札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

美唄の建築探訪⑦ 旧光珠内中央小学校 旧沼南小中学校 旧峰延小学校 旧岡山小学校(三笠市)

2021-11-10 23:27:25 | 美唄市

 

美唄市の建築探訪もラスト

最後は札幌への帰途途中、12号線近辺の光珠内、峰延、それと三笠市の閉校跡を見に行った。

 

その前に南美唄の炭鉱住宅区から国道12号線に出る時にある直線道路
知る人ぞ知るってとこかな  樺戸山地が良く見えた

 

 

 

 

㉔「旧光珠内中央小学校」

 

所在地:美唄市光珠内町
開 校:昭和55(1980)年
建設年:昭和55(1980)年
閉 校:平成21(2009)年


比較的新しい学校で、わずか29年で幕を閉じた

校舎は12号線沿いにあるが奥まっており遠くに見える
国道沿いには大きな看板が残っている。

さすがに校舎はコンクリート造りであるが
バックネットや外壁に痛みが目立つ

校庭に重機が入っているのが見えたので解体か!と思ったが
校庭近辺の土木工事のようだった

いずれにしても次の段階に入るのではないか
校舎はもったいないぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12号線から校門~校舎までの道は工事中により立入禁止にされていた。

2021年11月撮影

 

 

 

㉕「旧沼南小中学校」

 

所在地:美唄市光珠内町
開 校:明治24(1891)年
建設年:()年
閉 校:昭和55(1980)年


沼南小学校と中学校は、光珠内中央小学校が建設される昭和55年までここにあった学校である
光珠内中央小学校がこんなに奥まっているのは敷地手前に先に沼南小中学校が建っていたからと思われる。

 

その歴史は古く美唄市で最も歴史のある学校だった
沼南中学校は昭和22年に併設されている

校舎の老朽化に伴い、昭和55年に新校舎の設立になったのだが、他の学校も統合したためか
新しく光珠内中央小学校としてスタートし沼南小学校の名前は消失した。

「沼貝」は美唄の以前の自治体名で、カラス貝からつけられた名であるようだ
明治25年に「美唄駅」が出来てから美唄に代わっていったようで
名残は円形校舎の沼東小学校などで「沼」の字を見ることができる。


閉校記念碑は光珠内中央小学校の隣にある沼貝神社に車を停めて裏から見に行った
思いがけず沼南小学校の碑を見つけ驚いた
校歌と二宮像も沼南小学校のものである。

 

 

 

 


*美唄史より

2021年11月撮影

 

 

 

㉖「旧峰延小学校」

 

所在地:美唄市峰延町
開 校:明治33(1900)年
建設年:昭和53(1978)年
閉 校:令和2(2020)年


峰延小学校は何度か移転をしており、現在地には昭和53年に遷っている
面白いのはそれ以前の地にも閉校の碑があることだ。

現在の学校は昨年、閉校になったばかりなので校舎もグラウンドも健在で
碑を作るまでにはいたらないのであろう

入口で立入禁止なのでズームで撮影した
中学校も廃校になったのを知らなかったのは残念だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年11月撮影

 

 

 

㉗「旧岡山小学校」

 

所在地:三笠市岡山
開 校:明治31(1898)年
建設年:昭和24(1952)年
閉 校:昭和59(1984)年(校舎取り壊し)


美唄市では無いが国道12号線を帰途中、三笠市の道の駅に寄り近くなので行ってみた
岡山小学校は現役の小学校で別所にあります。

旧校舎の跡地は工業団地の入口近くで、簡素な標示があった
これは旧校舎の跡地ということなのでこの程度なのだろう

跡地はすでに草ぼうぼうで一体どこにあったのかと思える場所だった
今度は三笠市の図書館で旧校舎のことも調べてみよう。

 

 

 

 

 

12号線までの間にこんな標示もあった

2021年11月撮影

 

 

 


美唄の建築探訪⑥ 旧三井美唄小学校 「糸」映画ロケ地 旧三井美唄炭鉱所長住宅 旧三井美唄炭鉱職員・鉱員住宅 旧三井鉱山(株)美唄鉱業所事務所 旧三井美唄娯楽館 

2021-11-09 12:36:16 | 美唄市

美唄の建築探訪は大まかに分けて

東美唄(旧三菱美唄炭鉱に関する施設、建物)

中心部(旧桜井家などの名家)

北部・西部(閉校跡地)

南美唄(旧三井美唄炭鉱に関する施設、建物)

光珠内・峰延(閉校跡地)

に分けてルートを考えた
今回は南美唄の旧三井美唄炭鉱に関する施設が中心になる。

 

⑱「旧三井美唄小学校」 


*美唄市100年史より

 

所在地:美唄市南美唄町西町左1
開 校:昭和5(1930)年
建設年:()年
閉 校:昭和54(1979)年


かつては日本一のマンモス校であったという

右手の上部に
旧国鉄函館本線南美唄支線南美唄駅跡が隣接していたが
それを示すものは何一つない。

公園入口の門にはかつて「三井美唄小学校跡地」と表記されていた
それが「南美唄公園」に代わっているので
ここに学校があったことを示すものはない。

現在は南美唄公園で「南美唄地区コミュニティセンター」が建っており
もしかすると、この施設内に当時の学校の何かが展示してあるかも知れない。

 

正面に横1列で校舎があったと推測する

2021年11月撮影

 

 

 

⑲「糸 映画ロケ地(子供食堂)」 

 

所在地:美唄市南美唄町中央通り
建設年:()年

2019年夏に撮影された「糸」は
1998年の中島みゆきヒット曲「糸」をモチーフに、菅田将暉、小松菜奈演じる平成元年に生まれた男女の18年間を生活者からの視点から見た邦画である。

そのロケ地は道内に点在しているが、美唄に2か所あり
ここと、近くの旧炭鉱住宅街にある

ロケ時の「子供食堂」はご覧のように半ば廃墟化している空家を使用した

 

 

 

看板はそのままになっているので見学者が今でも来るらしい。

2021年11月撮影

 





⑳「旧三井美唄炭鉱所長住宅」 道央の建築探訪138

 

所在地:美唄市南美唄町
建設年:昭和10(1935)年

 

旧三井美唄炭鉱のある南美唄は日本国内の炭鉱集落の中で最も今もなお施設を活用している地域である。

炭鉱住宅は区域を鉱員と職員を明確に分けており、職員住宅はその職制によって所長宅を筆頭に
4種類に区分された。

この住宅は甲号社宅(最上級)2棟のうち現存する唯一の社宅であった
一般職員住宅の2倍以上の大きさを有している
当時に住んだのは所長か病院長かと言われる。

多少の補修は当然あるだろうが
白枠の窓などが特に印象的で今も木造住宅の美しさを保っている
現在の施主さんの保存管理によるものだろう。

 

 

2021年11月撮影

 

 

㉑「旧三井美唄炭鉱職員・鉱員住宅」 道央の建築探訪138

 

所在地:美唄市南美唄町
建設年:昭和15(1940)年ころ


住区は職員と鉱員を明確に分けているとあるが、どのような地区ごとかはわからない
南美唄には同じような炭鉱住宅がたくさん並んでいたが多くは鉱員住宅と推測する

所長宅の近辺あたりが職員住区かと思うがはっきりしていないので
ほんの一部だが各地区の住宅を載せてみる
1枚目2枚目は所長宅のすぐ並びにある。

 

 

ここからは所長宅裏の丘に住区があった

1棟1戸でギャンブレル屋根が多い


ここからは鉱員住区と思われる
美唄娯楽館近辺も含む

1棟2戸も多い


こちらはかなり原型では?


おそらく1棟2戸を一つにしたような住宅


こちらは逆に1棟1戸にして隣は解体したように見える

購入後にご自分で補修したであろう住宅が多い
ただ原型はわかるものも多い。

2021年11月撮影

 

 

㉒「旧三井鉱山(株)美唄鉱業所事務所」 道央の建築探訪138

 

所在地:美唄市南美唄町
建設年:昭和6(1931)年


炭鉱は元は大正7(1918)年採掘開始 三井美唄炭鉱に昭和3(1928)年から採掘が代わり
戦時増産期には出炭能力で全国一位を達成している。

また美唄駅から専用の支線を敷いて石炭の輸送を行っていた

戦後も2万人が居住する大型炭鉱であったが
三菱美唄炭鉱と比べて採炭量は劣り、昭和38(1963)年 早期に閉山を余儀なくされた。

事務所の外観は創建当時を思わせる木造建築であり
特に玄関、L字型に突出した棟のタイルや窓枠が印象的
施設右奥にある建物には出入口の改築の後が認められる。

現在は三美炭鉱事務所として現在も露天掘りで採掘をしており
火力発電の燃料となっている。

 

 

 

 

 

 


枝道を通って娯楽館に行く途中に見えた。

2021年11月撮影

 



 

㉓「旧三井美唄娯楽館」 

 

所在地:美唄市南美唄町大通り1丁目
建設年:昭和30(1955)年

 

道内の産炭地域では最大規模と言われる映画館で、座席数は1500ほどあったといわれる
この娯楽館は2代目の建物で、8年間の営業の後に炭鉱閉山に伴い閉館。

民間企業の倉庫として使用されているとのことだが、隣の倉庫と併せて廃墟化しており
使用しているようには見えなかった。


屋上には木々が目立つ

 


おそらく階段室であろう

 

 

コンクリートの錆びれとカビ、煤などの汚れが逆に廃墟美を醸し出す。

2021年11月撮影

また以前、隣に道央の建築探訪138
に記載している「旧三井石炭鉱業美唄鉱業所厚生館」があったが
取り壊されている。

 


美唄の建築探訪⑤ 旧桜井家住宅 美唄屯田兵屋 美唄屯田騎兵隊火薬庫 

2021-11-08 22:37:57 | 美唄市

美唄の建築探訪は大まかに分けて

東美唄(旧三菱美唄炭鉱に関する施設、建物)

中心部(旧桜井家などの名家)

北部・西部(閉校跡地)

南美唄(旧三井美唄炭鉱に関する施設、建物)

光珠内・峰延(閉校跡地)

に分けてルートを考えた
①~⑭までは旧三菱美唄炭鉱に関する施設を中心に見てきたが
今回は市中心部の旧桜井家になる。

 

⑮「旧桜井家住宅」 道央の建築探訪135

 

所在地:美唄市大通西1条北2丁目2
建設年:明治34(1901)年~昭和8(1933)年
指 定:美唄市指定文化財

 

炭鉱関連の施設から一度離れて市内中心部に来た
目的は「道央の建築探訪」に記載されている3つの建物

まずは旧桜井家住宅

この旧住宅は桜井家より寄贈されたものである 敷地内には胸像もあり

 

桜井氏は2代にわたり美唄市長を務めた地元の名士だ
その旧宅は3つに分かれて建設されている

正面右の洋風建物は2階の出窓や窓枠が印象的だ
昔の造りは今見たら珍しくとても素敵である。

中央と離れは和風であり、庭が良く見えるように縁側をぐるっと南西北3面に配している
裏庭では時期と相まって紅葉と和風建築がいっそう映える
市長さんの心落ち着ける眺めになったであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


訪問日は11月1日 残念ながら邸内の見学は前日で終了していた
また来年だなぁ

2021年11月撮影

 

 

 

⑯「美唄屯田兵屋」 道央の建築探訪137

 

所在地美唄市大通西1条北2丁目3
建設年:明治24(1891)年(復元)
指 定:北海道指定有形文化財


 

旧桜井家住宅の裏庭に2棟の「道央の建築探訪」記載施設が建っている
一つが北海道の指定有形文化財に登録された屯田兵屋。

屯田兵屋は札幌ほかにもいくつか保存されている

 

 

2021年11月撮影

 

 

 

 

⑰「美唄屯田騎兵隊火薬庫」 道央の建築探訪136

 

所在地:美唄市大通西1条北2丁目3
建設年:明治24(1891)年
指 定:美唄市指定文化財

 

 

屯田兵屋と並んで旧桜井家住宅の裏庭にある

兵屋は道内にいくつか保存されているが、関連の建物が残っているのは珍しい
中には文字通り屯田兵の武器・火薬があったことだろう。

 

 

2021年11月撮影

 

 


美唄の建築探訪④ 旧栄小学校(アルテピアッツア美唄) 旧落合会館 旧三菱鉱業美唄鉄道線東明駅舎 旧東栄小学校 美唄バイオセンター

2021-11-07 20:01:16 | 美唄市

 

⑩「旧美唄市立栄小学校」

 

所在地:美唄市落合町
開 校:昭和21(1946)年
建設年:昭和21(1946)年
閉 校:昭和56(1981)年


前レポートの三井美唄炭鉱第二坑原炭ポケットからわずか数分の位置に
現在は「アルテピアッツア美唄」として木造校舎が現存している。

建物の内外に美唄出身の彫刻家、安田侃氏の作品を展示しており
公園やカフェも整備されているので校舎見学だけではなく
色々な楽しみがあるようだ。

 

栄小学校も炭鉱とともに栄えた学校である

現在でも大きな校舎に見えるが現存しているのは一部だそうだ
校舎の一部は幼稚園が使用している

 

 

 

 

 


非常階段は後付けで、長さは倍はあったようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校舎内部に出入り出来るのがありがたい
長い廊下、広い階段、格子の窓 自分が過ごした校舎と同じだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


1階は幼稚園、2階はギャラリーとして活用されている

 

 

 

 

体育館も残っているが、改修と増築したように思える

 

 

訪問時は天気も良く、芝生のグリーンが実に鮮やかで
木造の校舎を照らしていた
このような環境を持続するのは大変かと思う
安田氏と市と運営のNPO法人の努力に敬意を。


中央に人口の円形の池がある 現役時は池と体育館の間くらい、縦にもう1列校舎があった。


*美唄市100年史より

 

2021年11月撮影

 

 

 

⑪「旧落合会館」

 

所在地:美唄市落合町栄町
建設年:昭和30(1955)年


アルテピアッツア美唄から市内方向へ道道135号線を走るとすぐに左へ入る道がある
旧落合会館はすぐ左手にあった。

旧落合会館はかつての映画館、劇場で、800人の収容が出来る規模であった
独特のファサードで左側の壁画は閉館後に描いたもののように見えるがどうか

 

 

 

 

現在は一般企業が倉庫として使用しているが老朽化が目立っている。

2021年11月撮影

 

 

⑫「旧美唄鉄道東明駅舎」

 

所在地:美唄市東明5条2丁目3-9
建設年:昭和23(1948)年


先の落合会館から車で2分の距離に旧駅舎がある。

鉄道は三菱鉱業美唄鉄道線で、三菱美唄炭鉱の石炭を運搬するために敷かれた
当駅は美唄駅から2駅目であった

 

 

昭和47(1972)年に鉄道線が廃止になり廃駅となったが駅舎は現存しており
国鉄4110型蒸気機関車の同形機である2号機関車が保存されており
鉄道ファンならずとも市の観光名所になっている

同線で駅舎が残っているのは東明駅だけである

 

 

 

 

 

2020年クラウドファンディングが実行され保存に一役かった
塗装は何度かされたようだが原型として往時の姿を残している

 

 

 

 

2021年11月撮影

 

 

 

⑬「旧美唄市立東栄小学校」

 

所在地:美唄市東明2条2
開 校:昭和56(1981)年
建設年:昭和56(1981)年
閉 校:平成23(2011)年


先の東明駅舎から車で2分

東栄小学校は2011年の閉校なので10年前です
ただ、その後の活用が無かったとみえて校門の損傷が目立った

正面から見ると平屋だが、奥に2階建ての教室棟があった
体育館前のプレハブも潰れており閉校後10年にしては損傷を感じた

校舎の壁面には生徒が描いたものだろうか絵が残っている。

 

 

 

 

 

 

 

尚、隣接していた東明中学校は閉校後、唯一残っていた体育館が取り壊されており
閉校の碑等、学校であったことを認めるものは見当たらなかった。


*美唄市100年史より


2021年11月撮影

 

 

 

⑭「旧美唄バイオセンター」



所在地:美唄市東6条北6丁目
建設年:(?)年


元は別の会社であったがその後に食品加工会社が入り、撤退している

建物はいつ建てられいつ撤退したか不明のようだが
廃墟化してそのまま残っているのだ。

敷地も広く建物も大きい
廃墟にはそれほど興味がないが(全くではない)
面白い給水塔があると聞いて行程に入れた。

 

 

 

 

 

 

立ち入り禁止越しに見える給水塔はなるほど ユニークだ

それにしても周りは住宅が立ち並び、車の往来も結構ある
このようなところに大きな廃墟があるのは、いかに美唄が炭鉱の町で
廃墟が多くても、これだけの大きな施設は?

もちろん敷地内はオーナーの自由だろうがねぇ

 

2021年11月撮影

 

 

 


美唄の建築探訪③ 岡田春夫生家 旧我路郵便局 第二坑原炭ポケット

2021-11-06 09:54:48 | 美唄市


⑦「岡田春夫生家」

 

所在地:美唄市我路町
建設年:大正2(1913)年

岡田春夫氏は社会党で当選15回を数える衆議院議員である
この地で生まれ大学時代は小樽、東京で過ごし
美唄に戻ってから製材業や道議になり中央政界に進出した。

生家は美唄川に面しており、まるで自分のもののように目の前に自然の滝がある
玄関上の窓、川側の出窓、ハーフティンバーなどが印象的

季節は紅葉の時期に
まさにこれ以上ないタイミングで訪問できたことがうれしい

 

上半分が崩れ落ちた蔵は岡田家のものかと思ったら大正時代の質屋さんのもの



*美唄市100年史 より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年11月撮影

 

 

 

⑧「我路簡易郵便局」

 

所在地:美唄市我路町三条
建設年:昭和5(1930
)年

2014年までは窓口業務を行っていたが現在は休止中である
我路が栄えていたころの建物で現存しているものは少ないが、レンガ造りの郵便局は実に堂々としている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きな煙突は裏にある銭湯施設のものだそうだ

その裏手には昔の電話局や、まだ綺麗な廃屋があった

 

 

 

 

道道沿いには商店の名残りが

 

 

 

我路町は三菱美唄炭鉱とともに出来、栄えた町
その最盛期は2500人を超える人口だったという

最新の人口調査では我路の住人は9人である。

2021年11月撮影

 

 

 

⑨「三井美唄炭鉱 第二坑原炭ポケット」

 

所在地:美唄市盤の沢町本町1785-3
建設年:(調査中)年
閉山:昭和38(1963)年


炭鉱はここから三井美唄炭鉱に変わる。

原炭ポケットとは、掘り出した石炭を一時保管する施設のこと
良く見える搭の部分は漏斗沈殿池で
ポケットは木々で見えづらいが横に連なる箇所です。

 


選炭場跡一帯は隣に浄水場もあり立ち入り禁止なので、
道路から柵越しに見る事しかできない。

これからの草木が無い時期が一番見やすいかも

2021年11月撮影