JAZZ SINGER REIKO OSHIBUCHI 押淵玲子オフィシャルブログ

福岡で活動しているSINGERです。乳がん闘病中(再発転移あり)の事や、音楽の事など。
そして、趣味の着物リメイクなど

押淵玲子CD、画像など

CD好評発売中詳細はHPまで
押淵玲子オフィシャルHP

尚、CDは2,800円のものは800円を2,500円のものは500円を
「がんの子供を守る会」また「あしなが育英会東北レインボーハウス建設募金」に寄付いたしております。

ライブ画像をアップしています

2016年12月4日(日)18:00~
ANIME JAZZ THE LAST
10年間皆様に愛されて続けてきたANIME JAZZ LIVE
ライブはこの日が最後となります。
どうぞ、お見逃しなく!

さあ!ライブに専念しよう!

2015-02-28 10:00:41 | 日記
介護問題はまだ色々悩まされますが
ライブまで1ヶ月!
そろそろ音楽に復帰です!

今年は実家売却のための大片付けなどで
1回めのライブが遅れてしまいましたが
体調不良などの間
じっくり本を読み込み
しっかりと企画を練りましたので
皆さんに楽しんていただけるかと存じます。

まず、4月3日(金)
中洲ゲイツセブンの川沿い隣のビル、2階にある
JAZZの老舗「River Side」でのライブ
「あかい桜」です。

River Sideでやるにふさわしいライブとは?と熟考して
五木寛之の本を題材にしました。

「奇妙な味の物語」は本としても異色かつクオリティの高いもので
今では贅沢な作りですが
伊坂芳太良のイラストが素晴らしく
蔵書としてお勧めの1冊です。

そして、その中に流れるものは
まさにJAZZ!
けだるいものであったり、バップであったり

イメージとしては、初めて「死刑台のエレベーター」を観た時のような感覚です。

基本的に内容はサスペンスです。
しかし、その中の事件(極端な事件ですが)の中に潜む
人間の悲しさ、幼さ、愚かさが愛おしく
絵と文章の独特の世界に引き込まれていきます。





今回はドラムレスで。
うん!なるほど!というナンバーでお届けいたします。

宣伝が遅れ気味なのですが
久々の渋いライブ
皆さん、予定に入れておいてくださいね。

ライブの服でも・・・

2015-02-21 09:22:30 | 日記
何だか片付けばかりで本業が疎かになっているし
4月のライブに着る服でも作ろうか、と。
確か何かあったはず・・・

何しろドドっと実家の着物を箱詰めしたから
新しいのやら
古いのやら
色々ごちゃ混ぜで
いざ、何かを探そうとすると
大変なのだ。

箱を次から次に開けていくと

何でこんなに紫が多いんだ・・・。

大体その人によって好みの色というのがある。
私の場合は絶対「赤」
一般的に真紅といえば「深紅」で
「臙脂」に近い色を思い浮かべるが
いや、それも好きなんだが
私の場合は結構朱色系の赤。
「緋色」と呼ばれている色。

だいたい、私に似合う色のものは私の着物で
朱色系の赤は色が白くなくては似合わないので
母の持ち物にはないのだ。
祖母のものは年をとってからの物が多く、地味・・・。
さすがに私の着物はまだ娘でも着るので潰せないし・・・

あった!
臙脂の着物。

まあ、この際許せる色だ。

さて、解いてみよう・・・。

だいたい古めの着物は一箇所糸を切ると
引っ張ればバラバラと切れていく・・・はず。
今回のはなかなか切れない。
これは祖母の手だ。

昔の人は皆そうだったが
祖母は特に和裁、洋裁と何でも出来た。
型紙などもなかった時代
和服を潰して母の洋服を立体裁断で作ったり・・・
しかも、ミシンではなく手縫いなのだ。
ミシンの目のように細かく、強い。

祖母の手による着物はもちろん、目がしっかりしていて
生地が裂けなければ、今でも着れるくらいだ。
(残念だが生地がダメになってしまう)

引っ張ると生地が避けるので
じっくりとハサミやカッターナイフで解くことに。



特に角のところなど、しっかり縫っていて
解くのにだいぶ時間がかかった。

着物を解いた所で
その時の糸をガムテープで取っていく。

この作業はサボると後で苦労する。
出来上がった服から糸を取るのは結構大変だし
縫い目が多少見える時にやらないと。



そうやって糸を除けば
パーツは全部長方形になって
それを一旦お洗濯。もちろん、手洗いですよ。
先日、洗濯機を使って「巨大な糸の塊」を作ってしまったから。

今回は八掛が(洋服でいうところの裏地だが、歩く時に翻る裾の部分に使われている)
赤なので
これも取っておくことに。
デザインによっては裏地が要るので
正絹の裏地なんて高くて買えないもの。



洗った生地は8分乾いた所で
アイロンを掛けて数枚の布を作る。
それから、さて、何を作るかな、というところになるのだ。

こういう作業をしているときは
次のライブで取り上げる新曲がBGM
う~~ん、どういう曲調にしよう、とか
こんなテンポでこういう歌い方は
こんな歌いまわしはどうだろう、とか
あれこれ考えながら作業を進める。

さて、もう少しで実家の片付けは終わり。

がんばろう。

そして、音楽の仕事に戻ろう。

片付けは大詰め。さあ!ライブも!

2015-02-14 08:39:51 | 日記
実家の片付けはそろそろ大詰めに入ってきた。
基本的に拾うべきものはだいたい目処が付いた感じ。
ただ、昨日書庫にとりかかって
新たにため息の出るようなことも・・・。

やはり専門の古本屋を探さねば。

作業をしながら音楽でも聞いているんじゃないか
皆さんそうお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが
普通の片付けならそうなのですが
今は結構移動距離の長い片付けで
しかも、音楽なんか頭には入らないくらい
滅入るような片付けなので
BGM無し

しんどさだけがお友達

ふぅ~~



まず、ここにある画集は救出。
日本画等が主だが
これをもう一度手に入れようと思っても今は画集等売っていなかったり
1冊数万とかするので
今、息子が要らなくても
後日同じようなものを買うのであれば
ちゃんと取っておかねば。

陶磁器の高そうな本も結構あるけれど
これはどうしよう。
そして、十数冊にわたる大漢和辞典とか
万葉集とか
あれこれ・・・・



これは古本屋を探そう。
近所の普通のではなく
専門書を扱うところでなくては価値も分からんだろうし。
(漫画もハードカバーの本も同じように扱う所では駄目だ)

書庫から出して
トランクルーム行きのものは玄関に。



これを運ぶのも大変なのよね。

トランクルームは結構まだ空いているから
色々保留しているものも運んでおいたほうが良いかも。

そして、先日よりやっと和紙がはけていっている。
きっと何百万分もあったのだろう。
そして、母は保存方法が悪いので
新品なのに既に使えないものも多数ある。
何故そんなに保存が悪い・・・
しかし、何とか使えそうなものを見つけて
色んな人に分けようと。
だって、本当にもったいないという量だから。

でも、本当にみなさんのおかげでだいぶ減りました。



タオルケット等は拾ってきて
自宅で洗い、何かしっかりしたものに入れて
今の施設へ持って行こうと思う。

あれこれ探していると
母の実家のものがどっさりと出てきたり・・・。
これを一体どうするべきか、と。
叔父に話すと「全部処分して良い」と。
きっとそうなることだろうと思っていたのに
母はどうしてこんなに沢山
しかも、整理しないまま放っておいたのか。

色んな事にぶち当たると
腹が立つというか
頭が沸騰するというか
私はこうやっていても母を許せていないのだ、と思う。
物心つく頃から母から可愛がられたという記憶もなく
ただ、成績が良いとか
コンクールで賞を貰ってくるとかで他人に自慢出来るだけの存在。
数年前まで「みっともないでしょ、この子」と
一緒にいる人に紹介しては笑っていた人だ。

他人にはなかなか理解していただけないこと。

まあ、そういうものがあるから
今の「鬼」を追う企画ライブが出来るのかもしれない。
4月のライブはまだアレンジ等にはたどり着いていないが
大体の構成ができてきた感じだ。

さっさと片付けを終わらせて
音楽に没頭したい。

やっぱりストレス性だ

2015-02-10 15:43:34 | 日記
今日は検査日。
12月の検査の時にちょっとビビったので
まじめに薬を飲んでいるし
調子は最悪なのだけど
何とか少しは良い結果でありたいもの。

結果としては少し悪くなっている。
劇的に悪くはなっていないけれど
やっぱりここ半年くらい下り坂なんだなぁというくらい。

しかし、悲しいことに肝臓の具合は悪いらしい。

「お酒かなぁ・・・」
「薬かもしれないってことがあるから
そうなると肝臓の治療をしなくてはいけないからね。
2週間禁酒。で、2週間休薬。
後のことはその時にちゃんと決めようね」

主治医は心優しい人だから
酒を完全否定はしないけれど
まあ、仕方ない。

というか、いちばん肝臓に悪そうな薬は鎮痛剤かも。
肋骨の下の痛みで2ヶ月間ずーっと飲んでるもん。
まあ、とりあえず、それもちょっと休薬してみようか。

ということは
様々な体調不良は
肋間神経痛だったんだ!!
そして、めまいはめまいで別だけど
皆が心配していたとおり

ストレス性のもの!!

こう言ってしまうとストレス性って軽そうな感じだけど
ストレス原因は両親で
それは取り除くことは出来ないわけだから
今後も彼らが生きている限り
私はこのストレス性の体調不良にずっと悩まされるということでもあります。

エンドレス

はあぁ・・・・・それはそれで頭が痛い。

で、主治医から画像を頂いたけど
イマイチわからないですよね。

矢印のところです。





悪化したところの所見をそのまま写すと

両側肺門部や縦隔に腫大リンパ節を複数認め、前回より増大しています。
左肺尖部に索状影を認め。放射線肺臓炎と思われ前回同様です。
右の縦隔側の胸膜に結節を認め、増大しており、転移の可能性があります。

ということで、胸水や腹水も無し。
多臓器には転移なし。

ふぅ~む・・・
禁酒かぁ。
まあ、それはそれで良いのだけど
うちは全員酒飲みなのよね。
その中で飲まないというのは、よっぽど気分が悪い時しかない。
けど、何かあるはず・・・・

あったじゃん。

帰りにデパートのワイン売り場で聞いてみました。
「ノンアルコールワインなんてありますか?」
あるそうです!!
しかし、そこはワイン売り場なので、グロッサリーコーナーに置いてあるそうな。

むむむ・・・
なんと・・・
普通に薔薇の匂いの炭酸だけど、これも美味しそうかも。

で、ノンアルコーづのスパークリングワインとワイン。



きっと、主治医がこのブログを見たら笑うだろうなぁ。
そんなにしてまでお酒っぽいものがほしいのか!!
はい!!欲しいです!!

何しろ、このストレスフル・・・いや、フルオブストレスの中で
酒くらいしか楽しみはないんですよ。
疲れすぎて音楽のことはできんし。
というか、力仕事が結構多いので
手がワナワナとなってピアノも弾けないんですよ。

この母の服たち。
これは持っていく春、夏物ですが
母が箱に詰めていたのが10箱もあって、それを開けて選別するだけでも結構大変。
私の記憶ではブティックに月30万以上支払っていましたから。
洋服だけでもそうですが、その上和服も買ってましたし
毛皮とかもですし
呆れるほどの書道用具というか、紙・・・
ものすごい量ですから。



そして、探している父の服は見当たらない。
まあ、いいや、だいぶくたびれてるから
近所のお店で買うことにしよう。

15部屋?16部屋?これって元の診察室や待合室といった
普通の部屋よりもずっと広い空間も入れてですから
その部屋分の押し入れや、天袋や
色んな所に昔の写真や着物や書類があって・・・
中には要るものもあって。



こういう着物とペアで要るものが
全く関係ない所にあったりするわけです。
帯紐や帯あげもそうやって
普通は開けない押入れの中に入っていたし・・・。
あと見つかっていないのは、着物用のバッグですが

もう、何処をどう探せばよいのやら。

そして、正月用のお屠蘇セットは見つからない。
結構高価な塗りのものだったから
骨董品を盗られた時に盗られたのかもしれない。

昔の子供部屋があった2階から外を見ると



この家と同様、混沌。

家の片付けが終わったら
私のストレスは少し軽減するのだろうか?
いや、まだ両親がいる限り、ずっと続くのだろうな。

不調の原因

2015-02-04 08:15:19 | 日記
昨日は朝から軽いめまいがして
何となく悪い予感はしていたものの
昼頃に最悪の状態に。

目を開けていられない。
視界全体がグルっと回っていて
どこが上なのかわからない。
その場にへたり込んで目をつぶるが、グルグルは継続。

吐きそう・・・

と歩伏前進でトイレまで行く。
胃に何も入っていないから胃液しか出てこないけど
それでも、胃になにか残っているよりはマシだから吐く。

何度も吐き気に襲われて
トイレでぐったり。
グルグルはずっと続いたまま。

ああ、こんな所で死にたくない。

足を少しずつずらしてトイレ脱出。
いつもなら暫くするとグルグルの止まる時がくる。
目眩が根本的に治るわけではなく
首の位置とかで目眩が起こらない角度が見つかったりする・・・はず。
身体も冷えきった後
やっとグルグルが少し収まって

さあ!!今のうち!!
楽な服にざざっと着替えて
メイクを落として・・・

だめ、また目眩の波が。

化粧水までしか辿り着けなかったから顔が突っ張る。
この際仕方ないか。
またもや吐き気と戦い
次の小休止までトイレに住む(本当にこのまま死にたくない)

ちょっと楽になった所でうがいをして
目眩の薬を飲んで
アイスノンを取り出し
蓋がないから使えないタッパーにビニール袋を敷いて嘔吐対策

途中グルグルの波がやってくるものの
ふらふらしながら
とにかくベッドへ。

ベッドに横になるために姿勢を変えるから
ここでも嘔吐に悩まされる。
最悪なことに、咳まで出てくる。
胸も痛い。もう・・・・・・・!!!!!

何度かえずきながらアイスノンで頭を冷やし
一番グルグルの少ない頭の位置で固定。

寝なくちゃ。

少し落ち着いたものの
ちょっとでも頭の位置を変えるとグルグル・・。
咳が出てもグルグル。
本当に最悪。
今年の七草粥は忙しさと調子の悪さでサボったからなぁ・・・。
色んな事が頭を過るけれど
とにかく寝なくちゃ。

ちょっと気分が落ち着いた所でダ~リンにLINE
手の届く範囲にすべてのものを配置して
じっと目をつぶって過ごす。

なんて無駄な時間だ!
色々することはあるのに!
こんな時に寝こむなんて!

タダで寝ておくわけに行かないから
ライブの選曲など色々考える。
時間を無駄にしてはいけない。
これで寝込むと急ぎの仕事に段々なっていくから
寝てる時も頭が働くのだったら何かしないと!

あれこれ大変な思いをして
何とか落ち着いたのは夜の8時頃。
薬も効いてるし
アイスノンはほんとうに有効だ。
ダ~リンは「全ての不調の原因は・・・」

そうです。ストレスです。

不動産のことで施設へ行き
気分がすぐれないのに
母がうるさかった。
時間もないし、そんなに相手もしていられないのに
母はあれこれとうるさい。
とにかく、印鑑を取って不動産屋さんと色んな話をして
いろんな仕事が終わったらもう一度来るから、と
そう言うのに、わあわあと喚く。

不動産屋さんに父と一緒に会って
色んな書類仕事をこなしたあと
部屋へ戻ると
母は先程の事で機嫌を壊している。
「出て行く」と荷物をまとめようとする。
彼女のこの行動は昔から変わらない。
そう言うと誰もが自分に謝るから、出て行くふりをするだけだ。
とりあえず、さっきは急いでいたから、とちょっと謝るが
それでもブツブツと文句ばかり。
父から書類の分別を頼まれて
とっておくものと。今から払わなくてはいけないものと
あれこれ分別していると
母が「玲子は何も喋ってくれない」という。
私は胸が痛いし、あまり無駄に大きな声で喋りたくないのだ。
歌の練習だって、最近は出来ない日があるのに。
「玲子は私を憎んでいるのよ」
「私は子供に嫌われるなんて、なんてかわいそうなの」
「こんな不幸な人生なら子供なんて産まなきゃ良かった」
また始まった。

一貫しているのは、自分のことしか考えていないということだ。
認知症だから仕方ないけれど
彼女は昔から「○○だから自分が可哀想」とよく言っていた。
姉が他界した時も「娘が先に死ぬなんて私は不幸だ」と。
あの年齢で他界した姉は不幸じゃないのか?
どこまでも自己中なひとだ。

母のそんな会話に接する度に
私は体調不良になるような気がする。
心因性のもの?
なんとなく、最近はそういう気分になってきた。
全ての症状の原因欄に
「多くは過度のストレスにより・・・」と書いてある。
やっぱりストレスよね。

母に対する私の気持ちを変えればいいのではないか。
他人はよくそういうことを言うが
小さころからの母子関係なのだ。
そんなに簡単には解決しないし、もう解決策はない。
私が我慢をするしか無いのだ。
そして、それによって、私はストレスを貯めこむ。
誰かが私の代わりに母の介護をするわけでもないのだし
他人の無責任な言葉は私を更に追い込む。

ストレスを抱えながらも音楽活動さえできれば
それでも良いのだけど。
身体が悲鳴を上げている今は
そうもいかない。

困ったもんだ。