JAZZ SINGER REIKO OSHIBUCHI 押淵玲子オフィシャルブログ

福岡で活動しているSINGERです。乳がん闘病中(再発転移あり)の事や、音楽の事など。
そして、趣味の着物リメイクなど

ああ、やっと一息

2012-06-26 15:27:52 | 日記
今朝、やっと父が退院。
毎日の病院通いがなくなりました。

ちょっと自分の仕事と練習時間が出来ます。

老いた両親は早朝から電話攻撃で大変です。
ちょっと無視していると留守電に10件以上入っていたりします。
もう、それを見るとどっと疲れが出ますが
介護者は私だけなので、仕方のないことです。
(これは子供が一人他界したからではなく、ずっと前から私しか看る人はいませんでした)

お昼は爆睡しました。
久しぶりに深い昼寝をしました。
全身があちこち凝っています。
ほぼ毎日母を支えながら、駐車場から病室まで通っていましたからね。

母が入院した時は
ほぼ毎日父を病院玄関で待たせて
車椅子に載せて母の病室まで行っていました。

その後の診察日もそうですが
今後も車椅子を押すために、私は駆り出されることとなるでしょう。
自滅しないようにしなくては・・・
経理の銀行の帳簿をちゃんと入力していないので(今年の分ね)
この作業が進まないと現金帳簿だけでは銀行帳簿と合わなければ入力ミスもありますから
ああ、税理士さん、ごめんなさい、給料明細だけFAXで送ろうか、です。
これはちょっと今から頑張らねば!です。

そして今朝、crossFMのモーニングゲイトに出ましたが
皆さんお聞きになりましたか?
ものすごーく変わったことというわけではありませんが
自分の病気の事もあり
「まだ、私、がんばってるからね!」というアピールでもありました。

乳がんでミュージシャンという方も知っている限りでは福岡に2人ほどいらっしゃいます。
彼女たちはメディアに出ませんが・・・・。

早期発見であるのか
そうではなかったのか、という所で
抗がん剤治療、全摘、リンパ廓清したのか、どうか
という差でメディアの取り上げ方が違うようです。
私もいつまでも「乳がんシンガー」と言われて記事になったりするのはどうかな?ですが
新聞記者さんが
「でも、やはり同じような中期に発見されて再発が恐い
と思いながら暮らしている方たちには
再発しても副作用と付き合いながら一生懸命生きている時間を過ごしているんだ、という
そういう支えにもなるのではないか」とのことで
まあ、確かに普通の主婦ではなかなか記事にはならないし
ラジオにも出ないわけですから
「みんな、私は生きてるよ!もうちょっと生きていようね」
というアピールにはなるかな、と最近は開き直っています。

私自身もですが
乳がんも中期以降の発見、また再発患者は治療期間が長いですからね。
歩みの遅いがんなので、それだけ時間の余裕もあるという事ですが
だからと言って
もう再発もしてしまうと「長生き」というのはあまり望めません。

どう生きるのか。
後悔のない人生。
人生をかけた仕事を残す、とか
そういう思いだけで何年も闘病して行かなくてはなりません。

先日、やっと初発から5年を超えました。
「やっと」です。
早期発見でその後順調な人はここでおおよその治療は終了ですが
中期以降、再発患者にはまだ倍の治療期間があります。
本当に長いですね。

おそらく、私は節制というものをしていないし
仕事を減らすこともしていないので
再再発という可能性も高いのですが
たぶん、そうではなくても確か「一生、ずーっとがんと付き合ってください」だったと思います。
長いお付き合いができると、生きる時間も伸びますから。

まあ、そういう事でメディア露出は多いし
メディアも「乳がん」を無視できないそうなので
こんな状態でも、ここまで活動してる、と発信し続けていきます。
でもね、本心は「乳がん」という冠なしでも質の高いライブをしているよ!なんです。
特にANIME-JAZZはね。
他人に真似されるくらいだから(笑)
これはもうちょっとしてから正式に抗議文を出そうかと思っています。
こちらは日付のはっきりしているライブ録音資料等もありますから。

さて、このブログ
前のブログのソースを自信たっぷりでいじりすぎて
前のブログが初期化されてしまったので、潔く引っ越しています。
オフィシャルで使っているメアドと同じで
本メアドから色々なものをアップしないように・・・。
自信過剰はダメですね。

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