。
「僕のお父さんは桃太郎という人に殺されました」という言葉が話題になっったが
立場が変われば、鬼と善人も変わる。
鬼をテーマにイラストを描いている人の話があったが
この人の捉える鬼は戦争を起こしたり、環境を破壊したり
そういった少し社会的に大きな問題。
私は一人一人の人間の心に潜む「鬼」を追っていきたいと思う。
何故「鬼」となるほどまでになったのか
「鬼」の心とは何処から生まれてくるのか
私自身の中に住み着いた「鬼」を見つめて
今年のライブは花をモチーフに、追求してみたいと思う。
4月3日のライブの題は「赤い桜」
副題は「不思議をあげる」
これは五木寛之の短編小説を取り上げて
その中の曲や、それをイメージした曲で構成。
人間の内なる「弱さ」や「邪気」を追ってみようかと思う。
やはり、ドラムレスで渋くやろう。
人数が少ないから出来ることというのもある。
とても不思議な空間を作ってみたい。
5月30日のライブは「薔薇の名前」
これは有名な宗教サスペンスの物語だが
副題はまだ決定していない。
実体と名称、道化の問題
二つのテーマがある物語なのだが
これがなかなか手強い分厚い本で、まだ読み終わっていない。
もう少し熟読してから副題を決めるが
やはり、歌物なので「You Don't Know What Love Is」として
愛の本質もあなたは知らないではないか
ピアフの「薔薇色の人生」も歌ってみたい。
主には「愛の本質」みたいなものを追いながら
愛の為に「鬼」ともなる自分を表現していきたいと思う。
7月7日は恒例の七夕ライブだが
題が「蓮の花弁」
「蜘蛛の糸」をイメージして副題は「愚かなりし我が心」
人間の愚かさを題材にして
織姫と彦星の恋心の愚かさ
ダメだと解っていても、惹かれていく心
そういう哀しい「鬼」を追いたいと思う。
そして、9月には「彼岸花」というライブをやりたい。
これは2月の検査が終わってから会場等決めようと思っている。
何しろ、悪変の可能性も大なので
今後の治療如何でこんなにライブを沢山やれるのか、と。
しかし、先日私のライブによくいらしてくださるお客様が亡くなり
ここ数年、色んな方が亡くなられた事もあり
「手招きしたら
戻っておいで
時よ」
ということで、その方々がよくリクエストなさっていた曲と
人を思うという気持ちをこめて
彼岸の後くらいにライブをやりたいと思っている。
まあ、そんなこんなで
ここ数日の間、色んな事を考えていたので
鬼についての考察として
明日も元気であれば、更新をします。