札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

「小樽市の歴史的建造物 ⑦」

2022-02-27 12:07:11 | 小樽市

*町ごとに現存し撮影した建物だけ記載します
*町のコメントはwikipediaと私的所感です
*名前は1994年発行時のものです
*「小樽の建築探訪」とダブリます
*未訪問は訪問後に追加していきます
*現役個人宅は町名まで
*wikipedia、google streetview 
*「札幌ノスタルジック建築散歩」様、「小梅太郎の小樽日記」様引用

 

【信香】



信香町はJR線と臨港線、勝納川に囲まれた小さな街である。

古くからの一般住宅や商店があるが、他の街同様に取り壊しや新築に代わってきている
地理的に札幌~小樽間の通行路にもあるため臨港線沿いには大店舗も出来ている。

 

『旧岡崎倉庫』 信香町2丁目2 *現田中酒造 亀甲蔵 +内部見学自由


2020年10月撮影

 

『S氏宅』 信香町5丁目 


2020年10月撮影

 

『旧小町湯温泉』 信香町11丁目4 開業明治15年(1882年)+2021年10月閉店


2020年10月撮影

 

 

【奥沢】

奥沢町は国道5号線から奥沢十字街から派生する393号線沿いに山側に向かう広い面積の町である。

393号線を進むとやがて朝里へ抜けるが札幌からくる場合、目的地によってはこのルートを使う
また毛無山からキロロリゾートへ赤井川村へ行くルートでもある。

古くから小樽の代表的な製造企業としてミツウマ、第一ゴム、北の誉(閉業)などがあり工場も多い。

 

『旧石橋商店醤油工場』 奥沢1丁目21-15 明治32年(1899年)


2020年10月撮影

 

『平野製パン』 奥沢1丁目25-7 +開業昭和25年(1950年)


2020年10月撮影

 

『K氏宅』 奥沢1丁目 大正13年頃


2020年11月撮影

 

『中ノ目製菓(株)』 奥沢3丁目26-9 +開業昭和25年(1950年)


2020年12月撮影

 

『旧三馬本社』 奥沢4丁目26-1 +創立大正8年(1919年)


2021年5月撮影

 


【天神】

天神町は山に向かって広大な面積がある町である。

住宅街は北部の一部に限られ南部のほとんどは水源地や毛無山などの山林だ
水源地までの勝納川沿いには古くからの工場関係の施設が残る。

秘境「穴滝」は天神町の最奥から徒歩で行ける。

 

『奥沢水源地取水塔』 天神2丁目 大正3年(1914年)


2021年5月撮影

 


【真栄】

札幌には真栄(しんえい)という地区があるが小樽では(まさかえ)と読む。
敷地は奥沢町を東にずらしたように似ており、やはり毛無山の山頂近くまで真栄町だ。

町の中心はやはり中部から北部になり市内で最も古い本堂の「龍徳寺」が最北部にある。


『龍徳寺本殿』 真栄1丁目3-8 明治9年(1876年)


2021年9月撮影

 

『旧北の誉製品庫』 真栄1丁目7 明治後期


2022年2月撮影

 

 

【築港】

区域はフェリーターミナルがある、勝納埠頭と一大商業施設のウィングベイ小樽から平磯岬までの細長い地域になる。

戸建て住宅は少なく代わりに高層マンションがある
港湾関係の施設とJR小樽築港駅近辺の施設が中心になる。

 

『旧小樽築港事務所見張り所』 築港2丁目2-2 明治10年(1835年)


2020年10月撮影



【潮見台】

真栄からさらに札幌寄りに移動したような地区だ。

名前の通り高台にあり眺望の良い町である
ゆえに「和光荘」など社主が自社を見下ろすような邸宅も出来る。

他に古くからの住宅や浄水場など見るべき建造物や邸宅があり
珍しいのはジャンプ台が住宅地のすぐ裏手にある。


『旧野口喜一郎宅』 潮見台2丁目4-1 大正11年(1922年)*現和光荘(2021年現在敷地内立入禁止)


2020年9月撮影

 

『旧野口酒造職員倶楽部』 潮見台2丁目 昭和8年(1933年)


2021年9月撮影

 

『Y氏旧邸』 潮見台2丁目 昭和2年(1927年)


2021年3月撮影

 

『M氏宅』 潮見台2丁目 


2021年9月撮影

 

『O氏宅・蔵』 潮見台1丁目 *蔵は大正5年(1916年)


2021年9月撮影

 

『潮見台浄水場管理棟』 潮見台4丁目143 昭和2年(1927年)


2021年3月撮影

 

『潮見台ポンプ場』 潮見台2丁目22-28


2021年3月撮影



【新富】

新富町も対角になる信香町同様に小さな街である。

小さいながらも古くからの市場や学校、教会などがある
一般的な住宅が多いが蔵を持つ住宅もある。 

 

『S氏宅』 新富町7丁目 昭和23年(1948年)


2021年3月撮影

 

【桜】

桜は市内中心部と朝里地区の中間にあり広い面積を持つ。
その昔、この地域は熊碓と言われて現在は船浜町になる東小樽海水浴場も熊碓海水浴場と言われた。

現在は平磯岬から朝里川の間の国道5号線より山側の地域で、斜面に広がる閑静な住宅街となっている。
小樽市および札幌市のベッドタウンとして機能している。

東は朝里川を挟んで新光、西は若竹町及び潮見台、南は望洋台、北は船浜町と接する。

 

『旧猪俣安之丞宅』 桜1丁目1-13 明治33年(1900年)*現銀鱗荘


2020年10月撮影



【銭函】

銭函地区は明治のはじめには、札幌に海から至る交通上の要地であり、その後も小樽と札幌を結ぶ中継点として栄えた。

札幌市のベッドタウン化しつつあり、札幌市星置と隣接しているので人口は増加傾向にある。
また、準工業地帯として軽工業的な工場が立ち並び工業団地を形成している。
一方、漁師町の流れをくむ1丁目及び2丁目地域では、昔ながらの商店やもちろん現役の漁師が住む歴史ある街として現存している。

町名は和名と思われ、いつもニシンが大量にとれたため、「銭函」となったとされる

 

『T氏宅』 銭函2丁目 昭和8年(1933年)


2022年2月撮影

 

『旧大坂屋呉服・質店蔵』 銭函2丁目3-4 *ストアハウス大坂屋


2022年2月撮影

 

『(株)新宮商行 銭函工場』 銭函2丁目32-1 


2022年2月、20年11月撮影

 

 


「小樽市の歴史的建造物 ⑥」

2022-02-25 10:56:44 | 小樽市

*町ごとに現存し撮影した建物だけ記載します
*町のコメントはwikipediaと私的所感です
*名前は1994年発行時のものです
*「小樽の建築探訪」とダブリます
*未訪問は訪問後に追加していきます
*現役個人宅は町名まで
*wikipedia、google streetview 札幌ノスタルジック建築散歩様引用

 

【堺町】

堺町はその昔、於古発川を境に小樽と高島に分かれていたために付けられた町名と言われる。

特に「堺町通り」は観光客が最も多い地区であろう
通りの両側に商店が並び、歴史的建物もあれば通りのイメージに合せて
レトロ風に新築した建物もある。

小樽に初めて訪れたら必ず行くであろう地区だ
今は一方通行の堺町通に昔は循環バスが交互で走っていた。

 

『旧北海雑穀(株)営業所』 堺町1-18 明治44年(1911年)*現小樽彩や


2020年11月撮影

 

『旧第百十三国立銀行小樽支店』 堺町1-19 明治26年(1893年)


2020年10月撮影

 

『岩永時計店』 堺町1-21 明治29年(1896年)*現小樽オルゴール堂堺町店


2020年11月撮影

 

『旧金子元三郎商店』 堺町1-22 明治20年(1887年)


2020年11月撮影

 

『旧百十三銀行小樽支店』 堺町1-25 明治41年(1908年)*現小樽浪漫館


2020年11月撮影

 

『旧寿し処多喜二』 堺町2-22 大正初期 *現たけの寿司


2020年11月撮影

 

『奥野商店㈱』 堺町3-22 


2020年11月撮影

 

『旧久保商店』 堺町4-5 明治40年(1907年)*現くぼ家


2020年11月撮影

 

『旧ヤマフク物産倉庫』 堺町5-28 *現北一硝子ギャラリーヴェニーニ


2020年11月撮影

 

『旧広海二三郎商店』 堺町5-33 明治44年以前 *現おたる瑠璃工房


2020年11月撮影

 

『旧稲積倉庫㈱蔵』 堺町5-36 大正2年(1913年)*ふじ鮨


2020年11月撮影

 

『旧木村倉庫』 堺町7-26 明治24年(1891年)


2020年11月撮影

 

 

【住ノ江】

住ノ江町は北側はJR線を境界に国道5号線をまたぎ、住吉神社までの区域。

神社付近は小高い丘になっており、位置的に海から小樽市内を一望出来る場所にある
それゆえか、古くからの邸宅が多く、現存もしている。

またJR南小樽駅近辺は問屋街として栄え、今も古い商店や蔵を見れる。


『旧水上歯科医院』 住ノ江1丁目6-26 昭和7年(1932年)


2020年9月撮影

 

『住吉神社社務所』 住ノ江2丁目5-1 昭和9年(1934年)


2020年10月撮影

 

『旧佐々木静二宅』 住ノ江2丁目2-7 明治30年(1897年)*現カトリック住之江教会


2020年10月撮影

 

『旧佐藤銀平宅』 住ノ江2丁目 大正初期


2022年2月撮影

 

『旧丸ヨ石橋商店別邸』 住ノ江2丁目3-18


2020年9月撮影

 

 

【住吉】

住吉町は臨港線とJR線に挟まれた地域で小樽にしてはわかりやすい。

この地区は昔から卸問屋が多く、付随して蔵も多く現存している
JR南小樽駅や市立病院も近いので食堂も多かったが今はそうでもないようだ。

港を見下ろす場所にあるので眺めがよくお屋敷が建てられた。


『I氏宅』 住吉町4 明治39年(1906年)


2020年9月撮影

 

『旧共成(株)』 住吉町4-1 明治45年(1912年)*現小樽オルゴール堂本館


2020年10月撮影

 

『旧共成(株)住宅』 住吉町4-1 *現からくり動物園


2020年11月撮影

 

『旧魁陽亭』 住吉町4番7 明治29年(1896年)


2020年9月撮影

 

『旧神野兄弟合名会社』 住吉町6番1 大正7年(1932年)*現斎田産業㈱北海道営業所


2020年10月撮影

 

『旧旧作左部商店蔵』 住吉町15番3 明治初期 *現シーボート


2020年9月撮影

 

『旧小堀商店』 住吉町14番4 昭和7年(1932年)*現イトウ舷旗や


2020年9月撮影

 

『旧住友石炭鉱業㈱』 住吉町3番15 昭和7年~8年頃(1932年~33年頃)


2021年4月撮影

 

『H氏宅』 住吉町3番 大正末期


2020年10月撮影

 

『旧北海織物㈱』 住吉町6番16 昭和初期 *現手打ちそば いろは


2020年10月撮影

 

『若林商店』 住吉町9番13


2020年10月撮影

 

『旧三〼そば河本』 住吉町16-7 


2020年10月撮影

 

 

【若松】

小樽市立病院を一角としJR函館本線と国道5号線、勝納川、住吉神社前通りに挟まれた地域
小樽にしては、はっきりとした境界の町だ。

古くからの商店や小規模の会社が多いが基本的には住宅街になるだろう
現小樽市立病院がある場所は旧量徳小学校であった。

『岡川薬局』 若松1丁目7-7 昭和5年(1930年)


2020年9月撮影

 

『旧深谷電機社長宅』 若松1丁目 昭和2年~3年(1927年~28年)


2021年3月撮影

 

『M氏邸』 若松1丁目 大正14年(1925年)


2021年9月撮影

 

『旧清水売炭所』 若松1丁目8-17 明治末期


2022年2月撮影

 

『旧宮下兵太郎宅』 若松2丁目 明治中期


2022年2月撮影

 

 


「小樽市の歴史的建造物 ⑤」

2022-02-24 18:09:27 | 小樽市

*町ごとに現存し撮影した建物だけ記載します
*町のコメントはwikipedediaと私的所感です
*名前は1994年発行時のものです
*「小樽の建築探訪」とダブリます
*未訪問は訪問後に追加していきます
*現役個人宅は町名まで
*wikipedia、google streetview 札幌ノスタルジック建築散歩様引用

 

【花園】

小樽市中心部に位置する。
地区西部の小樽公園から海側の相生町にある水天宮にかけての丘陵地上にあり、地区内は起伏がある。東は山田町、相生町、西は緑、南は入船、北は稲穂、富岡に接する。

花園は古くから小樽市の中心として栄え、現在でも市役所や消防本部などの官公庁が多く、また歓楽街としても機能している。
国道5号線が地区の中心を横断しており、主に山側が官公街、海側が歓楽街となっている。

隣接する稲穂地区等とともに小樽市の中心部を形成している。稲穂地区が繁華街となっているのに対し、花園地区は歓楽街としての色が濃い。

 

『嵐山ビル』 花園1丁目6-3 


2020年8月撮影

 

『だるま湯』 花園1丁目11-1 昭和5~9年頃(1930年~34年頃)


2020年8月撮影

 

『喫茶コロンビア』 花園1丁目10-2 昭和23年(1948年)


2021年9月撮影

 

『旧田中氏宅』 花園2丁目 大正5年頃(1916年頃)


2020年11月撮影

 

『H氏宅・蔵』 花園2丁目 明治38年頃(1905年頃)


2020年11月撮影

 

『旧スタンダード・バキューム石油事務所』 花園2丁目2-50 昭和25~29年(1950年~1954年)


2020年10月撮影

 

『小樽市庁舎本館』 花園2丁目12-1 昭和8年(1933年)


2020年11月撮影

 

『旧小樽保証牛乳工場・事務所』 花園2丁目12-13 昭和9年または11年(1934年または36年)*現小樽ミルク・プラント


2020年9月撮影

 

『旧麻田百貨店』 花園3丁目1-2 昭和3年(1928年)*現カフェ ミレット


2021年3月撮影

 

『旧上坂紙店・蔵』 花園3丁目1-1-9 昭和6年~7年頃(1931年~32年頃)


2020年11月撮影

 

『ツルヤ菓子舗』 花園3丁目16-3


2020年11月撮影

 

『旧黒瀬病院』 花園3丁目4-17 大正13年(1924年)*現ゲストハウス LittleBarrel


2020年9月撮影

 

『F氏宅』 花園3丁目 大正末期


2020年9月撮影

 

『旧原寛治宅兼事務所』 花園3丁目8-3 昭和4年(1929年)


2020年11月撮影

 

『旧たこ芳』 花園3丁目9-3 昭和4年(1929年)


2022年2月撮影

 

『旧小樽無盡(株)』 花園4丁目1-1 昭和10年(1935年)*現遊人庵


2020年8月撮影


『花園会館』 花園4丁目3-8 昭和2年(1927年)


2020年9月撮影

 

『旧小樽組合協会』 花園4丁目20-18 大正15年(1926年)*現日本基督教団小樽公園通教会


2020年9月撮影

 

『小樽市公会堂』 花園5丁目2-1 明治44年(1911年)


2020年9月、21年4月撮影

 

『小樽市民会館』 花園5丁目3-1 昭和58年(1963年)


2021年4月撮影

 

『旧青木乙松宅はなれ』 花園5丁目4-17 大正5年頃(1916年頃)


2020年10月、22年2月撮影

 

『A氏宅・蔵』 花園5丁目 明治38年頃(1905年頃)


2022年2月撮影

 

『旧世継仁作宅、事務所』 花園5丁目7-3 大正11年(1922年)*現はしをね


2020年11月撮影



『旧熊谷清治宅・蔵』 花園5丁目8-4 大正4年(1915年)*現ゆるり庵


2020年11月撮影

 

 

【東雲】

市内中心部と港地区に挟まれた小高い丘の町である
住宅街が中心だが港を一望できる地区でもあるので豪商の屋敷も現存している。

北は寿司屋通りに面し、南は水天宮に接している
「北の学習院」と呼ばれた旧堺小学校には豪商や支店長クラスの子供が通ったとのこと。

 

『旧板谷邸』 東雲町1-19 大正15年(1926年)*現Habor Light KAIHOUROU


2020年9月撮影

 

『旧砂山商店』 東雲町1-2 


2020年11月撮影

 

『古民家(廃)』 東雲町1-3


2020年11月撮影

 

『小樽聖公会』 東雲町10-5 明治40年(1907年)


2020年9月撮影

 

『旧寿原邸』 東雲町8-1 大正1年(1912年)


2020年10月撮影

 

『旧光亭』 東雲町3-8 昭和12年(1937年)*現罐友クラブ


2020年9月撮影

 

『O氏邸』 東雲町9 


2020年11月撮影

 

 

【相生】

東雲の南隣りでやはり丘の上にある
港方面が綺麗に見える水天宮があり、観光客で賑わう堺町通りを見下ろす位置にある。

住宅が坂道に密集し車も入れない箇所もある
比較的古い建物が現存しており地理的にも港で商売をしていた住民が多いのかも。

 

『水天宮本殿・拝殿』 相生町3-1 大正8年(1919年)


2020年8月撮影

 

『K氏宅』 相生町2 明治30年(1897年)


2021年4月撮影

 

『おたるないバックパッカーズホステル杜の樹』 相生町4-15 


2021年3月撮影

 

『旧村住三右衛門別邸・蔵』 相生町4-27 明治35年(1902年)


2021年3月撮影

 

『旧寿原産業鳳星寮』 相生町7-10 昭和9年(1934年)


2020年11月撮影

『相生会館』 相生町7


2020年10月撮影



 

【港町】

小樽港にある6つのの埠頭のうち4つの埠頭が港町になり
小樽運河の海側も港町だ。

港の施設と倉庫、それと観光客用の施設が多く、住宅は見当たらない
小樽の倉庫は木骨石造で明治時代に建てられたものが多い。

 

『小樽倉庫NO1,NO2』 港町2-2 大正13年(1924年)


2020年11月撮影

 

『旧篠田倉庫』 港町5-4 大正14年(1925年)


2020年10月撮影

 

『旧浪華倉庫』 港町6-5 大正14年(1925年)


2020年10月撮影

 

 

 


「小樽市の歴史的建造物 ④」

2022-02-23 13:05:13 | 小樽市

*町ごとに現存し撮影した建物だけ記載します
*町のコメントはwikipedediaと私的所感です
*名前は1994年発行時のものです
*「小樽の建築探訪」とダブリます
*未訪問は訪問後に追加していきます
*現役個人宅は町名まで
*wikipedia、google streetview引用

 

 

【富岡】

港から色内町が倉庫や金融、稲穂町が商業、そして続く小高い丘にある富岡町はそれらの豪商、企業の支店長など
邸宅が多い町であった。

現在でもその名残りはあり現存している
町のシンボルである富岡教会も健在であり、坂の町だが歴史のある住宅を見るのも楽しい町だ

 

『旧遠藤又兵衛宅邸』 富岡1丁目9-4 明治39年(1920年)



2021年4月撮影

 

『旧第一銀行小樽支店社宅』 富岡1丁目9-13 大正9年(1906年)


2021年4月撮影

 

『旧田辺宅』 富岡1丁目 大正6年頃(1917年頃)


2021年4月撮影

 

『T氏宅』 富岡1丁目 大正10年(1921年)


2021年4月撮影

 

『旧金子元三郎邸 長屋門』 富岡1丁目18-28 明治末期 *現勇建設(株)小樽営業所


2021年4月撮影

 

『富岡カトリック教会』 富岡1丁目21-25 昭和4年(1929年)


2020年11月撮影

 

『富岡カトリック教会 司祭館』 富岡1丁目21-25 昭和4年頃(1929年頃)


2020年11月撮影

 

『旧橋本宅・蔵』 富岡1丁目 昭和11年(1936年)+撮影後に解体


2020年12月、21年4月撮影

 

『旧伊藤喜之輔宅』 富岡1丁目 大正14年頃(1925年)


2020年11月、21年4月撮影

 

『旧高田治作宅』 富岡1丁目 大正14年(1925年)


2021年4月撮影

 

『O氏宅』 富岡1丁目 昭和6年(1931年)


2021年4月撮影

 

『旧富田豊一宅』 富岡1丁目 昭和3~5年(1928~30年)


2021年4月撮影

 

『O氏宅』 富岡1丁目 昭和14年(1939年)


2021年4月撮影

 

『A氏宅蔵』 富岡2丁目 大正12年頃(1923年頃)


2021年4月撮影

 

『旧島谷汽船㈱社長宅』 富岡2丁目 昭和15年(1940年)


2020年11月撮影

 

 

【緑】

緑町は今回の調査実施により小樽市内で最も木造建築がある町だったようです
調査から30年経っているのでいくつかは取り壊しになったかもだが、現存も多い。

町は商店街のバス通りと小樽商大や小樽葬祭場など広い面積がある
富岡町に隣接しているので豪邸があるのも特徴だ。

 

『村上建築研究所』 緑1丁目 昭和10年(1935年)


2021年6月撮影

 

『旧佐野喜造貸家』 緑1丁目 昭和8年(1933年)


2020年10月撮影

 

『旧小樽拘置所』 緑1丁目9-21 昭和37年(1962年)


2021年6月撮影

 

『旧関野医院』 緑2丁目 大正13年(1924年)


2021年4月撮影

 

『I氏宅』 緑2丁目 大正期


2021年4月撮影

 

『旧平尾弥七宅』 緑2丁目 大正14年(1925年)


2021年4月撮影

 

『旧木村團吉別宅・洋館』 緑2丁目37-37-13 昭和10年(1935年)


2020年12月、21年4月撮影

 

『旧荒田商会社長宅・別荘』 緑2丁目 昭和13年(1938年)


2021年4月撮影

 

『旧杉森耳鼻科医院・宅』 緑3丁目9-5 昭和2年(1927年)*現Pasta Club


2020年11月撮影

 

 

【最上】

天狗山のすそ野に町がありロープウェー乗り場も最上町だ
地理的に市内でも最も上(山側)にあるからついた町名かも知れない。

そのような地形なので町の殆どは坂道にある。

高等学校が3校もあるのが特徴で
北照高校は緑町から移設、未来創造高校は元の工業高校と商業高校を統合したものだ。

 

『旧金沢邸洋館』 最上2丁目 明治37年(1904年)


2020年11月撮影

 

 

【松ヶ枝】

入船から続いてさらに天狗山へ向かう高台が中心で
最上町と同様に小樽市内でも高い位置にある場所。

南西側は山になり住宅は北側に多い
一般個人住宅が多く、邸宅でいくつかの歴史的建物がある。

 

『S氏宅』 松ヶ枝1丁目 昭和2~3年頃(1927~28年頃)


2021年9月撮影

 

『旧鈴木善ノ助宅』 松ヶ枝1丁目 昭和25~31年頃(1950~56年頃)


2021年7月撮影

 

『K氏宅蔵』 松ヶ枝2丁目 昭和9年(1934年)


2021年10月撮影



 

【入船】

北は港近くから天狗山に向かって延びる広い町である
その昔は入船川があったが今ではほとんどが地上から見えない
町名通りに埋め立て以前は港に面していたようだ。

港近くには商店や金融、蔵などがあり山側には住宅地になっており中心部に小高い丘がある
いくつかの古い建物が現存している。

 

『旧上瀬友吉商店』 入船1丁目1-5 大正10年(1921年)*現遊工房


2020年11月撮影

 

『旧戸出物産小樽支店』 入船1丁目1-1 大正15年(1926年)


2020年10月撮影

 

『旧久米商店』 入船1丁目5-9 昭和9年(1934年)*現石ケ守商店


2020年10月撮影

 

『旧中越銀行小樽支店』 入船1丁目1-2 大正13年(1924年)*現銀の鐘1号館


2020年10月撮影

 

『旧角江薬舗』 入船1丁目1-6 明治19年(1886年)


2020年11月撮影

 

『T氏宅』 入船1丁目 昭和3年頃(1928年頃)


2021年3月撮影

 

『旧近岡歯科医院』 入船1丁目 大正頃


2020年10月撮影

 

『旧竹村商店』 入船1丁目2-29 昭和3年(1928年)*現ベリーベリーストロベリー


2020年10月撮影

 

『旧I氏宅蔵』 入船1丁目 


2022年2月撮影

 

『住ノ江火の見櫓』 入船2丁目5-5 昭和2年(1927年)


2020年10月撮影

 

『旧塩田別邸』 入船2丁目8-1 大正1年(1912年)


2020年9月撮影

 

『T氏宅』 入船2丁目 


2022年2月撮影

 

『O氏宅』 入船2丁目 昭和2年(1927年)


2020年11月撮影

 

『妙国寺本堂』 入船2丁目6-23 明治37年(1904年)


2022年2月撮影

 

『天上寺本堂』 入船4丁目32-1 明治23年(1890年)


2019年5月、20年9月撮影

 

『H氏宅』 入船4丁目 


2021年4月撮影

 

『旧坂牛直太朗宅』 入船5丁目 昭和3年(1928年)


2021年4月撮影

 

『白瀬陶園』 入船5丁目1-14 大正12年(1923年)


2021年4月撮影

 

 

 

 


「小樽市の歴史的建造物 ③」

2022-02-18 13:56:32 | 小樽市

*町ごとに現存し撮影した建物だけ記載します
*町のコメントはwikipedediaと私的所感です
*名前は1994年発行時のものです
*「小樽の建築探訪」とダブリます
*未訪問は訪問後に追加していきます
*現役個人宅は町名まで
*wikipedia、google streetview引用

 

 

 

【稲穂】

稲穂町は明治14年に色内村が色内町と稲穂町に分かれた時に出来た町である。
JR小樽駅を中心とする小樽市中心部に位置し、オフィス・商店街などが集積し、小樽市の中心的な繁華街を形成している。

小樽運河などの観光スポットにも近く、観光シーズンになると沢山の人で賑わう。
主として商業地として利用されているが、近年では市街地再開発等による高層住宅の建設も行われている
色内に接しているので商業の町として商店が多く人が多い。

 

『旧向井呉服店支店倉庫』 稲穂1丁目4-13 明治40年(1907年)*現CANAL運河


2020年8月撮影

 

『旧松村商店』 稲穂1丁目2-8 明治32年(1899年)*現北海タオル(株)


2020年10月撮影

 

『寺山神仏具店』 稲穂1丁目3-7 昭和2年(1927年)


2021年4月撮影

 

『新海金物店』 稲穂1丁目3-5


2021年4月撮影

 

『旧杉本花月堂』 稲穂1丁目8-13 大正5~6年頃(1916~1917年頃)*現パヌモア松月堂


2020年6月撮影

 

『(株)新宮商行』 稲穂2丁目1-1 


2021年4月撮影

 

『藪半内蔵』 稲穂2丁目19-14 大正末期


2020年11月撮影

 

『旧田居呉服店』 稲穂2丁目17-17 大正14年(1925年)*現二代目叫児楼・フリーウィル


2020年11月撮影

 

『旧丸ヨ白方支店』 稲穂2丁目14-1 明治40年(1907年)*現December3


2020年11月撮影


『旧国鉄小樽駅』 稲穂2丁目22-15 昭和9年(1934年)*JR小樽駅


2020年6月撮影

 

『旧笹田商店』 稲穂2丁目12-1 昭和5年頃(1930年頃)*バッグのムラタ


2020年11月撮影

 

『純喫茶 光』 稲穂2丁目11-8 


2021年4月撮影

 

『旧近藤硝子店』 稲穂2丁目13-15 大正初期


2020年11月撮影

 

『旧衣斐質店』 稲穂2丁目13-15 明治37年頃(1904年頃)


2020年6月撮影

 

『旧山室商店』 稲穂3丁目2-11 大正14年(1925年)


2020年10月撮影

 

『旧白鳥質店』 稲穂3丁目13-18 大正12年(1923年)


2021年4月撮影

 

『旧谷黒商店』 稲穂3丁目14 大正10年代


2021年4月撮影

 

『旧北栄興業(株)』 稲穂3丁目4-17 


2021年4月撮影

 

『旧第21区火災予防番屋』 稲穂4丁目4-7 大正12年(1923年)*現都会館


2020年11月撮影

 

『旧渡邊徳二郎商店』 稲穂4丁目6-1 昭和5年(1930年)*現


2020年10月撮影

 

『旧渡邊徳二郎商店宣伝部』 稲穂4丁目3-9 昭和5~6年頃(1930~31年頃)


2020年10月撮影

 

『旧十二銀行小樽出張所』 稲穂4丁目3-1 大正15年(1926年)*現(株)栗原恒次郎商店


2020年10月撮影

 

『旧井出質店(蔵のみ)』 稲穂4丁目8-19 昭和4年(1929年)*ヘルパーステーションみどり


2021年12月撮影

 

『旧平野質店』 稲穂4丁目11 明治末期


2021年4月撮影

 

『旧江川家製函工場』 稲穂5丁目3-7 明治期


2021年4月撮影

 

『旧川合柾店貸家』 稲穂5丁目24-8 昭和初期?


2021年4月撮影

 

『S氏宅』 稲穂2丁目


2021年4月撮影