人生の重要度

私はある日突然死ぬという事は交通事故以外ではない。
事故は誰しも同じように危険性があるもの。
よく「病気をしたからって他人もみんな同じなのよ。私も明日交通事故で死ぬかもしれないんだもの。」
と言われるが、いや、それは私も同じなんですよ。
それ以上に死に至る素因があるという事。

でも、ちょっと時間の余裕があるのは確かなので
当然優先順位がつく。

仕事（音楽）
介護
闘病

と言うのが今の順位。

あと10年くらいでどれだけ自分の仕事を残せるのか
良いライブ、質の良い音楽を残して行きたいと思う。

そして、私しか介護者はいないので、親の介護は私がやるしかない。
施設等を利用してくれると私も安心だが
両親は古い家だが、広い敷地の広い家というのに固執しているから
きっと、施設へは入らないと思う。
そうなると家族が介護をするので、私しかいない。
これは逃れられない、ということかもしれない。

最後が闘病。自分の命だ。
これは最近どうでもよくなってきた。
薬は飲んでいるけれど
両親の介護はストレスが溜まるので、入院とかストレスの溜まりそうなときには
もう、飲まない。
そして、自分ではもう何もできないのだし
養生をできる環境でもない。
再々発という事も可能性がない事ではないが
動けなくなる治療は受けられない。
両親の認知症がもうしばらく進まなければ
或いはそういう時に何らかの治療を受ける事もできるが
残念ながら、状況は厳しい。

それで、命はあまり大切にできない。

きっと「そんな事を言わずに・・・」と思う人も多いし
そう忠告する人も多い。

じゃあ、どうやって時間を工面できる？

まあ、とりあえず
「音楽」が一番優先されることなので
良いライブ、良い曲、良いCDを作っていきたいと
それだけは切に思って暮らしている。