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ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

久しぶりぶりのDVD

2011年02月23日 | 映画

久しぶりにDVDをレンタルして観た。
最近・・GyaOでドラマや映画が
無料で観れる事を知り
韓流ドラマを観るようになった。
もっと早くに知っていれば
いろいろレンタルしなくてすんだのに・・・。
ちなみに今は
私がテレビで初めて観てハマった韓流ドラマ
「宮~Love in Palace」を見直している。
テレビは吹き替えで観ていたので
ずいぶん違った感じがする。
まぁその時は、反韓流だったので
ドラマの前半は「フ~~~~ン」と冷ややかな目で見ていたからね。
今とはポテンシャルが違うんだけど(笑)

・・・んで今回借りたDVDは
「ダーリンは外国人」
面白かった!
ダーリンのトニーが可愛い(笑)
読んだ事のある漫画が原作だし
何となく想像はついていたのだけど
予想より良かった!
ニンマリしたりほんわりしたりホロリとしたり
暖かい気持ちになる映画。
井上真央ちゃんの横顔が綺麗だった。
花より男子は観ていないので
彼女の作品はキッズウォー以来かも・・
大人になったね~~~(笑)

「ソラニン」
宮崎あおいちゃんの魅力満載の映画。
浅野いにお作品は
何となく気になりながらも読んだことが無く
これを機に大人買いしてみちゃおうかな~ブックオフで・・と思った(笑)
特別に凝っている話でもぶっ飛んでる話でもなく
昔からある普遍的な
夢と現実の狭間で悩む若者の話だ。
こってりでなくあっさりと味付けしてあり
最後まで胃もたれせずに観れる。
とにかく宮崎あおいちゃんが可愛い!
あと30才若かったら
宮崎あおいになろうとしたかもしれない(笑)
種田クン役の高良健吾クンは初めて観る顔だわ・・と思ったら
いろいろな映画に出ていて
結構観ていた。
歌はあんまり上手くなかったからミュージシャンじゃないと思ったのはあたっていた(笑)

「孤高のメス」
大鐘稔彦の小説の映画化
去年の旦那の誕生日に、文庫本全6巻をプレゼントした作品だ。
・・・ブックオフで買って(笑)
堤真一演じる当麻鉄彦は
留学して高度な技術を学んだ優秀な外科医なのだが
目の前の命を救う事だけを考えるため
病院側と意見が合わず
地方の病院を転々としている。
田舎町の市民病院は
大学病院に依存し向上心を失くした病院だった。
手術を失敗し出血が止まらず
お腹にガーゼを詰めたまま大学病院に送る。
癌患者の手術に失敗・・癌をそのままにして閉じる。
などを繰り返していた。
そんな病院に赴任し
命と真摯に向き合い一石を投じて去っていく。
全6巻を2時間足らずの映画にしているのだから
深く掘り下げる事はしていない。
ドキュメントのように淡々と進行していく。
ただ黙々と手術をする当麻医師の姿が凛として美しい映画だ。

「のだめカンタービレ最終楽章・後編」
もう言う事はない。
最初から最後までのだめワールド(笑)
テレビドラマ→ドラマSP→映画全編→後編と
何も変わることなくそのままで
長い長いドラマを観続けた感じ。
途中で俳優交代などなくて本当に良かった。
5年間と言う歳月は
それなりに玉木君を老けさせてたけど・・(笑)
楽しゅうございました。
ありがとう!

今回借りたDVDは冒険もせず王道を借りたので
それなりに全部よかった!
でも一番を決めるというなら
ダーリンは外国人かな!

アンストッパブル

2011年01月23日 | 映画

今年初めての映画は「アンストッパブル」だった。
この映画は2001年5月にオハイオ州で発生した貨物列車暴走事故をもとに制作された。
操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、
整備士のミスによって無人で走り出してしまう。
エアブレーキのホースが外れたままなので
自動停止装置も作動しない。
大量の化学薬品とディーゼル燃料を積載していて
このまま暴走を続ければ大惨事になる。
しかし、スピードは加速するばかりだ。
同じ時に列車を走らせていた
ベテラン機関士と新人機関士の二人は、暴走列車と正面衝突の危機にあった。
寸前の所で回避し
ベテラン機関士の機転と判断から
暴走列車を止めるべく列車を追いかけだす。
さぁ~どうなる?
・・・・と言うストーリーだ。
暴走列車の迫力がとにかく凄い。
心臓がドキドキして
手にギュっと力が入った。

突っ込み所も多々あるのだが
面白い映画だったと思う。
どっかのテレビ番組で
駄作だった「スピード2」をなかったことにして
これを「スピード2」にするべきだ!と言っていたけど
そうかも・・・と思えた(笑)
テンぜル・ワシントンが19歳と18歳の娘の父親の役なんだけど
もの凄くおじいちゃんに見えた。
早期強制退職を言い渡されている役だから
ちょっと老けさせたのかしら?
実際の年齢は幾つなのかしら?
あと操車場に勤める溶接工のオッチャンがいい味を出していた(笑)
第3の主人公は彼・・ちょっと言い過ぎか?
迫力ある映画なので
DVDではなく映画館で観ることをお勧めする。

心の大掃除ってことで(^_^;)

2010年12月30日 | 映画
年末も押し迫り
やらなくちゃいけないこといっぱいなのに
のほほんと映画を観に行ってきた。
それも2日続けて(^_^;)
一つは新聞屋さんでもらったチケットの期限がもうなかったから
無駄にするのももったいないじゃん!
・・と言う言い訳があった(笑)
映画は「オーケストラ」
昔、ボリショイ交響楽団の天才指揮者だった男は
今は落ちぶれて劇場の清掃員として働いている。
ある日パリの劇場からきた出演依頼FAXを見つけた彼は
クビになったかつての楽団仲間を集めて偽のオーケストラを結成し
ボリショイ交響楽団代表としてパリに乗り込んでいく。
あらすじを見て
これは面白そうだ!と思ったのだけど
意外とつまらなかった。
最初のほうは気を抜くと
睡魔の海にずるずると引き込まれていく。
内容ほぼ分からず(笑)
でもラストの
12分間の「チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲」は良かった!
ここだけ見れば
何か全てが分かった気になる。
ロシアのユダヤ人迫害
離れ離れだった親子の再開
全てが「チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲」と結びつく。
ダメダメの偽楽団が
奇跡を起こすサクセスストーリーなので後味もいい!
今年の締めくくりに観るにはまぁいい映画だった。
・・と思っていたら
仕事納めで休みに入った旦那が
急に「バーレスク」が観たいと言い出した。

大掃除もしていないのに行くの?
・・と思ったのだけど
面白そうなので行くことにした。
思い立ったが吉日
大掃除<バーレスクだ(笑)
出かけ間際に娘2号もついてくることになった。
映画館はほぼ満席
時間ぎりぎりだったので
3人バラバラの席で観ることになった。
私の右も左もカップルだった。
暮れに一人で映画を見に来る淋しいオバチャン
・・・と思われただろうな~~(^_^;)
面白かった!
ストーリーは特に凝ってはいない。
潰れそうなショーパブ「バーレスク」を
田舎から出てきた歌のうまい女の子が救う話だ。
でも登場人物が魅力的で
ショーがカッコ良くて
一瞬も飽きる所が無くて
気持ちがいい映画だった。
歌のうまい女の子をクリスティーナ・アギレラが演じている。
歌も踊りもパワフル
アギレラの魅力満載のショーを観ているようだった。
2010年の締めくくりには最高の映画だ!
大掃除サボったけど
私の心はピッカピッカになったヽ(^。^)ノ
だから、めでたしめでたし(笑)
映画を観終わって出てきた扉の前で
タワレコが商売していた。
まんまと策略に乗せられてしまった(^_^;)

バーレスクサントラとアギレラのベストアルバム
輸入盤なので両方買って2500円
思わず買っちゃうでしょう!(笑)

シングルマン

2010年11月25日 | 映画

「シングルマン」と言う映画を見てきた。
とってもアートフルな映画だった。
1962年のロスが舞台
最愛の恋人を自動車事故で亡くし
生きている事の意味を見いだせずにいるゲイの大学教授が
ある朝、自殺を決意する。
そして、
死に向かって着々と準備を進める1日の話だ。
ファッションデザイナーのトム・フォード氏が映画初監督として
メガホンを握っている。
そのセンスはさすがだ!
映像の隅々まで神経が張り巡らされている感じ。
どの場面を切り取ってもお洒落だ。
トム・フォード氏の美学が詰め込まれている。
遺書に添えられたメモには
「ネクタイはウインザーノットで」の言葉。
遺体になってもまだ拘りを捨てないつもりだ(笑)
ゲイはゲイを呼ぶのだろうか?
見つめあうだけで通じ合う。
通りすがりに知り合った
ジェームスディーンのような美青年に
「美しいな・・それも才能だ」と言い切る。

結末は意外なのだけど
良い終わりかただったと思う。
映像・音楽・セリフ
完璧な世界観を観る価値あり!

DVDの感想

2010年11月18日 | 映画
「逃亡くそたわけ」
美波ちゃんが精神病院から逃亡するロードムービー
彼女は幻覚や幻聴に悩まされている。
しかし、薬漬けの毎日に「コレじゃダメだ!」と
名古屋出身の”なごやん”(吉沢悠)のボロ車で
福岡から鹿児島まで逃げる。
何のために逃げるのか
何から逃げるのか
よく分からないけど、
とにかく逃げる。
矛盾だらけだし
突っ込みどころ満載なんだけど
美波ちゃんはなごやんの優しい人柄に癒され
なごやんは美波ちゃんを見捨てない事で強くなる。
THEピーズの曲が良かった!

「シャッターアイランド」
娘2号が友達から借りてきたから、
せっかくなので観る事にした。
私はあんまり洋画は観ない。
暗い映画だった。
誰が正常で
誰が異常なのか・・・
先がまったく読めなかった。
最後はこう来たか・・・の展開なのだけど
スッキリしない。
誰も信じられなくなりそうな映画。

「ノーボーイズノークライ」
日韓合同映画。
舞台はほぼ日本なんだけど
全体的なトーンは100%韓国
韓国から小さなボートで密航し
キムチを運んでくる韓国人ヒョング(ハ・ジョンウ)
その品物を海岸で受け取る日本人のチンピラの亨(妻夫木くん)
ある日ヒョングが物ではなく簀巻きにした女を運んで来る。
それをきっかけに
やりきれない沸々とした日々を過ごしていた彼らが
抜け出す出口を見つけようとして巻き込まれていく。
ヒョングは親に捨てられた孤児
亨は呆けた祖母と未婚で3人の子持ちの妹
一番下の子供は重い病気で治療費が掛かる
それを一人で養っていた。
これでもか・・というくらい貧しい。
貧しさの表現の仕方が
思いっきり韓国だ。
セリフもほぼ韓国語だし
韓国の映画に妻夫木くんが出ている感じ。
2人でヤケッパチで歌う
アジアの純真がいい!

「罪とか罰とか」
ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の
摩訶不思議ワールド(笑)
微妙な違和感が癖になってくる映画
成瀬璃子ちゃんがいなかったら変態映画なんだけど
彼女の爽やかさが
色んなものを浄化してくれて
有りの作品に仕上げている。
ツボにはまったら最強の映画。
ハマらなかったら最悪の映画。
私は楽しめた!
とりあえず見る価値ありだと思う。

「渋谷区円山町」
おかざき真理の渋谷のラブホ街を舞台にした漫画の映画化
2つの作品のオムニバス
一つはホテル街に興味津々の女子高生の話
病気療養中の先生の代わりに来た臨時教師に恋をする
どこにでもありそうな話
先生がラブホに入るところを目撃して
それをネタに先生をからかっているうちに
先生を好きになり
ラブホに誘ってしまう大胆な榮倉奈々ちゃん。
これは100%漫画の世界
二つ目は
いじめられていると知りながら
仲間外れになることを恐れて
へらへらと笑い友達のふりをし続ける少女に
そっと寄り添い
それは間違ってる!と気づかせた少女との友情物語
学校ではたいして目立っていない子が
私服になったら、すごくカッコ良い!
よく漫画にあるパターンだけど
そうゆうのって憧れるよね(笑)
原裕美子ちゃんのモデルオーラは素晴らしい!
仲里依紗ちゃんの制服姿は
白鳥麗子の宮沢りえちゃんを思い出させる。
まんま漫画の映画

十三人の刺客

2010年11月06日 | 映画
映画のタダ券をもらったので
久しぶりに旦那と2人で「十三人の刺客」を観て来た。
最近リスペクトの三池崇史監督の作品だし
迫力ある決闘シーンの評判も良いし
きっと見ごたえある作映画になっているはずだ!

江戸時代末期、
次期老中への就任が決定している将軍の腹違いの弟で
極悪非道の限りを尽くす明石藩主の稲垣吾郎ちゃん
彼が老中になり更に好き勝手するようになったらどうなる事か・・・
その事を憂慮した老中から暗殺の命が
役所広司に与えられる。
侍として生きながらも刀を抜く事も無く
生涯を終えていく太平の世に
どう侍として死んでいくか
常に考えていた彼に
死に場所が与えられたのだ。
同じ志を持つ12人の侍が集められ
参勤交代で国へ帰る稲垣吾郎ちゃんを襲撃する。
先回りの為、山道を進む彼らに
野人の伊勢谷友介が加わり13人になる。
せっかくの美しい伊勢谷さんが小汚い野人とは・・・
三池監督・・ずいぶんな使い方をしてくれるじゃないかヽ(´Д`)ノ
・・って言うか他にも
豪華な俳優人を湯水のように使っている贅沢な映画だ。
この映画は
ひとりひとりの心情を細かく描くのではなく
侍がどんな死に様を見せるか・・・がテーマだ。
愚かな暴君に使えこれも侍の定めと命を落としていく侍
正義や義を貫く為に自分の命をいとわない捨て身で渾身の刀を振るう侍
侍ではない13人目の刺客の野人は
最後ひょうひょうと山へ帰って行く。
それに引き換え
侍でひとり生き残った山田孝之は
「侍なんてまっぴらだ」と言いながらも
投げ捨てようとした刀が手から離れない。
強く握りすぎていて手から離れられなくなったのかとも思ったけど
侍であることを捨てられないと言う事なのだと思った。
とにかく、
13対300人の決闘シーンは圧巻だ。
仕込んだ仕掛けや弓矢で半数くらいまで倒すのだけど
最後は刀を握り
ゲームの戦国無双か?ってくらい
切って切って切って切りまくる。
切りまくりすぎて逆に痛みを感じなかった。
だから意外と最後まで平気で見れた。

最近見たDVD

2010年10月30日 | 映画

「深呼吸の必要」
沖縄の離島にサトウキビ畑の刈り取り(キビ刈隊)のバイトで
本州から集まった若者7人の話。
もちろん、それぞれに理由ありだ。
年老いたおじいとおばあの家に寝泊りして
ひたすらトウキビを刈取る過酷なバイト。
工場に納入の期限があり
35日間で全部刈取らなければならい。
トウキビで生計を立てているおじいとおばあは
全部のトウキビを工場に収められなければ
経済的に厳しくなる。
でも、なれない作業ではかどらず遅れても
「なんくるないさー」と笑い飛ばす。
そんなおじいとおばあの暖かさに触れ
休みも返上して
日の出から暗くなるまでサトウキビを刈り続ける。
おばあの作る美味しいご飯を食べ、
自然の中でくたくたになるまで働く。
味わった事の無い一体感、達成感が若者達を変えていく。
ぐわぁ~と感動することもないけど
爽やかで良い映画だった。
キビ刈り隊のアルバイトは本当にあるそうだ。

「幸福な食卓」
3年前、父親が自殺未遂をする。
そのことに傷つき
責任を感じ自信をなくした母親は
家を出てしまい別居中だ。
天才と評判だった兄は大学に行かず農業の道を選ぶ。
中学生の妹はそんな状態の家族を受け止め
必死に支えてきた。
ある朝、父親は食卓で
「父さんは今日で父さんをやめようと思う」と言い出す。
父親をやめた父親は
娘達とはほとんどかかわりを持たず
医科大学進学を目指し勉強を始める。
映画は終止、不思議な感じで淡々と進んでいく。
「幸福な食卓」と言うタイトルからか
食事のシーンが多い。
バラバラの家族のようだが
一緒に食事をしているのが印象的で不思議でもある。
妹は転校生の男の子に恋をして少しづつ変わっていく。
この転校生が純な直球男で面白い。
そして少女に大きな試練が訪れる。
しかし、それをきっかけに
家族が再生に向かって動き出す。
最後に流れる
ミスチルの「くるみ」に泣かされる。

「ヘブンズドア」
余命わずかと宣告された28歳の男と14歳の少女
少女は幼いころから入院しているので
外の世界を知らない。
海を見たことが無い少女に
海を見せようと病院の前に止まっていた車を盗み
病院を抜け出す。
しかし、その車には拳銃と大金が積まれていた。
警察と怪しい組織から追われながらも、
死ぬまでにやりたい事リストを作り
少女の夢をひとつづつ叶えながら海を目指す。
福田麻由子ちゃん大人っぽくなったな~と思った!
ドイツの映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」のリメイクだそうだ。
音楽がとってもいい。
不安定で切ない電子音
イギリスのバンド「Plaid」が担当したそうだ。
カーチェイスで流れる音楽が特にgood!

「青い鳥」
阿部寛が吃音の臨時教師で
いじめによる自殺未遂事件が起こった学校に赴任してくる。
吃音・・ようするにどもりで上手に話せない。
だから彼は本気の言葉しか話さない。
「本気で話すから皆さんも本気で聞いてください」と言う。
自殺未遂をした生徒は違う学校へ転校してもういない。
学校側は生徒達には十分反省させたから
気持ちを切り替えて学業に専念するように
事件を過去の物にしようとしていた。
生徒達も自分達には都合の悪い事なので
蒸し返す必要も無い。
自殺未遂事件は封印されたように姿を消していた。
しかし先生は
自殺未遂した子の机を教室に運び込み
「君達は、忘れるなんて卑怯だ」と
彼の机に向かって毎日「おはよう」と声を掛け続けた。
せっかく過去のものになろうとしていた事件が蒸し返されて
生徒達は面白くない。
でも子供達に少しづつ変化が現れる。
いじめとは何か
過ちとは何か
償うとは何か
反省するとはどうゆうことか
ハッキリした答えも結果も出ないけど
吃音の臨時教師が子供たちに
本気の言葉を伝えて去っていく映画。
いじめてしまった事の後悔に苦しむ少年を演じた
本郷奏多くんが綺麗な顔の少年でそそられる(笑)
3年後・・5年後が楽しみだヽ(^O^)ノ

「純喫茶磯辺」
超いい加減なダメ親父(宮迫博之)に遺産が舞い込み
喫茶店のマスターはモテルと言う勘違いから
純喫茶「磯辺」を開店する。
ダサさの全てを詰め込んだような喫茶店で笑える。
そんな喫茶店だから集う面々も変人ばかり
お決まりのように
マスターがバイトの子に恋をして砕けて
純喫茶「磯辺」のひと夏が終わる話
そのバイトの子が麻生久美子で
すっとぼけた感じがさすが麻生久美子だった(笑)
でも、つまらなくは無かったけど
面白くも無かった。
もうひとつ突き出た感じが欲しい。
でもこの映画はこのぬるさがいいのかな~~?

やっぱり止められないDVD鑑賞

2010年10月19日 | 映画
DVD鑑賞はお休み予定だったんだけど
やっぱり止められない。
無いと非常に淋しい;^_^A
1週間レンタルで7本借りていたのを
4本に縮小して借り続けている。

「解夏」
何度となく観ようと思って
見損ねていた。
目の病気で
だんだん見えなくなっていくなんて
命の期限を宣告されるより
ある意味辛いかもしれない。
でも人間は強いから
わめいたり泣いたり叫んだりして
事実を受け入れて行くんだよね。
目が見えなくなるって言うのは
真っ暗な暗闇の中の世界なのかと思っていたら
乳白色の霧の中の世界と聞いて
ちょっとだけホッとした。
黒い世界より白い世界の方がまだ救われる気がした。
題材の割には意外とあっさりと作られている映画で
母親の心情や恋人の心情
友達の心情
自分の心情
全てが内に秘められていて
優しく静かに静かに進行していく。
発病~失明までを
仏教の夏修行の安居と重ね
修行の始まりを「結夏」
修行の終わりを「解夏」
解夏は失明する日と言う意味で使われている。
ん~~~~切ないヽ(´Д`)ノ

「2/2」
「解夏」がさだまさし原作だったので
今度は中島みゆき原作に挑戦
びっくりするくらいつまらなかった;^_^A
これは小説のままにしておくべきだったね。
小説だときっとお洒落でトレンディなミステリーに
なっているのだと思う・・読んでないけど;^_^A
でも、映像にすると
ミステリアスな空気感が安っぽくなりすぎて
せっかくのお洒落な感じが台無しになっている。
これは失敗だと思う。

「サッドヴァケイション」
浅野忠信・宮崎あおい
板谷由夏・オダギリジョーと豪華なキャスト
でも映画はいたって地味だった。
でもなんともいえない雰囲気で
何故か惹き付けられる。
浅野さんの汚らしい
怖さと優しさの同居してる感じがたまらなくいい。
淡々と進行していくやりきれない感じが
癖になる映画だ。

「ドロップ」
ヤンキーは老けているもの・・とは言え
成宮寛貴クン.水嶋ヒロ が中学生は
無理があるでしょう~(笑)
敵だった奴が仲間になっていくってのは面白いけど
その過程が
何だか安っぽくて好きになれなかった。
中途半端にカッコつけた台詞が多くて
気持ち悪い。
仲間の為にボロボロになっても戦う
その美学は大好きなんだけど
感動することが出来なかった。
残念!

「築地魚河岸三代目」
エリート商社マンだった大沢たかおが
恋人の父親が病に倒れ
築地魚河岸を手伝ううちに
魚河岸の面白さに目覚めていく。
もちろん素直に受け入れてくれない
一癖も二癖もある築地の人たち
映画は
見てる人全ての期待を裏切らない展開で進んでいく。
安心して
笑ったりじわっとしたり出来る。
でも大沢たかおの年齢が
青年を演じるのに無理になってきたんじゃないか?と感じた。

「杉山くんたちは夜専門」
タイトルに惹かれた(笑)
もともと劇だったのを映像化したものらしい。
なのでネジを作ってる工場の事務所での密室劇で
登場人物も5人のみだ。
ストーカーをしている工員のところに
ストーカーをやめて欲しいと
被害者の女の子と
ストーカー被害の相談所の男が尋ねてくる。
そこでシュールな攻防が行なわれ
相談所の男が現役のストーカーだとわかったり
(ストーカーを熟知してるから止めさせる事も出来る)
と言うのだ;^_^A
杉山君が不法滞在の外国人だったり
町工場の悩める問題も盛り込まれている。
とにかくシュールで面白かった!

「龍がごとく」
コーヒープリンスではまったコン・ユが出てるし
三池崇史監督の作品だし
こりゃ観る価値有りなんじゃないか?と借りた(笑)
う~~~~ん。
岸谷五郎の逝っちゃった感じと
クレイジーケンバンドの歌は良かった!
コン・ユはアル中のスパイナーの役だった。
うん。どうでもいい役かな?(笑)
ゲームの映画化なので
いろいろと突っ込みどころはあるけど
でもね・・・決してキライな感じじゃないんだ(笑)

「Dear Friends -ディア フレンズ」
北川景子がイケイケの女子高生で
やりたい放題しているのだけど
ガンになってしまい
本当の友達とは・・・何かに気づいていく映画
それなりに感動できるように作ってあるのだけど
後半の進行に無理がある。
無理が有るな~と思いながらも
うるっとしてしまうのが
負けたような気がして悔しい;^_^A

「クローズzeroⅡ」
クローズⅠが良かったからⅡも見たいな~~~と言っていたら
旦那が会社の若い子に借りて来てくれた。
言っとくもんだ(笑)
Ⅱも問題なく良かった。
でもⅠに引き続き黒木メイサはいらないだろう~と思った;^_^A
この映画のベストキュンは
芹沢多摩雄の
「うちの大将に随分なことしてくれるじゃねぇーか」の台詞
このひと言に多摩雄って男のデカさが表されていて
すげー男なんだと改めて思わされる。
鈴蘭の奴らも
鳳仙の奴らも
岸谷五郎も
やべきょうすけも
みんな最高の奴らだ!
ブルースリーの「死亡遊戯」のように
建物を上へ上へと戦いながら登っていくのだが
大将(小栗旬)を屋上まで登らせる為に
皆が身体を張る。
ベタって言っちゃえばベタなんだけど
ここは俺に任せて行け~~みたいのに
心臓鷲づかみされる;^_^A
やっぱり
三池崇史監督作品は私のツボだ!

BECK

2010年10月07日 | 映画
さかのぼる事、1ヶ月ちょい
友達から誕生日のプレゼントで
「BECK」の映画鑑賞券を貰った。
ペアで貰ったので
娘2号が一緒に行く事になった。
ところが・・・・何だかんだと忙しく予定がたたない。
いつしか封切から1ヶ月が過ぎ
「いつになったら行けるの?」と迫ると
「行けそうにないから
お母さん友達誘って観て来れば?」と返事が帰ってきた。
何だよ~~~~~!!
無駄に1ヶ月もお預けされちゃったじゃないか!
さっそく友達を誘って観にいって来た。
桜井町に新しく出来た
「横浜ブルク13」で観る事にした。
行ってみよう・・と思いながら行った事にないシネコンだ!
ロビーのソファーとかお洒落で雰囲気がある。
でもガラガラに空いていた。
封切からずいぶん日にちがたってしまったとはいえ
100席くらいあるのに10人ちょっとしか入っていないって・・;^_^A
封切直後の映画はもっと混んでいるのかしら?
こんなんで経営していけるの?
ちょっと心配になった。

「BECK」は面白かった!
クスリと笑える所もいっぱいあったし
ジーンとする事も出来たし
みんなイケメンだし
健くん顔ちっちゃいし
バンドの音も気持ちよかったし!
カンニング竹山いい仕事してたし
もたいまさこインパクト大だったし(笑)
雨の中のフェスも感動的だったし
一番美味しいとこ持ってったのは桐谷くんだったし!
HPがカッコ良いのでポチッしてみて!
そして・・・
でも・・・
やっぱり・・・
コユキくんの歌声が聞きたかった。
どんな声を持ってきても
どんな歌を持ってきても
しっくり来ない!ってのは解るんだけど
いくら観ても考えても
脳内再生されなかった
想像力の足りない私としては
どんな歌声でも提示してもらったほうがスッキリしたと思う。
青春って
音楽って
イケメンって
やっぱりいいな~~~~!と思える映画!

DVDはこれで休止・・なんだけど・・・。

2010年09月15日 | 映画
「プライド」
一条ゆかり先生のコミックが映画化されたもの。
私の愛読書だから、内容が全部わかってるから
ツーカーで理解出来ちゃうけど
いきなりこの映画を見せられたら
この展開についてこれる物なのか・・
ちと疑問に思った。
音大生のお嬢様が父親の会社の倒産で貧乏になる。
もともと貧乏の2流音大生の女の子は
汚い手をつかってでものし上がろうとする。
そこに絡んでくるのは金持ちで野心家の男
音楽が大好きな気立てのいい青年
銀座の一流クラブのママ
それぞれがそれぞれの思惑をぶつけ合う。
原作に忠実だったし
私としては有りの映画!
歌のシーンを含め最後まで面白く観れた!

「7月24日通りのクリスマス」
中谷美紀ちゃんが冴えない夢見る夢子ちゃんな役で登場
その美紀ちゃんの王子様役で大沢たかお
全国の冴えない子ちゃんに夢と希望を与える映画なんだけど
どんなに冴えない子ちゃん装っても
中谷美紀だからね。
ひねくれた私の心は共感することを拒んじゃうんだ(笑)
共感できる出来ないはともかく
恋をしたら一生懸命にならなくちゃダメって教えてくれる映画

「砂時計」
中学生のときに交わした約束に
引きずられ続ける男女のお話。
純愛なんだけど・・・何か・・違和感があった。
なんだろう?
私がひねくれ者だからか?(笑)
自殺した母親の幻に取り憑かれて
初恋を捨てる少女
少女の幻に取り憑かれて
待ち続ける青年
島根の田舎町を舞台に
ピュアでぎこちない恋が描かれている。

「どこに行くの?」
第30回モスクワ国際映画祭パースペクティブ・コンペティション部門ノミネート作品。
パッケージに書かれたこの文字に
もしかしたら面白いのかも?・・・と思って借りた。
インディーズムービーの奇才松井良彦監督が22年ぶりに放つ・・・
この言葉にもおぉぉ!って思った。
でも奇才にはついていけなかった;^_^A
私は凡才だから(笑)

「黄色い涙」
昭和30年代の東京阿佐ヶ谷のボロアパートで
嵐のメンバーが
芸術家のたまごとして成功を夢見る話。
嵐が貧乏芸術家を好演してる。
でも・・・なんだろうね?
何か・・ピンとこない。
みんな汚らしくないんだもん(笑)
ツルンと綺麗なんだもん(笑)
犬童一心監督作品だし
面白くロマンチックに作られていたとは思うんだけど
匂いが感じられないのが残念
それは私が嵐よりも遥か年上で
おまけに本物の昭和30年代を知ってるからなのかな?
中高生がこの映画を観れば
嵐に昭和30年代の匂いを感じれたのかも・・。
それぞれに好演してるのに
嵐として一括りになると幼さばかりが目だっていた。
残念!

「眉山」
徳島で闘病する末期がんの母親と
看病する為に東京から戻った娘
母の恋と娘の恋
いろんな思いの交差する中
今年も阿波踊りの季節がやってくる。
そんな映画だ。
ストーリーは意外とベタな展開をする。
でも
眉山と阿波踊りがこの映画を輝かせていた。
きっと阿波踊りの中には
沢山の喜びと悲しみが詰め込まれていて
百人百通りの物語があるんだろうな~と思わせる。
力強く激しく楽しく美しく優しく
全てを包み込んで阿波踊りがあるんだと思った。
宮本信子さんの演技も素晴らしい。
凛とした強さ、人間の大きさが
とっても気持ちよかった。
良い映画だったと思う。

「おっぱいバレー」
試合に勝ったらおっぱいを見せる約束をする
なんて大胆なストーリー・・・と思ったら
実話を元にしてるって聞いて2度ビックリ。
映画は
おバカな中学生BOYSが可愛らしくて
面白くて
懐かしい挿入曲も良かった!
でも私はひねくれ者なので
感想は「まぁまぁじゃない」;^_^A
綾瀬はるかちゃんは可愛かったけど
この役にぴったり・・とは言えない気がする。

「最終兵器彼女」
娘1号が高校生の頃読んでいた漫画で
借りて読んだことがあった。
ほぼ内容は忘れているけど
可愛らしい女の子が兵器に改造されて
戦う話だったのは覚えている。
こんなにふわふわで可愛らしい子が何故兵器?
そのギャップが面白く、切なくもあった。
それをどう実写化するのか?
興味シンシンだったのだけど
・・・・受け入れがたい物があった。
兵器になっちゃうヒロイン「ちせ」の前田亜紀ちゃんは良いとしても
それ以外のキャストがダメダメだった。
映画化してはいけなかった作品に
手を出して失敗した・・・そんな映画。
映画を観るより原作のコミックを読む事をオススメする。

「海でのはなし」
宮あおい×西島秀俊×スピッツ×大宮エリー
同じ比重でこの4つが存在する映画。
スピッツの楽曲をふんだんに使ってるけど
ストーリーに請っている訳でも
映像に凝っている訳でもない。
これを映画と言ってしまうにはちょっと抵抗がある。
ネット配信のドラマのような
スピッツの長いPVのような
そんな作品だ。
宮あおい×西島秀俊
この2人に救われてい部分が大きい。
西島秀俊ファンにならオススメするけど
それ以外の人にオススメしたら・・・怒られるかも(笑)

「クローズzero」
泣かせるじゃないか~~~~~~~(TдT)
ただのヤンキー映画だと思って
ずーっと手を出さずにいたのだけど
価値のあるヤンキー映画だったよ。
ストーリーは単純
不良しか居ない鈴蘭高校で
不良が多すぎて
逆にいまだなしえた事がない
テッペンとって統一を目指す青年たちの話
ほぼ乱闘シーンなんだけど
三池崇史監督の格闘シーンは切なさがあっていいんだ!
人を殴ってるシーン見て泣けてくるんだよ
・・来年50歳になるオバチャンなのに(笑)
でも監督、唯一の間違いは
格闘シーンで黒木メイサの歌を使っちゃったところ
もう一気にテンション落ちちゃって
涙も乾いちゃったもん。
男の世界に女の子入れちゃダメでしょう!
彼らはもっと違う時限で戦ってるじゃん。
本当に残念!
小栗旬君も山田孝之君もカッコイイから
この映画は成り立ってるんだけどね!
まぁ私としては愛すべきバカチンピラ「やべきょうすけ」や
その親分の遠藤憲一にもググッと来る所があって
今回のDVDチャンプは「クローズzero」
こうなってくると「クローズⅡ」も借りて見たくなっちゃうな~~!

しつこいですが・・・・DVD

2010年09月03日 | 映画
自分が観たDVDの記録ですから(笑)

「9ソウルズ」
9人が刑務所を脱獄する映画
脱走した彼らは
同室だった偽札製造犯が
富士山麓の小学校に埋めたと言う宝物を探す為に
ワゴン車を奪い目指す。
脱獄者たちは人間として不器用
・・だけでは済まされない罪を犯した人たちだった。
しかし9人なりの連帯感と秩序で
旅は進行していく。
最後まで9人には共感は持てなかったけど
それぞれが向かおうとした先にある何か・・
愛だったりささやかな夢だったり
悲しいくらい純粋なものだった。
心が弱くてそれゆえに罪を犯し続けてしまう人たち
血が飛び散り・リアルな痛みを感じる描写
ただただ切なかった。

「天使の牙」
大沢たかおに目がくらんで借りた(笑)
う~~~~ん
一体全体・・・何?
アニメを実写版にして
失敗した感じの映画だ。
リアルの欠片も無くて
話が進んでいくほど
どんどん醒めていった。
麻薬組織が突拍子なさすぎ。

「サクゴエ」
闇金融に追われて自殺しようと
屋上に立つ冴えない青年
その姿を見たら・・この映画ハズレだわヽ(´Д`)ノ
・・と思ったのだけど
意外や意外・・良かった。
弓削智久がかっこ良かった。
今までこの俳優さん知らなかった!
勿体無い事したわ~~。
殺人犯で逃げ回っている役だから
髪の毛で顔が半分隠れた状態なんだけど
妻夫木くんとオダギリと大沢たかおも入れちゃおう~
足して3で割ったみたいな顔してた!
喋り方はオダギリ・ジョーに似ていた。
ヤクザの世界が、サラリと描かれ過ぎていたのが
ちょっと気になったけど
テーマは愛と友情と裏切りだから
リアルなヤクザじゃなくても良かったのかな。
サクゴエは柵越えのことで
誰の心の中にもある柵
どう越えるか、どう越えないか
しっかり描けていていい映画だった。

「ただ君を愛してる」
玉木宏、宮崎あおいちゃん主演
宮崎あおいちゃんが可愛すぎる。
彼女以外のキャストは考えられないピッタリンコのはまり役
悪い人が居ない映画
ずーっと爽やかな風が吹き続けていた。
映像がとっても綺麗!
静流って名前は「恋愛寫眞」の広末の役と同じ名前
ニューヨークと写真展ってのも共通してる。
あれ?って思ったら
「恋愛寫眞」のアナザーストーリーだった。
ラストはただただ泣けるんで
もう泣いちゃいましょう(笑)

「クローズド・ノート」
借りてくるVDVに添付されてる映画紹介で
何度も何度も観たので
思わず借りてしまった(笑)
あのエリカ様の「べつに・・」の舞台挨拶で有名な
「クローズド・ノート」だ!
決して悪くないんだけど
行定勲監督のやり過ぎな感じがダメだった。
お洒落でカッコイ映像作るんだけど
やり過ぎちゃってる。
行定勲監督作品はいつも惜しい~~~なんだよね。
伊勢谷友介さんは相変わらずカッコイイ!
伊勢谷友介さんが出てなかったら
最後まで観なかったと思うわ。

今回の映画の中でオススメは
泣きたかったら「ただ、君を愛してる」
泣きたくなかったら「サクゴエ」

今週のDVD

2010年08月27日 | 映画

「花」
柄本明・大沢たかお主演
大沢たかおは最近好きな俳優さんだ。
JINー仁は良かった!
ICHIも良かった!
昔は全然カッコイイ~と思わなかったんだけど
最近何故か気になる(笑)
映画は、
脳に腫瘍?腫瘤?が見つかり手術を勧められ、
手術すると記憶を失う可能性もあるというリスクに
自暴自棄になる青年(大沢たかお)と
末期ガンの初老の男(柄本明)が、
東京から鹿児島まで車で旅をするロードムービー。
あちこちに散りばめられた俳優人が豪華
ちょっと柄本さんの演技がしらじらしく感じる所があったけど
全体的に良い映画だった。
回顧シーンで柄本さんの若かりし頃を演じている俳優が
エンドロールまで加瀬亮・・と気づかなかった;^_^A
何で私は加瀬亮の顔を覚えられないんだろう?
いつもエンドロールであっ加瀬亮だったんだ!って気づくんだよね~(笑)

「恋するマドリ」
新しい家に引っ越した新垣結衣ちゃんが
上の階に住む松田龍平君に恋するけど
松田龍平君には忘れられない人が居る・・お話。
まぁよくあるお話だけど
実は別ルートで新垣結衣ちゃんは
偶然にも忘れられない彼女と友達になっていた
・・なんて+アルファーがくっついている。
悪くはないんだけど
テレビドラマっぽい。
水増しして、7話完結くらいで作ったらいい感じだと思う。
2時間の映画にしてしまうと進行が早くて
新垣結衣ちゃんの気持ちに入り込めずにクライマックスが来てしまう。
映画よりドラマ向きのストーリーなんだと思う。

「イエスタデイズ」
塚本高史と國村隼が親子で2人の確執を描いた映画
ファミレス経営で成功した父が病に倒れ
余命わずか・・となった時
32年前に別れた恋人を探してくれと1冊のスケッチブックを息子に託す。
息子は反発しながらも引き受け探し始める。
そして不思議な出来事が起こる。
スケッチブックの絵と風景が重なると
何かに引き寄せられるように
過去の世界にトリップして
息子は若かりし頃の父と恋人に出会う。
父は気のいい若者だった。
恋人は凛と美しい人だった。
3人の間に友情が芽生え
やがて
父親と恋人の別れの場面に立ち会う。
・・とちょっと不思議な話なのだけど
意外とすんなり受け入れて観れた。
しんみりじんわり伝わってくる映画
登場人物に悪者が居なくて
みんないい人。
良い映画だった。

「神童」
成海璃子ちゃんは凄い!
まさに神童だった。
小さい頃から母親や周囲の人から大きな期待を受け
常に孤独を感じている13歳の少女と、
ピアノ大好き!情熱はあるけど
技術が追いついてこない音大浪人生の松山ケンイチ君の
2人のピアノ物語
神童には運命があって
歯車は運命に向かって回り続けていた。
神童は急ぐ必要があった。
神童は松ケンに出会う必要があった。
モーツァルトのピアノ協奏曲第20番の演奏シーンは
あまりにも優しい音色に涙が出そうになった。
とっても良い映画だったと思う。
今週観た4本の中では
神童が一番のオススメ!

これでいいんか?

2010年08月21日 | 映画
DVD生活も長くなってきた(笑)
一体私は何をしているのだろう?
こんな事の繰り返しでいのかしら?
沸々といろんな思いが混みあがってくる。
もっと他にしなくちゃ行けない事はあるはず・・だ。
しかし、老眼さんの進行と共に読書離れしている私には
DVD鑑賞は2時間足らずで本を一冊読んだ気分にさせてくれる。
読書ならではの想像する楽しみは無くなるんだけどね;^_^A
・・と言うことで今週のDVD!

「Mahora」
加藤ローサ・劇団ひとり主演
挿入歌が全部DoAsと言うので借りてみた。
映研の自主制作ですか?って感じ
いやいや・・映研のほうがもっと捻った作品を作ると思う。
DoAsの音楽も生かされてなかったし・・
全体的に残念な映画だった。

「ファンタスティポ」
堂本剛くんと国分太一くん主演の映画
アルマジロウォーターの会社を父親から譲り受けた
トラジ(太一くん)とハイジ(剛くん)が
家族とは愛とは大人になるとはを考え悩む・・自分探しの映画
独特の雰囲気で淡々と進んでいく。
わけのわからない部分もいっぱいある。
つまらない部分もいっぱいある。
感動は何も無い。
でも
サイケデリックで映像はカッコイイ!
映画館で観るほどじゃないけど
レンタルなら・・まぁ観てもいいか・・・な映画。

「1980」
有頂天バンドのケラさんの初監督映画
1980年12月8日
ジョンレノンが刺された翌日から年末までの数日間の話
ともさかりえ・蒼井優・犬山犬子さんが
先生、教育実習、生徒として同じ学校に通う三姉妹の役で出演
1980年と言ったら私は19歳
あの頃ブームだった物はこんなにも野暮ったかったんだ・・と愕然
蒼井優ちゃんをこんな役で使うのは勿体無かった。
面白いっちゃ面白いところもあるんだけど
オシャレでもないし映像がカッコイイわけでもないし
感動するところもない。
でも終わり方はいい感じだった。
・・・でも決してオススメする映画じゃない。

「パッチギ LOVE&PEACE」
井筒監督のパッチギ第2弾
前作同様、在日コリアンの一家が
日本で逞しく頑張って生きていく話
舞台は1970年代の東京
リアルに私が知っている時代だ。
在日コリアンとのいざこざもリアルに見てきた。
私の4つ上の兄が
中途半端な不良だったので
いつも朝鮮学校の生徒から逃げ回っていた(笑)
「チョンにやられた。追いかけられた」
兄や学校の友達がしょっちゅう言っていた。
なので学生の頃私にとって
在日コリアンは怖い人たちだった。
何かいざこざが起こった時
携帯も無い時代なのに
ワラワラと集まってくる結束力は凄かった。
その結束力もこの映画を観るとわかる気がした。
戦争の背景も何も知らない・・いや歴史で習ってたのか?
でも何が正しくて何が間違っているのか・・
文化の違いもわからず
・・知ろうともせず
誰かが言う事を鵜呑みにして差別する側にいた。
そんな私には
心が痛い映画だ。
筋ジストロフィーの息子を救う為に
右往左往する話をメインに
芸能界の裏話的な要素を加えて
過去の戦争の日本と朝鮮の関係
ちょっと欲張りすぎた感じがして
どれもがしっくり来ない。
最初のパッチギと同じにするわけにもいかず
あえて違う仕立てにしたのだろうけど
前作が良かっただけに残念な気がしてしょうがない。

「ウォンテッド」
アンジェリーナジョリーちゃんがカッコイイアクション映画
ジェームス・マカヴォイ演じる冴えない会社員が
特別な暗殺者(世界の秩序と平和を守るための暗殺者)の血を受け継ぐ
特別な能力を持った男だった。
前半はその能力を開花させる為のトレーニングで
アンジーの指導のもと
暗殺者になっていく過程が描かれている。
派手なアクションで
車が1回転したり飛んだり
電車がひん曲がったり
CGなんだろうけど迫力があった。
暗殺のシーンは弾の弾道を超スローで表すので
弾が頭に食い込んでいくシーンとか・・ちょっとグロかった。
前半は面白くスカッと観れるのだが
後半はどんでん返しがあり
話が複雑になり面白さは半減する。
こんな小難しい話は必要なのか?
もっと単純にスカッと終わらせてしまえばいいのに・・と思った。
たぶんウォンテッド2の伏線と言うか
そんな感じがしてしょうがない。
そして・・2が出たらきっと観てしまうんだろうな~(笑)

今週のDVDでオススメできる作品は無し!
・・・残念(TдT)

DVD三昧続行中

2010年08月13日 | 映画
今週のDVDー!

「ウール100%」
大人の童話みたいなお話
岸田今日子と吉行和子が姉妹で
2人でゴミ屋敷に住んでいる。
この設定は面白そうだ!と借りてきた。
老婆たちは町から1日1個づつゴミを拾ってくる事を日課にしている
拾ってくる物は何でもよいわけではなく
ゴミと言うよりアンティークな少女っぽさのある物だ。
拾ってきた物は名前をつけてスケッチをしていた。
ある日赤い毛糸の束を拾ってくる。
その毛糸に導かれるように少女が住み着き
毛糸を編んではほどき編んではほどきを繰り返す。
少女は「アミナオシ」と名づけられる。
そして少女はゴミ屋敷に住む妖怪と戦い出す。
・・と言う不思議なお話。
何を言おうとしているのかは何となくわかるのだけど
それに説得力が無い。
中途半端な童話のまま終わっているのが残念。
時々入るアニメーションは素晴らしかった!
おどろおどろしてるんだけどね(笑)
この作品が岸田今日子さんの最後の映画だそうだ。

「マリーアントワネット」
オーストリアからルイ16世のもとに嫁いだ少女
マリーアントワネットのお話。
ベルサイユ宮殿で撮影をしたそうで
衣装も装飾も宝石も食べ物も全部豪華!
ただただその豪華さを観るだけのような映画
それも途中で胃もたれを起こして
ギブアップ!
最後まで観ることが出来なかった。

「神様のパズル」
機本伸司の小説「神様のパズル」の映画化
原作とはちょっと違うみたいなんだけど
落ちこぼれの市原隼人くんと
超天才少女の谷村美月が宇宙を作るお話。
研究室の中でこちゃこちゃ進んでいく映画なのかと思いきや
結構大掛かりで
お金を掛けて作った映画だった。
熱い男市原クンの熱さが
ちょっとウザいのだけど
それをギャグだと思えば大丈夫!
でももうちょっとサラリと演技できる人での
「神様のパズル」を見てみたいと思ってしまった。
ストーリーは面白い!

「ジャンゴ」
神様のパズルと同じ三池崇史監督の作品
スキヤキ・ウエスタン映画(笑)
源義経率いる源氏ギャングと
平清盛率いる平家ギャングが、
村に言い伝えられるお宝をめぐって抗争を繰り広げていた。
そこに腕の立つ流れ者ガンマンが現れる。
ストーリーは単純
出演陣は豪華
血がドバドバ
台詞が全部英語で無国籍感をアップ
日本語じゃなくなるだけで
非リアルさも受け入れれれちゃうのが不思議
でも真ん中辺りが・・夢の淵をさまよっていたので
スコーンと抜け落ちている;^_^A
きっと中だるみ部分はつまらない!
私の眠気は正直だから(笑)
後半の「血まみれの弁天」登場からはバッチリ覚醒
役者さんたちは
最初から最後まで泥まみれで
役者って大変だな~~って思った。
伊勢谷友介の義経は美しいし
エンドロールに流れるサブちゃんの歌は最高!
観ている時はつまらないな~~と思うことも多々あったのだけど
終わってみると意外と面白かったかな?と思える映画

「キトキト」
大竹しのぶが肝っ玉母ちゃんを演じる映画
富山県が舞台・・富山便ってこんなんなんだ~と思った。
女でひとつで一生懸命子育てをしているのだけど
過激な性格ゆえ
愛情が空回り
2人の子供は母親から逃げるように東京へ行ってしまう。
ストーリー展開は単純
でも、東京に来た息子がいきなりホストになるってのは
あまりにもベタすぎだろう~~。
まぁ暖かい家族のお話!
大竹しのぶはやっぱり凄い役者だ。

「アフタースクール」
大泉洋・堺雅人・佐々木蔵之介
この3人がいい味を出している。
本当に予想のつかない展開で
本当に面白い!
この映画はネタバレをしてはいけない気がするので
内容はシークレット!
今回のDVDチャンプはこれ!
オススメします!

DVD週間は続く

2010年08月07日 | 映画
まだまだひきこもり続行中(笑)
今週もDVDをいっぱい観た!

「フリージア」
これは題名に惹かれた←バクホンファンならわかるよね(笑)
同名の漫画の映画化
玉山鉄二が非情な殺し屋役を演じている。
実際には殺し屋じゃなくて、あだ討ち代理人なんだけどね。
只のドンパチアクション映画だと思っていたら
これがなかなかいい!
ガンガン撃ち合って
血がドバドバなんだけど
とっても切ないのだ。
犯罪被害者が加害者に対して復讐できる「敵討ち法」が成立
それに伴い代理であだ討ちをする執行人が合法的に認められていた。
玉山鉄二は少年兵で軍隊に居た時
孤児を使った爆弾の人体実験を目の当たりにしている。
自分もその後遺症で感情と感覚を失ってしまっていた。
だから無表情で引き金を引くことが出来る。
近未来と言う設定のようだけど
ノスタルジックな昭和っぽさがあって
少ない台詞と派手なガンアクション
それがとっても切ない。
切ない映画は好き!
バクホンのフリージアの世界観とも何となく合ってる気がした。

「日本以外全部沈没」
何だかな~~;^_^A
タイトル通り
日本以外が沈没
世界の要人が日本に移住
日本人にヘコヘコ媚びへつらう。
お金を出しても
自衛隊を派遣しても
何をしても
諸外国から批判される日本
その鬱憤を晴らすぞ~~~~!な映画(笑)
ただただ馬鹿馬鹿しい。
多分それでいい映画なんだろうけど
残念ながら
思いっきりつまらなかった!

「遠くの空に消えた」
行定勲監督のファンタジー映画
空港建設に反対する住民を
説得しに来た親子が
体験する話
日本が舞台だけど異国的で不思議な感じ。
世界観は好きなんだけど、ステーブン・キング的な汚いギャグ
牛のフン爆弾でみんなにフンをぶつけるシーンは
あんまりいい気分がしなかった。
設定や登場人物
ちょっとした小技
全部いいんだけど
メインストーリーがイマイチ。
監督が撮りたいシーンを寄せ集めただけな感じ。
確かにひとつひとつのシーンは悪くない
どっちかっていったら好き!
酒場の音楽なんて頭から離れないし(笑)
でもメインのストーリーが弱い。
「蜂は航空力学的に言えば、飛べる構造じゃないらしいんだ。
なのに、実際は飛んでるだろ。
何故だと思う?
蜂は飛ぼうと思ったから飛べたんだ。 」
DVDの箱にこの文を見つけて興味をそそられて借りたんだけど、
この台詞も映画に生かされてなくて残念。

「僕の彼女はサイボーグ」
『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』
・・に続く"彼女シリーズ"第3弾らしいのだけど
日本で第3弾を作った意味がわからん。
日本映画にする必要があったの?
韓流映画にしとけば良かったのに。
クァク・ジェヨン監督は強い女性が好きなんだね。
未来の自分が
乱射事故に巻き込まれて
身体が不自由になってしまったので
その事件から回避させようと
サイボーグを開発し
タイムマシーンで送り込んでくる。
そして無事回避できるのだが
事実を変えてしまうと
元に戻そうとする力が働き
いつも危険にさらされる事になるから
彼女に守ってもらうように・・と言う事で
サイボーグとの生活が始まる。
せっかく小出クンを起用したんだから
あんな大雑把な演技じゃなくて
もっと繊細な部分を撮って欲しかった!
綾瀬はるかちゃんは可愛くて100点なんだけど(笑)
台詞が日本人の好みとずれていると思った。

「キサラギ」
D級アイドルの如月ミキが自殺をした。
その1周忌にファンサイトの掲示板を通じて
知り合った5人がオフ会を開く!
単なる追悼会のはずが
「如月ミキは殺された」と言う事になり
5人の犯人探しの推理が始まる。
次々に明らかになる真実
ひとつの部屋の中で繰り広げられている推理劇なのだが
最初から最後まで
クスクス笑いながら飽きることなく見れた。
今回借りたDVDの中では
キサラギが一番オススメ!

あともう1枚
「ストンプ・ザ・ヤード」
ストンプダンスに青春を掛ける青年の話のDVDも見たのだけど
登場人物の見分けが最後までつかず
内容も全然わからず。
でもストンプダンスのシーンはかっこよかった(笑)
ラップで相手を罵倒したりして張り合うのと同じ様に
ストンプでも相手を挑発して掛け合いみたいなのがあって
こうゆうのは日本にはない文化だな~と思った。
感想は
ストンプを生で見てみたい!(笑)

さぁ次は何を借りようかな?