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札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

伊達市の建築探訪

2025-06-02 18:51:54 | 室蘭市 伊達市

紹介の順番は北海道新聞社発行の「道南・道央の建築探訪」(2004年発行)のNO順で行きます。
もはや20年前の本なので現存していない建物もあるのだが伊達市に関してはすべて現存していた。

室蘭市に宿泊し翌日に伊達市へ
室蘭市の工業の街と違い、武家の香りを出す街並みや
北海道の中でも暖かく雪の少ない街の印象がある

以前は伊達紋別岳に登山したくらいであまり馴染みのない街であったが
今回行って見て改めて山あり海ありの住みやすそうな街だと思った。

 

「旧浅見醸造雑蔵」 *道南・道央の建築探訪NO29

 

所在地 伊達市鹿島町6
建築年 1900(明治33)年
指定等 伊達市文化財

ナビ「ロコベイス」 ※2025年5月7日撮影

 

この土蔵は新潟から土蔵職人を呼んで建築したものだ
2階建てで建材には「桂」を使用している。

味噌醤油の醸造所として建てられた
屋号の「〇にア」がしっかり残っている。

現在活用している「ロコベイス」はカフェバーとクラフトビール酒屋だが、残念ながら10年間商売をして5月いっぱいで終了した。

後に入る契約はまだ無いようで今後の活用が注目される

 

 

 

 

 

 

 

 

「旧三戸部家住宅」 *道南・道央の建築探訪NO30

 

所在地 伊達市梅本町61-2
建築年 明治10年代後半
指定等 国指定重要文化財

ナビ「道の駅だて歴史の杜」 ※2025年5月7日撮影

 

旧三戸部家住宅は、明治10年後半に当時の仙台地方の建築様式を取り入れて建てられた、北海道内に現存する最古級の開拓農家で文化的価値が非常に高い建物とのこと。

昭和44年に市内萩原町にあった三戸部家の住宅を開拓記念館庭園内に移築している。
国の重要文化財には昭和46年に指定されている。

 

内部見学は出来なく、外観だけの見学になる
ここの庭園はちょうど時期的に山野草が咲き、桜が綺麗であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シラネアオイ

サンカヨウ

カタクリ

 

 

 

「迎賓館・同伊達家蔵」 *道南・道央の建築探訪NO31

 

所在地 伊達市梅本町61-2
建築年 明治25(1892)年、明治9(1876)年
指定等 伊達市文化財

ナビ「道の駅だて歴史の杜」 ※2025年5月7日撮影

 

上記の「旧三戸部家住宅」とこの「迎賓館」「蔵」は同じ場所にあるので見て廻るのに都合が良い。

道の駅に車を停めて、門から入り左手を行く
桜がとても綺麗だった。

まず「迎賓館」と「蔵」があり、少し奥に行くと「旧三戸部家住宅」がある。

「迎賓館」は文字通り、開拓状況視察のため来道した政府高官などの接待をするために利用された。

その後は昭和10年から30年ごろまで伊達家の住居として使用し
伊達市に敷地ともども寄贈された。

木造2階建てで洋室と和室を配した構造となっており全体に数奇屋風
の書院造の建物である。

このような立派な和風の建物に縦長窓を見ると当時の富裕層の流行がわかるようだ。

 

 

 

 

北海道ではあまり見ない竹林もある

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「旧伊達家蔵」は明治9年ごろの建築で随分古いものが現存しているものだ。

宮城県の亘理から移住当時に持ち込まれた伊達家の家財道具類を所蔵するために建てられた蔵だそうだ。 

入り口のつくりと錠前の構造は江戸時代的なもので、和釘(角釘)を使用している歴史的古建築物として、道内でも珍しい建築となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本聖公会バチラー夫妻記念教会堂」 *道南・道央の建築探訪NO32

 

所在地 伊達市向有珠町119
建築年 昭和12(1937)年
指定等 伊達市文化財

ナビ「日本聖公会バチラー夫妻記念教会堂」 ※2025年5月7日撮影

 

イギリス人宣教師のジョン・バチラーが明治12年に来道し、布教活動の拠点のひとつとして明治 29年、有珠に木造の教会堂を建設した。バチラーは貧しい人々への経済的支援や教育にも尽力し、アイヌの父として慕われた。
 

現在の教会堂は、西洋風の石造の建物で構造からみて歴史的価値があり、古建築物として道内においても珍しく、貴重な建物だ。


少し小高くなった土地の入口に、養女にした「八重子」氏の歌碑がある
門を通り少し登ると石造りの教会が見える。

日本で亡くなった奥様の墓は札幌市にあり、バチラー師は第二次世界大戦時に敵国外国人とされ失意のうちにイギリスに帰り逝去された。

札幌での「バチェラー学園」の創設には若き建築家の田上義也氏が設計をしている。

 

 

 

 

 

 

 

訪問日は金曜日であり見学はかなわなかった

 

 

「バチェラー」と表記する場合もある

 

 

 

 

「善光寺本堂・庫裏」 *道南・道央の建築探訪NO33

 

所在地 伊達市有珠町124
建築年 文化元年(1804)年
指定等 国指定重要文化財

ナビ「有珠善光寺」 ※2025年5月7日撮影

 

江戸幕府が1804年に本殿や客殿を再興した有珠善光寺(伊達市)は蝦夷地で死亡した和人の葬儀とアイヌ民族への仏教布教を目的に建てられた。

また蝦夷三官寺のひとつで、北海道遺産に選定されている由緒ある寺院である。

本堂は茅葺屋根で同じ伊達市の重要文化財「旧三戸部家住宅」と茅葺屋根は一緒だ

境内には桜やツツジ、アジサイなどが咲く花の寺として親しまれている
とりわけ桜のシーズンには善光寺と坂上にある善光寺自然公園には大勢の花見客が来る。


過去に自然公園だけは行ったことがあるが桜では自然公園の方が見事だった記憶がある
だが、歴史のある本殿と庫裏を見るとやはり絵になるのはこちらだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


室蘭市の建築探訪④

2025-05-28 08:38:01 | 室蘭市 伊達市

続きます

 

「旧北海道銀行室蘭支店・旧北洋銀行室蘭支店」 

 

他に室蘭プリンスホテルに宿泊し、翌朝中央町近辺を散歩した
やはりここには見るべきレトロな建物がたくさんある!

わずかな時間の散策だったので、まだまだたくさんあるのではないか?

 

海岸町にある「日本一の坂」の坂下にある木造住宅(廃墟)

坂の名前は1903(明治36)年、坂下に一軒のそば店「福井庵日本一」が開業したことが由来。

廃墟じゃなければ洋風の感じの良い建物に見える

中央町の中小路で蔵を見る

正面から丸窓など見たいが・・・見れない!

鉄窓が6つ⁈

アールのある縦長窓と佐藤時計店にレトロ感あり

 

 

 

 

よく見ると装飾あり

ここはマンションの敷地内なので入らず

 

 

閉店??

 

落下物注意! じゃなく落下防止!

 

 

 

味の大王のビル

隣も落下防止

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

角がアールのビル よく見ると

これは大きなビル

 

 

 

 

 

カフェ英国館

 

 

 

以上で室蘭市の建築探訪を終了です


室蘭市の建築探訪③

2025-05-26 20:13:33 | 室蘭市 伊達市

続きます

 

「JR母恋駅」 

 

所在地 室蘭市母恋北町1丁目1
建築年 昭和15(1940)年
指定等 なし

ナビ「母恋駅」 ※2025年5月6日撮影

 

木造平屋の典型的な道内の地方駅が現存している
駅の開業は昭和10年だがこの駅舎はその5年後に建てられた(駅舎内に建築年を示す表示板があるようだ)

補修はされており地元の方々の熱意が伺える
それというのも国鉄の駅として設置され、昭和59年には駅員務配置駅となり、簡易委託業務~JR北海道~委託業務と運営的に苦しい状況と思われる。

沿線には鉄の街室蘭の日本製鋼所や新日鐵があり、かつては多くの乗降客で賑わった母恋駅であった。
 

平成8年に「母恋駅を愛する会」が立ち上げられ、駅舎が地元のコミュニケーションの場として活用されてきた経緯がある。

 

訪問時は駐車場所が無く、駅舎内に入らなかったのが悔やまれる
内部はやはり昭和レトロの切符売り場や改札があり、
有名な駅弁「母恋めし」の売店もあるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「北海道船用品」 解体


※グーグルストリートビュー2019年よりお借りしました

所在地 室蘭市海岸町3-3-5
建築年 ()年
指定等 なし

 

 

「室蘭産業」 

 

所在地 室蘭市海岸町3-2-1
建築年 (不明)年
指定等 なし

ナビ「室蘭産業」 ※2025年5月6日撮影

 

室蘭産業はガスやガソリン販売などエネルギー業の会社

道路を1本隔てて「旧室蘭駅舎」(室蘭観光協会)の駐車場があるので目につく建物である。

寄棟屋根を見ると歴史を感じる また海側の壁面には縦長窓が並び
ここにもレトロ感を感じる建物だ。

 

 

 

 

 

 

 

「小林洋服店」 解体


※グーグルストリートビュー2022年よりお借りしました

所在地 室蘭市中央町2丁目6-19
建築年 ()年
指定等 なし

「旧白井与太郎生糸卸問屋」 

※現在は更地になっていた

 

 

「旧鈴木歯科」 

 

所在地 室蘭市中央町2丁目8-8
建築年 昭和7(1932)年
指定等 なし

ナビ「住所」 ※2025年5月6日撮影

 

アーケード街にあり、道路対面側からは全容が見える

歯科医院だったので利用された患者は内部の様子を覚えているかも知れない
縦長窓や正面右角はアールになっている

上部の装飾と玄関上~2階部分の装飾は特に見事だ
絡まる植物がなければもっとスッキリとなるはずだが、それは余計なお世話だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「函館どつく㈱ 室蘭製作所」 

 

所在地 室蘭市祝津町1丁目8-128
建築年 (不明)年
指定等 なし

ナビ「函館どつく㈱ 室蘭製作所」 ※2025年5月6日撮影

 

「函館どつく㈱室蘭製作所」は昭和15(1940)年に室蘭船渠株式会社を合併し、室蘭造船所となった

工場や他の場所は「白鳥大橋」の基部に近い 道道699号線沿いにある事務所?が木造建築だ。

 

この建物が旧会社のころに建てられたのか函館どつくになってから建てられたかは不明。

ライトグリーンの爽やかな塗装に小割の窓桟などとても良い感じだ
すぐ隣が入口で守衛さんがいるので敷地内には入れず699号線から塀越しに撮影する

建物はここで見るより大きく、変形コの字で中庭的なスペースがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「T氏宅」 

 

所在地 室蘭市常盤町
建築年 (不明)年
指定等 なし

※2025年5月6日撮影

 

先の「蕙山宛」の近くにあり、小樽や函館もそうだが
港町では港の見える丘方向にお屋敷が建つことが多い。

この邸宅も堂々たる門構えだ
純和風の造りと堀があるが二階の窓は洋風の縦長窓で造られる。

最奥には蔵もあり、以前からの実業家の本宅と推察する
現在は敷地内に別邸があり、そちらに住まわれているようなので
静かに拝見させていただいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「常磐町会館」 

 

所在地 室蘭市中央町2丁目8-23
建築年 (不明)年
指定等 なし

ナビ「常盤会館」 ※2025年5月6日撮影

 

こちらの会館に関してはストリートビューで事前調査中に発見した。

やはり大きな通りに面していると見つけやすい
ファサードにたくさんの縦長窓をしつらえ、塗装や補修などできれいに見える
玄関は改修したような跡があるので以前はもう少し大き目な玄関かもしれない
横面は少々疲れた建物の様子も伺えて古い建物と認識する。

元から会館として建造されたかは不明だが歴史のある街、室蘭市らしい会館である。

 

 

 

 

 

 

 

 

その他、室蘭市内で気になった建物を

 

「室蘭プリンスホテル」 

 

所在地 室蘭市中央町1丁目4-9
建築年 昭和37(1962)年
指定等 なし

ナビ「室蘭プリンスホテル」 ※2025年5月6日撮影


室蘭プリンスホテルの前身は「丸井今井」である

「丸井今井」は明治24(1891)年に札幌、小樽に次ぐ3店目を室蘭市で開業している。

その後、鉄筋コンクリートに改築や増改築を繰り返し
昭和37(1962)年に現在の5階建てとなる。

市内最大のデパートとして多くの買い物客が利用した。

やがて昭和56(1981)年に中島町に移転し、野口観光が室蘭プリンスホテルとして活用している。

ちなみに「丸井今井」は中島町に移転後、平成22(2010)年1月に閉店した。

 

 

ここは大食堂があったのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

※明治41年 「ふるさとの想い出写真集 室蘭」よりお借りしました

 

※昭和37年 「ふるさとの想い出写真集 室蘭」よりお借りしました

 

※昭和56年移転前「室蘭の記憶」よりお借りしました

 

ホテル前から港方面を望む 時期的に茶津山の桜が綺麗だった

 

 

 

「旧北海道銀行室蘭支店・旧北洋銀行室蘭支店」 

 

所在地 室蘭市中央町
建築年 北海道銀行:昭和44(1969)年
指定等 なし

ナビ「なし」 ※2025年5月6日撮影

 

先の「室蘭プリンスホテル」と同じアーケードの商店街に現存している
それに北海道銀行と北洋銀行はお向かい同士だった

かつての街の商業の中心地であった中央町から北海道銀行は中島町へ
北洋銀行は以前の場所から徒歩5分くらいの海岸町へ移転している

それは商業の中心地が移ったということだろう。

 

「北海道銀行室蘭支店」は北海道の建築家「田上義也氏」の設計記録に1970年北海道銀行室蘭支店とある
1年違いだが間違いないだろう。

 

 

 

 

 

 

「北洋銀行」は海岸町と中島町に支店がある 中島町の支店は北海道銀行の隣である
このことからも室蘭の商業の中心は中央町から中島町に移ったのであろう。

 

看板を外した跡がある

 

 

 

こちらの設計も田上氏では?と勘ぐってしまう。

 

続きます


室蘭市の建築探訪②

2025-05-22 23:27:09 | 室蘭市 伊達市

続きです

 

「多田薬局本店倉庫」 *道南・道央の建築探訪NO14

 

所在地 室蘭市中央町3丁目4の14
建築年 大正14(1925)年
指定等 なし

ナビ「多田薬局本店」 ※2025年5月6日撮影

 

中央町はかつて室蘭市の中心部であり、いくつかの商店街などで大変賑わっていた。

現在は斜陽化が進み東室蘭地区にその座を譲った格好だ
だがそれだけに古い建物が多く、歴史的な建造物がある。

多田薬局もその一つ。

店舗がある正面から見ると普通のビルだが
中小路側から見るとガラリと印象が変わる

茶色のタイル壁にアーチ型の入口とガラスブロック、2階の縦長窓に独特のデザインな軒下の装飾、レトロなフォントの店名など

隣は倉庫のようだが、ここの店名はもっと古いフォントのようだ
このように小さなビルでも見どころ満載な建物なので見ていて飽きなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「室蘭観光協会」 *道南・道央の建築探訪NO15

 

所在地 室蘭市海岸町2丁目1
建築年 明治45(1912)年
指定等 登録有形文化財

ナビ「室蘭観光協会」 ※2025年5月6日撮影

「旧室蘭停車場」

 

旧室蘭駅である
旧室蘭駅舎は、1912年に現在地に3代目の駅舎として建設された。

寄棟づくりの屋根に六つの三角破風の屋根窓が取り付けられている
壁は漆喰だが基部が石づくり(貼り?)になっており重厚感もある

内部の天井は高く、装飾がしつられてあり 旧駅名板に大金庫、機関車の座席なども展示されたり利用出来るようになっていた。

現在の一般社団法人室蘭観光協会が観光案内所を開設しているので観光基地としても見どころがある建物だ。

隣接地にはSLを展示しているので鉄道ファンにも喜ばれるだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「北海屋」 *道南・道央の建築探訪NO16

 

所在地 室蘭市海岸町2丁目4の2
建築年 明治末期 昭和22(1947)年改修
指定等 なし

ナビ「住所」 ※2025年5月6日撮影

 

かつての「旧室蘭駅」とは道路を挟んで斜め向かいにある

当時から駅前に社屋を構えていたことになる
人や車の往来も賑やかだったことだろう。

この建物は何といっても壁に貼られた銅板の色が特徴だ
また2階3階の規則正しい縦長窓、両サイドを曲面にすることによって柔らかさも印象付ける。

 

現在は「北海屋」としての営業はなく、「売物件」になっているのが気がかりだ。右隣の建物も「管理地」と表示されている

これはいつからの状態かは不明だが、室蘭では札幌や函館のようにマンションや観光施設にすぐ転用出来ないように思うが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「旧丸越山口紙店」 *道南・道央の建築探訪NO17

 

所在地 室蘭市海岸町2丁目5の8
建築年 大正12(1923)年
指定等 なし

ナビ「旧丸越山口紙店」 ※2025年5月6日撮影

 

前記の「旧北海屋」の道路から1本山側にある道路沿いに建っている
木骨レンガ造りに屋根は瓦である。

隣が駐車場なので横側も見えたのはありがたい
おかげで特徴の丸窓がよく見えた。

窓の周りに石を使用して重厚感もある
これは倉庫だけというより以前は事務所兼倉庫として利用したからだろうか 当時としては豪華なものだろう。

現在は倉庫として使用しているようだ
隣の住宅が接続されているので家主さんの所有でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「長谷川貿易事務所」 *道南・道央の建築探訪NO18 解体


※グーグルストリートビュー2012年よりお借りしました

所在地 室蘭市海岸町3丁目2の9
建築年 大正8(1919)年
指定等 なし

「旧楢崎倉庫」

 

 

「道南バス室蘭西営業所」 *道南・道央の建築探訪NO19 解体

※栗林七五年誌よりお借りしました


所在地 室蘭市海岸町1丁目22
建築年 昭和8(1933)年
指定等 なし

「旧栗林商会社屋」

 

 

「チキウ岬灯台」 *道南・道央の建築探訪NO20

 

所在地 室蘭市母恋南町4
建築年 大正9(1920)年
指定等 土木学会選奨土木遺産

ナビ「チキウ岬灯台」 ※2019年9月撮影

 

「チキウ」はアイヌ語から来ており「地球」は当て字だそうだ

大黒灯台もそうだが、室蘭市はその地理的な理由と断崖絶壁があり
灯台設置場所としては条件が揃っていると思う。

この灯台も古くからの設置でありその照射は恵山岬まで届くらしい
室蘭市の貴重な観光地でもあり、駐車場と売店が整備されている

今は灯台は無人になり、普段は立ち入り禁止となっているが、
年に1・2回灯台の一般公開が行われるそうだ(荒天中止)

 

 

 

 

 

 

 

 

「新日本製鉄㈱知利別会館」 *道南・道央の建築探訪NO21

 

所在地 室蘭市知利別町4丁目27の1
建築年 昭和15(1940)年
指定等 近代化産業遺産

ナビ「新日本製鉄㈱知利別会館」 ※2025年5月6日撮影

「旧日本製鉄㈱知利別倶楽部」

 

知利別地区は以前は新日本製鉄の社宅が多くあった町だそうだ

当初は幹部職員の倶楽部として、戦後は来賓の接待や職員の結婚式、また部長職以上の出張宿舎として活用された。

社宅はおそらく木造であろうが、その中に瀟洒なこの建物は随分と目立ったことだろう。


特徴的な尖塔、車寄せ、アーチ型の入口など外観も良いが
内部が素敵なはずだ

こういった戦前から倶楽部で使用された施設は、内観が出来たらきっと魅力度が増すはずだろうに、下調べや問い合わせをすることなく当日を迎えて悔やむばかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「花と工芸の館 エレガ」 *道南・道央の建築探訪NO22 解体

※グーグルストリートビュー2012お借りしました 

所在地 室蘭市中島本町1丁目5の8
建築年 昭和14(1939)年
指定等 なし

「旧日本製鉄㈱中島会館」

 

 

「輪西屯田兵旧火薬庫」 *道南・道央の建築探訪NO23

 

所在地 室蘭市宮の森町1丁目中嶋神社内
建築年 明治19(1886)年
指定等 室蘭市文化財

ナビ「輪西屯田兵旧火薬庫」 ※2025年5月6日撮影

 

明治19年(1886年)、第一回屯田兵村建設時に中隊本部とともに建てられた。

屯田兵の火薬庫といえば江別市のものがあるが、あちらは江別特産の煉瓦造りであるが、こちらは木造。

現在の「中嶋神社」付近に屯田兵屋も建てられたが現存はしていなく
この旧火薬庫を残すのみである また建物はしっかりと管理されている。

中嶋神社社務所内には屯田兵着用の軍服・軍帽・食器などが展示され、記念碑や火薬庫と合わせて室蘭市指定文化財に指定されている。

撮影時には旧とはいえ火薬庫の下からエゾリスが出てきて微笑ましかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しだけ雨が落ちた

 

 


室蘭市の建築探訪①

2025-05-20 11:49:36 | 室蘭市 伊達市

紹介の順番は北海道新聞社発行の「道南・道央の建築探訪」(2004年発行)のNO順で行きます。
もはや20年前の本なので現存していない建物もあり

室蘭市は道内の中でも多くの掲載物件のある町
古くからの開発と製鉄を中心とした工業の町として工場や社宅、倶楽部的な歴史的建物がある

ただ現役の工場にいくつかの掲載建物があるのだが
関係者以外は立入禁止で見ることが出来ない。

年に一度でも見学会があれば参加してみたい。

 

 

「㈱日本製鋼所室蘭製作所 瑞泉閣」 *道南・道央の建築探訪NO1

現在見学不可 *電話で確認したが社有地に入場できません


※室蘭市HPよりお借りしました

所在地 室蘭市茶津町4
建築年 明治44(1911)年
指定等 近代化産業遺産

※現在は「日本製鋼所M&E㈱ 室蘭製作所」

「旧日本製鋼所瑞泉閣」


※日本製鋼所百年史よりお借りしました

 

 

「㈱日本製鋼所室蘭製作所 御幸橋」 *道南・道央の建築探訪NO2

現在見学不可

 

所在地 室蘭市茶津町4
建築年 大正11(1922)年
指定等 なし

※現在は「日本製鋼所M&E㈱ 室蘭製作所」

 

 

「㈱日本製鋼所室蘭製作所 茶津社宅」 *道南・道央の建築探訪NO3

現在見学不可

 

所在地 室蘭市茶津町4
建築年 大正元(1911)年
指定等 なし

※現在は「日本製鋼所M&E㈱ 室蘭製作所」

 

 

「㈱日本製鋼所室蘭製作所 1号役宅」 *道南・道央の建築探訪NO4

現在見学不可

 

所在地 室蘭市茶津町4
建築年 大正6(1917)年
指定等 なし

※現在は「日本製鋼所M&E㈱ 室蘭製作所」

旧「日本製鋼所職員倶楽部」

 

 

「㈱日本製鋼所室蘭製作所 第一機械工場」 旧日本製鋼所機械B・A工場   *道南・道央の建築探訪NO5
「同 第一熱処理工場」 旧同 熱煉工場
「同 第三熱処理工場」 旧同 鍛錬工場
「同 動力課ボイラー室」旧同 発電所・汽罐室
「同 第六鉄構工場」  旧同 材料倉庫

現在見学不可 

所在地 室蘭市茶津町4
建築年 明治42(1909)年
指定等 なし

※現在は「日本製鋼所M&E㈱ 室蘭製作所」


※日本製鋼所百年史よりお借りしました

 

 

「大黒島灯台」 *道南・道央の建築探訪NO6

 

所在地 室蘭市絵柄町1丁目
建築年 大正15(1926)年
指定等 土木学会土木奨励遺産

ナビ「絵鞆岬展望台」 ※2025年5月6日撮影

 

大黒島灯台は明治24(1891)年に点灯し、大正15年に現在の建物に変わっている

昭和49(1974)年に消灯し建物も老朽化した。

この島は防波堤や堤防で繋がっておらず、また民間人は立入禁止である
そこを整備して有料観覧ツアーが出来たらうれしいが


灯台は「絵鞆岬展望台」から見るのが一番良さそうだ
写真はズームになり画像も粗くなったのは残念。

ここからは「白鳥大橋」「工場群」「有珠山~昭和新山~羊蹄山」対岸の「駒ヶ岳」なども見える。

 

 

 

 

 

綺麗に整備したら素敵な灯台になる
が費用がかかり過ぎるように思える

 

 

 

 

 

「函館どっく小橋内町奥社宅」 *道南・道央の建築探訪NO7

 

所在地 室蘭市増市町
建築年 昭和13(1938)年
指定等 なし

※2025年5月6日撮影

「旧室蘭船渠小橋内町奥社宅」

 

当時はこのような社宅が多かったようだが、現存しているのはこのお宅だけ。

当時は1棟3軒の平屋だったようだが?
現在の使い方は不明。

私の生家も1棟3軒の長屋を2軒分だけ買取、切り離して改築したと聞いた。

昭和13年建築の下見板張りは当時では普通の住宅だっただろうが
今時代で見ると非常に貴重な住宅だ。

 

現在も住んでいる方がいるので静かに拝見したい

 

 

 

 

 

 

 

「北星電機」 *道南・道央の建築探訪NO8

 

所在地 室蘭市緑町2-1
建築年 大正7(1918)年
指定等 なし

ナビ「北星㈱」 ※2025年5月6日撮影

「旧三菱鉱業事務所」

 

この建物は出張所として建てられたもので戦後は営業所として使用された。

老朽化により取り壊しの話もあったが、保存を願う市民の出資により買取られた
活動は「むろらん100年建造物保存活用会」を参照ください。

 

現在の姿は再塗装も少し色褪せ、それが逆に歴史的建造物の雰囲気を醸し出す

板張りに縦長窓がレトロさを強調する
壁の色も素敵だ。

こうして観ることが出来たのは市民活動の賜物です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「野村家住宅」 *道南・道央の建築探訪NO9 解体


※グーグルストリートビュー2012年よりお借りしました

所在地 室蘭市緑町4-14
建築年 昭和13(1938)年
指定等 なし

 

 

「㈱空港サービス」 *道南・道央の建築探訪NO10

 

所在地 室蘭市緑町9-28
建築年 大正15(1926)年
指定等 なし

ナビ「住所」 ※2025年5月6日撮影

「旧北海道炭鉱汽船㈱倶楽部」

 

北海道炭鉱汽船㈱は空知地区の炭鉱を経営し、鉄道を敷いて小樽や室蘭から船で運搬する海運業も営んだ。

かつては室蘭市に本社を置いたこともある三井系で北海道有数の大企業であった

現在はロシアなどから石炭を輸入する商社となっている。

その北炭の倶楽部として当時の専務の別荘があった場所に建てられた。

横長の建物で石張りの煙突、右にある入り口横上にハーフティンバー風の意匠が目を惹く。

また坂道に合わせて階段状にした物置?も面白い。

 

現在は、海事工事や通船の(株)室港サービスが保有している

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「北海道炭鉱汽船㈱西役宅第4号・北海道炭鉱汽船㈱職員住宅」 *道南・道央の建築探訪NO11

 

所在地 室蘭市西小路町10
建築年 昭和12(1937)年
指定等 なし

ナビ「古民家カフェRound Window」 ※2025年5月6日撮影

 

北海道炭鉱汽船の役員クラスと職員の社宅が並んで建っている
過去にはたくさんあった社宅がここだけ現存しているようだ。

また木造下見板張りで階段室の縦長窓や丸窓など意匠にもみるべきものがあり大変貴重な建物だ。

 

道路から手前の1棟2軒の建物が職員用社宅。
この建物が古民家カフェとして再スタートを切ったのは
何ともうれしい話だ。

訪問日は定休日だったので内部を見ることが出来なかったが
室蘭への再訪があればぜひ寄ってみたい。

 

奥側が役員用の社宅だが、こちらは空き家の時間が長かったと見えて
かなり損傷が進んでいる
このままでは崩壊もありえるので職員社宅同様に再利用があれば良いのだが、こればかりは難しいかも知れない。

 

 

 

 

こちらが役員用

 

 

 

どちらも2階の窓から室蘭港が良く見えることだろう

 

 

 

「蕙山苑(栗林本宅)」 *道南・道央の建築探訪NO12

 

所在地 室蘭市常盤町17-8
建築年 明治42(1909)年
指定等 なし

ナビ「蕙山苑」 ※2025年5月6日撮影

 

蕙山苑(けいざんえん)は室蘭市のみならず北海道を代表する企業、栗林グループの創始者、栗林五朔氏が来蘭する賓客のために建てたと言われる。

蕙山苑の前の坂道は「栗林の坂」といわれそれだけ昔から栗林の名は知れ渡っていた。

建物のある敷地は4000坪、建物は200坪ある
建築には京都、越後から専門の宮大工を呼びよせた。

昭和7年に増築した洋室も備えており、敷地内には五朔氏の胸像もあるようだ。

その後、栗林の関連グループのクラブ組織として運営され
五朔氏の雅号「蕙堂」にちなみ「蕙山苑」と名付けられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



※以降の写真はすべて「栗林七五年」よりお借りしました

かつての栗林商会本社ビル 昭和8(1933)年建築 ※解体済

蕙山苑

 

 

 




 

 

「旧斎藤歯科医院」 *道南・道央の建築探訪NO13 解体

 

 

所在地 室蘭市常磐町7-6
建築年 大正期
指定等 なし

「旧杉本家住宅」