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札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

木造校舎・廃校 伊達市の閉校

2025-06-04 13:51:28 | 木造校舎・廃校

伊達市の閉校  ※赤字は今回レポート

「小学校」

「中学校」

  • 伊達市立関内中学校(2004年伊達市立光陵中学校へ統合)
  • 伊達市立有珠中学校優健分校(2006年)
  • 伊達市立有珠中学校(1948年伊達第一中学校有珠分校から独立、2010年光陵中へ統合
  • 伊達市立長和中学校(2010年光陵中へ統合)
  • 伊達市立達南中学校(2017年伊達市立伊達中学校へ統合)
  • 伊達市立大滝中学校(2019年大滝小と統合し伊達市立大滝徳舜瞥学校へ)

「高等学校」

※統合した旧大滝村の学校は旧大滝村でレポートします

 

小学校、中学校の併置校が多いと勘違いして中学校はノーマークだった
立派な校舎を持った閉校中学校をノーマークだったのは痛いミスであった。

 

 

 

「旧伊達市立稀府小学校」

 

開校:明治14(1881)年
閉校:令和4(2022)年
校舎:(確認中)年竣工

伊達市中稀府町85

ナビ「伊達市立稀府小学校」 ※2025年5月7日撮影

 

稀府(まれっぷ)の街は室蘭市と伊達市中心部の中間あたり
噴火湾に面して山まで伸びる街

令和4年に閉校になった稀府小学校は用途は変われど
ほぼ現役校の体を成していた。

校舎は街の地形を表すかのように海側から山側へ縦に伸びる
現在は「稀府農業研修センター」として体育館や校庭を使用しているようだが時間がなく確認していない。

石碑が一つあるがこれは創立百周年のもので閉校記念碑ではなかった。

この場所から山を見れば左右に過去に登った「室蘭岳」「稀府岳」「伊達紋別岳」がよく見えてこれはこれで懐かしかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「旧伊達市立関内小学校」

 

開校:明治14(1881)年
閉校:移転 現役校
校舎:(確認中)年竣工

伊達市東関内町63番2

ナビ「伊達市関内農業研修センター」 ※2025年5月7日撮影

 

正式には「旧校舎」。 旧関内中学校の校舎を使用して
「関内小学校」は移転し現存している。

関内の街は山の裾野のような場所で農業が盛んだ。

旧校舎は平屋で体育館を含めL字型
木造モルタルかRCかは未確認。

現在は「伊達市関内農業研修センター」として活用され
その入り口は農地側からなので行かず。

上記写真の正門側と通用門側と2か所から入り見学した。

正門側は玄関と体育館が連なり、入り口横に石碑あり

 

通用門側は校庭に出る
雑草がひどく資材置き場ですでに校庭ではなくなっていた。

 

さて「旧関内中学校」の方だが、場所柄てっきり小学校と併置校だと思っていた
改めて確認すると、わずかな距離に新しい「関内小学校」校舎があり
その校舎がかつての中学校だったのだ
記念碑も、校名プレートも現存しており、行けば良かった!
なんと勿体ないことを・・・・平成16(2004)年閉校

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

びっくりした!

石碑は百年記念

 

 

 

 

 

よく見るとバックネットや鉄棒あり

 

ポールも

 

 

「旧伊達市立長和小学校」

 

開校:明治14(1881)年
閉校:令和6(2024)年
校舎:(確認中)年竣工

伊達市長和町462-1

ナビ「伊達市立長和小学校」 ※2025年5月7日撮影

 

長和の街は伊達市街地を一旦抜けて、有珠方向へすぐにある街だ

長和小学校の閉校は令和6年なのでやっと1年が経過した
その校舎はお洒落で綺麗だし、なにより体育館のデザインが人目を惹く。

アーチを描く柔らかな正面玄関と体育館の対比が面白い
校内にはステンドグラスも見えた。

また玄関前にある石碑は開校30周年記念で伊達市の小学校は
周年記念に大きな石碑を作ることになっているのかも知れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「旧伊達市立有珠小学校」

 

開校:明治17(1884)年
閉校:令和5(2023)年
校舎:(確認中)年竣工

伊達市向有珠町195-2

ナビ「伊達市立有珠小学校」 ※2025年5月7日撮影

 

有珠の街は伊達市の西端にあたり隣は洞爺湖町だ
有珠小学校も閉校してからまだ2年 学校施設に大きな変化は無いように見える。

旧型の校門と校名プレートには歴史を感じる
校舎はRC造りでそのグレーの色から学校らしくない?印象をうける

体育館もよくあるカマボコ型で裏側がグラウンドになる
時間が足りず裏側まで廻らなかったが、そちらから見る校舎はどうなのだろうか。

前庭にはここも大きな百周年記念の石碑があり、トーテムポールや二宮像も歴史を感じた。

 

学校を後にし、次の目的地に向かう途中で複数の石碑を見た
「伊達市有珠地区コミュニティセンター 白鳥館」の前に3つ
有珠小学校に関する石碑もある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「伊達市有珠地区コミュニティセンター 白鳥館」前

これは閉校時の校門か?

こちらはバチラー八重子さんの歌碑

これは開校百周年記念 学校にも百年の石碑があったが?

 

 

 

「旧伊達市立達南中学校」

 

開校:昭和22(1947)年
閉校:平成29(2017)年
校舎:(確認中)年竣工

伊達市北黄金町49-135

ナビ「伊達市立達南中学校」 ※2025年5月7日撮影

 

達南中学校があった北黄金町は室蘭市と稀府町の間にある町で
学校は海から離れ山側の一帯がやや小高い場所にあった。

遠くから見ると建物も学校しかなく、あそこまで毎日通っていたんだなと思ってしまう現在の近辺だ。

学校は連続アーチのおしゃれな1階と一部2階建て
それと体育館が現存している。

体育館の端に何か見えるので行って見たら旧校門であった
しっかりと校名プレートも付いており、現在の校舎が新築される前は
こちら側に玄関があったのだろうか

それにしてものどかな場所である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「旧北海道伊達緑丘高等学校」

 

開校:昭和58(1983)年
閉校:令和5(2023)年
校舎:(確認中)年竣工

伊達市南稀府町180-4

ナビ「北海道伊達緑丘高等学校」 ※2025年5月7日撮影

 

緑丘高等学校は開校が比較的新しく名前のイメージが良い
開校時には話題になり近辺の中学生から人気があったと伺われる。

現在の学校の廻りは畑が広がっていた。

校舎はRC造りの2階建てで、2階の左右コーナーが窓になっている
やはり1階に打ち付けられたベニヤ板がもの哀しい

開校から40年で閉校した
閉校にはいろんな影響が近隣にはあったことだろうが
一番はさびしくなったことかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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