JAZZ SINGER REIKO OSHIBUCHI 押淵玲子オフィシャルブログ

福岡で活動しているSINGERです。乳がん闘病中(再発転移あり)の事や、音楽の事など。
そして、趣味の着物リメイクなど

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尚、CDは2,800円のものは800円を2,500円のものは500円を
「がんの子供を守る会」また「あしなが育英会東北レインボーハウス建設募金」に寄付いたしております。

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2016年12月4日(日)18:00~
ANIME JAZZ THE LAST
10年間皆様に愛されて続けてきたANIME JAZZ LIVE
ライブはこの日が最後となります。
どうぞ、お見逃しなく!

入院

2018-05-28 22:04:33 | 日記
脳転移の再々発で、明日、ガンマナイフの施術です。
今日は朝から入院準備。
慌ただしく家を出てきたら、やっぱり色々忘れた。
内職の道具というか、資料。
これじゃ仕事できんよ。
やっぱり、七夕に派手なアレンジの曲をやるのはやめておこうかな。。。
というか、昨日思いついた曲だし
インストでというか、鍵ハモとピアノでやる曲は1曲あるのだから
そんなにしつこくできるのか?
そして、私の指は動くようになるのか?
問題があるのは左だから
右は辛うじて動くし、もっと練習すればなんとかなる。。。。。かもしれん。
肺活量も問題なのよね。
咳が出ない程度でおさえると
以前の半分くらいの息の量。
頑張って2/3まで持っていけたらなんとかなるかも。
いやいや、今からの新曲は危険だからやめた方が良いよね。
レコーディングも控えているし
作った曲の英語詞が出来ていない。
本当はラテンでやりたいところだが
メロディがどうだろう?明日、暇な時間は沢山ありそうだし、頭の中でアレンジしてみよう。

さあ、明日は施術準備で6時起き。
7時から夕方まで絶飲食。
早く寝よう。

ところで、色んな所に転移して、新しい薬も効かなかった残念な私のことを
「本当は末期がんじゃないのでは?同情かってライブの客を集めてるなどと失礼な事を言っている輩がいるそうだ。
今までは薬に恵まれて、11年も闘病してきたけれど、最近は本当に下降線。
末期がんって今は即死ぬわけじゃないのよ。
他臓器転移すると、末期がんのステージ4なんだけど、
ここからの治療方法が色々研究され
また、痛みや諸症状を抑えてくれる薬も
副作用を抑える薬も沢山良い薬が出来て
精神的苦痛が減る分延命出来たりするから。

それでも、私は寿命を全うする事は叶わない現実もあるのよ。
いつ、しんどくなって「闘病やーめた」と思うかわからんしね。

ところで、ここの病院と私は相性が悪いのかな?
朝は平気だったのに、血圧を測る時に物凄い発疹。
なんなんだ?


更に希望を砕く

2018-05-13 21:58:37 | 日記
連休明けの検査は更に厳しい数字が出て
CA15が70を超えるという…
これは明らかに薬は効いていないという事です。
私にとっては「困った時の特効薬」アバスチンとパクリタキセルという抗がん剤を、また、使う事になりました。
だんだん体力も落ちて
薬も短期間しか効かなくなっている気がしますが
何とか今年いっぱいは頑張ろうと思います。

いつも一緒にやっているメンバーも
クールなCDの選曲を楽しみにしているようだし。
というか、だいたいどこら辺を選ぶのか、分かっていると思うけど
ここ10年ほどの私のアレンジ
特に速いスィングとか、16ビートとか
この前のライブで歌ったThe show must go onなど、私しか歌えないであろう説得力でアレンジされたクィーンの名曲とか。
まあ、あまり「仕事」としての演奏は最近やっていないのと、ベテランだけど無名という
なんとも悲しい身の上で…。
もう録音さえすればCDは限定販売的な枚数にしようか、とか。
良い作品が出来れば良いかな、と思っているところ。
売れてなんぼ、という価値観はあまり好きではないので。

今日は気分が悪く、ベッドでテレビを見たいて、久しぶりに関西の時事討論番組(?)を見た。
メディアの問題点が取り上げられていた。
私も時々カチンと来る事があるメディアの対応。
「お前らの価値観が絶対的に正しいわけじゃない」
と言いたい、
新聞、特に記者の署名報道は責任があるので腹が立つことはないが
テレビで番組になる前や企画段階での会話では
傷つく事が多い。
私はまず、乳がんの末期でいつも万全の体調ではないから
元気な時しか取材に応じないし、映されている時にはにこやかに笑っている。
声も元気な声で応対し、自分の闘病も冗談を交えて話したりする。
音楽に対する思いも、真剣に話しても半分も理解して頂けないので、少し分かりやすくして話す。
特にANIME- JAZZに関しては、見なくては、聞かなくては分からない。
どれだけ時間をかけて完成度を上げているのか。
それを表面しか捉えずに「ああ、真剣にジャズを歌っているということではないのですね」みたいな事を言って
「想像したものと違うので取材は打ち切りに」

こんな事が何度あった事か。

病気に関しては「元気そうに見えるので絵にならない」とか。。。

その時々を、生きていたいから笑ったり、冗談言ったりするんだよ。
いつも深刻な顔して「そうなんですよ。。。」って低い声で話さないと信用しないのか?
今は終末期でも薬が丁寧に細かく処方されるので
「壮絶な死」は殆どない。
皆んな、安らかに穏やかに逝く事が出来るように先生方も努力してくれる。
去年、散々な闘病だった時でも、普通の時の点滴なんて10回くらいだし、抗がん剤も基本通院加療だし
そんなに劇的な生活はないのだ。

それを「絵にならない」って。
メディアは変だ。

今日は久々テレビの前で「そうだそうだ」と思った。
ずっと微熱が続いていたのが、更に発熱したかも。

先日のライブ

2018-05-04 16:53:25 | 日記
4月30日のライブには沢山の方においでいただき
誠に有難うございました。
前半はなかなか声が良く出ない曲があったりしましたが
後半は何とかノリノリの状態というか
曲を大盛り上げ出来るくらいで
声もすんなりと出せるようになり
これもお客様の熱い想いが私に伝わったものだと思います。

前半に少し横を向いた途端
天地が分からなくなり
倒れそうになりましたが
丹羽さんのナイスフォローで事なきを得ました。
本当に倒れてしまうと立ち上がるのが大変ですから。

2月のライブの時も倒れそうになりましたが
やはり、今の私には水と共に携帯酸素が必需品のようです。
今度からステージに置いておきます。

冷っとさせてごめんなさいね。

さて、久しぶりにセットリストです。

1.Sister Sadie
2.Makin' Whoopee
3.Girl Talk
4.木蘭の涙
5.Love Me Or Leave Me
6.Street Life

1.A Child Is Born
2.Sweet Georgia Brown
3.ガッチャマン
4.The Show Must Go On
5.You Don't Know What Love Is
6.Almost Paradise

ジャズの王道と言われる曲あり、ジャージャ!で入るような感じの奴ですね。
ゆる~いブルースっぽい曲あり
ノリノリ16ビートあり、と。。。

レコーディングの選曲もにらんでの選曲でしたが
結構このメンバー独特のクールさが出ていたんじゃないかと思います。

木蘭の涙はその数日前にピアノの方が亡くなったり
友達が亡くなったりという事で
そういう事で選んだ曲ではなかったのに
何だか、歌っていて泣けてくるような感じになりました。

歌っていて思ったのですが
やはり、私は16ビートがあっているのかな?
丹羽君もいいエレベを買ったから16ビートやりたいと言っていたし
う~~~ん、そうだね。
ちょっとハードな感じのがいいかな?

色々書こうと思っていたけど
今から家族全員そろってのBBQなので
次回に。。。