2年に一度の大きなライブ ANIME JAZZ
そして、今年はそれが最後となります。
LAST ANIME JAZZまで1か月となりました。
12月4日(日)開演18:00
Gate's 7(博多リバレイン斜め前gate'sビル7階)
前売り4000円(当日4500円)
要オーダー
押淵玲子(vo) 轟かおり(vo) 押淵絢子(vo)
月岡翔生子(pf) 丹羽肇(ba) 北原和夫(drs)
お馴染みのメンバーでお届けいたします。
今年は卒業した轟かおりが戻ってきます。
初代メンバーでおっかなびっくり始めた1回目を知っている子です。
皆さんいらしてくださいね。
先日、1か月一度の緩和ケア外来でした。
春からずっと続いている手の痺れと痛みのお薬を頂きに行っています。
痛みの原因は何かわかりません
というか、いくつもの要因が重なって
左手は殆ど何も感じられないほど痺れてしまっています。
今日は母が退院して施設へ戻るので
色々作業をしていたのですが
抗がん剤で弱くなった爪はジェルネイルをしていてももろくて
折れてしまいました。。。。が、分からなかったのです。
トイレに行ったときに手を洗って沁みるのでよく見たら
あら、折れてしまって、身まで見えてるし、、、
まあ、こんなことは色々起こります。
強い薬を使っているので
普通にハードな事をして過ごせるわけではないのです。
乳がんステージ4というのは遠隔転移をしているという状態です。
15年くらい前?20年くらい前まではこれを末期と呼んでいたみたいです。
古い人はステージ4で「自分は末期がんなんだ」と言う人が居ますが
今は末期と呼ぶには、そこから何とかがんをコントロール下において
寿命を全うできるくらいまで共存していける人もいるので
末期と言う言葉はあまり使わなくなりました。
治るわけでもなく、寛解というわけでもなく・・・
継続的にずっと治療中だけど、治療している限り、生活できる状態
そんな状態を数年、或いは10年以上継続させられる。
私はまさにそう言う状態だ。
今はちょっと悪変したから、「闘病中」と言う言葉そのものだが。
いつ悪変してもおかしくないけれど
それですぐに死んでしまうほどではない、みたいな。
数年前、もっと元気な時にテレビや新聞の大きな取材を受けたが
あの時とは比べられないほど
日々の状態は変化するし、あまりよろしくはない。
かといって、生活できないほどでもない。
ただ、いつかこの平和な日々は下降線になり、歌えなくなるのだろう、とか
私が先に死んだときの事などを色々考えねばならないという大きな違いがある。
そして、あの頃に比べて
使う薬の種類と量は全然違う。
本当にQOLを考えて
先生とじっくり話をして
自分が生きたい人生を送れるように
先生が薬を考えて処方してくれる。
それをしっかり飲んで、何とか人生の集大成がちゃんとできるように
なるべく、頑張る。。。。みたいな。
医療用麻薬も、最初は何だかこれに頼ったらいけないんじゃないか、と
色んな事を考えたけれど
とにかく、息が普通にできるとか
ちゃんと歌えるとか
ちゃんと楽器を弾けるとか
そういう事の為に使えるものだ。
これは私の人生のための薬なのだ、と思えるようになってきた。
まあ、これも段々と毎日飲むような薬に変わっていくのだけど
多くの人が誤解しているような
廃人になるようなことはない。
寧ろ、元気に生活が出来るようになるための薬だ。
「痛みは我慢しなくていいんだよ」
緩和ケアの先生とはこういう会話から始まるのだが
段々とそう思えるようになる。
「痛い、痛いってずっと思っている方が凄いストレスなんだよ」
そう、そうなんです。
日頃、私たちは痛みを我慢しなくてはいけない
色んな苦悩をギリギリまで我慢しなくてはいけない
そんなことをずっと思っているが
実は、事情によってはそんなに我慢しなくてもいいんだ。
よく考えればそうだ。
もう元のような何も支障のない健康体には戻れない。
それなのに、何を我慢するのだろうか?
結構、あっさりと目のうろこは取れて
お水を沢山飲むとか、繊維質のものをよく食べるとか
元気な日は少しは歩いてみるとか
リハビリに通うとか
まあ、それくらいの健康への気遣いはしても
あとは自分の人生をちゃんと生きる為に薬を飲む。
これはなかなか普通の人には理解していただけないだろうけれど。
そうやって、私たちステージ4の患者たちは日々を過ごしているのだ。
普通に何もしなくて元気に過ごせるわけではない。
治療しながら、長いがんとの共存を目指しているのだ。
今こそ、色々話せることがあるんだけどなぁ。。。
可愛そう感は全くないけど。
世間が誤解している医療用麻薬についても
主治医の話だって取材できるんだけどなぁ。。。。
(先日逮捕された人が言っていた麻薬とは違いますよ。
痛み止め、咳止めなどに使われる医療用麻薬ですよ。
ああいうのと一緒にしてもらいたくない。
私たちは命も、自分の人生もかかっているのだから。
アメリカと医療事情、特に健康保険の制度とか全然違うから
あの人たちの主張は日本では通じないと思っているから)
多くのステージ4の人たちは結構たくましく
人生を楽しく過ごしている。
何も再発したから、転移したからって人生が終わるわけではないし。
化学治療室も結構皆さん、のんびり過ごしてたりするんだけどなぁ。
そして、今年はそれが最後となります。
LAST ANIME JAZZまで1か月となりました。
12月4日(日)開演18:00
Gate's 7(博多リバレイン斜め前gate'sビル7階)
前売り4000円(当日4500円)
要オーダー
押淵玲子(vo) 轟かおり(vo) 押淵絢子(vo)
月岡翔生子(pf) 丹羽肇(ba) 北原和夫(drs)
お馴染みのメンバーでお届けいたします。
今年は卒業した轟かおりが戻ってきます。
初代メンバーでおっかなびっくり始めた1回目を知っている子です。
皆さんいらしてくださいね。
先日、1か月一度の緩和ケア外来でした。
春からずっと続いている手の痺れと痛みのお薬を頂きに行っています。
痛みの原因は何かわかりません
というか、いくつもの要因が重なって
左手は殆ど何も感じられないほど痺れてしまっています。
今日は母が退院して施設へ戻るので
色々作業をしていたのですが
抗がん剤で弱くなった爪はジェルネイルをしていてももろくて
折れてしまいました。。。。が、分からなかったのです。
トイレに行ったときに手を洗って沁みるのでよく見たら
あら、折れてしまって、身まで見えてるし、、、
まあ、こんなことは色々起こります。
強い薬を使っているので
普通にハードな事をして過ごせるわけではないのです。
乳がんステージ4というのは遠隔転移をしているという状態です。
15年くらい前?20年くらい前まではこれを末期と呼んでいたみたいです。
古い人はステージ4で「自分は末期がんなんだ」と言う人が居ますが
今は末期と呼ぶには、そこから何とかがんをコントロール下において
寿命を全うできるくらいまで共存していける人もいるので
末期と言う言葉はあまり使わなくなりました。
治るわけでもなく、寛解というわけでもなく・・・
継続的にずっと治療中だけど、治療している限り、生活できる状態
そんな状態を数年、或いは10年以上継続させられる。
私はまさにそう言う状態だ。
今はちょっと悪変したから、「闘病中」と言う言葉そのものだが。
いつ悪変してもおかしくないけれど
それですぐに死んでしまうほどではない、みたいな。
数年前、もっと元気な時にテレビや新聞の大きな取材を受けたが
あの時とは比べられないほど
日々の状態は変化するし、あまりよろしくはない。
かといって、生活できないほどでもない。
ただ、いつかこの平和な日々は下降線になり、歌えなくなるのだろう、とか
私が先に死んだときの事などを色々考えねばならないという大きな違いがある。
そして、あの頃に比べて
使う薬の種類と量は全然違う。
本当にQOLを考えて
先生とじっくり話をして
自分が生きたい人生を送れるように
先生が薬を考えて処方してくれる。
それをしっかり飲んで、何とか人生の集大成がちゃんとできるように
なるべく、頑張る。。。。みたいな。
医療用麻薬も、最初は何だかこれに頼ったらいけないんじゃないか、と
色んな事を考えたけれど
とにかく、息が普通にできるとか
ちゃんと歌えるとか
ちゃんと楽器を弾けるとか
そういう事の為に使えるものだ。
これは私の人生のための薬なのだ、と思えるようになってきた。
まあ、これも段々と毎日飲むような薬に変わっていくのだけど
多くの人が誤解しているような
廃人になるようなことはない。
寧ろ、元気に生活が出来るようになるための薬だ。
「痛みは我慢しなくていいんだよ」
緩和ケアの先生とはこういう会話から始まるのだが
段々とそう思えるようになる。
「痛い、痛いってずっと思っている方が凄いストレスなんだよ」
そう、そうなんです。
日頃、私たちは痛みを我慢しなくてはいけない
色んな苦悩をギリギリまで我慢しなくてはいけない
そんなことをずっと思っているが
実は、事情によってはそんなに我慢しなくてもいいんだ。
よく考えればそうだ。
もう元のような何も支障のない健康体には戻れない。
それなのに、何を我慢するのだろうか?
結構、あっさりと目のうろこは取れて
お水を沢山飲むとか、繊維質のものをよく食べるとか
元気な日は少しは歩いてみるとか
リハビリに通うとか
まあ、それくらいの健康への気遣いはしても
あとは自分の人生をちゃんと生きる為に薬を飲む。
これはなかなか普通の人には理解していただけないだろうけれど。
そうやって、私たちステージ4の患者たちは日々を過ごしているのだ。
普通に何もしなくて元気に過ごせるわけではない。
治療しながら、長いがんとの共存を目指しているのだ。
今こそ、色々話せることがあるんだけどなぁ。。。
可愛そう感は全くないけど。
世間が誤解している医療用麻薬についても
主治医の話だって取材できるんだけどなぁ。。。。
(先日逮捕された人が言っていた麻薬とは違いますよ。
痛み止め、咳止めなどに使われる医療用麻薬ですよ。
ああいうのと一緒にしてもらいたくない。
私たちは命も、自分の人生もかかっているのだから。
アメリカと医療事情、特に健康保険の制度とか全然違うから
あの人たちの主張は日本では通じないと思っているから)
多くのステージ4の人たちは結構たくましく
人生を楽しく過ごしている。
何も再発したから、転移したからって人生が終わるわけではないし。
化学治療室も結構皆さん、のんびり過ごしてたりするんだけどなぁ。
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