ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

DVDの感想

2010年11月18日 | 映画
「逃亡くそたわけ」
美波ちゃんが精神病院から逃亡するロードムービー
彼女は幻覚や幻聴に悩まされている。
しかし、薬漬けの毎日に「コレじゃダメだ!」と
名古屋出身の”なごやん”(吉沢悠)のボロ車で
福岡から鹿児島まで逃げる。
何のために逃げるのか
何から逃げるのか
よく分からないけど、
とにかく逃げる。
矛盾だらけだし
突っ込みどころ満載なんだけど
美波ちゃんはなごやんの優しい人柄に癒され
なごやんは美波ちゃんを見捨てない事で強くなる。
THEピーズの曲が良かった!

「シャッターアイランド」
娘2号が友達から借りてきたから、
せっかくなので観る事にした。
私はあんまり洋画は観ない。
暗い映画だった。
誰が正常で
誰が異常なのか・・・
先がまったく読めなかった。
最後はこう来たか・・・の展開なのだけど
スッキリしない。
誰も信じられなくなりそうな映画。

「ノーボーイズノークライ」
日韓合同映画。
舞台はほぼ日本なんだけど
全体的なトーンは100%韓国
韓国から小さなボートで密航し
キムチを運んでくる韓国人ヒョング(ハ・ジョンウ)
その品物を海岸で受け取る日本人のチンピラの亨(妻夫木くん)
ある日ヒョングが物ではなく簀巻きにした女を運んで来る。
それをきっかけに
やりきれない沸々とした日々を過ごしていた彼らが
抜け出す出口を見つけようとして巻き込まれていく。
ヒョングは親に捨てられた孤児
亨は呆けた祖母と未婚で3人の子持ちの妹
一番下の子供は重い病気で治療費が掛かる
それを一人で養っていた。
これでもか・・というくらい貧しい。
貧しさの表現の仕方が
思いっきり韓国だ。
セリフもほぼ韓国語だし
韓国の映画に妻夫木くんが出ている感じ。
2人でヤケッパチで歌う
アジアの純真がいい!

「罪とか罰とか」
ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の
摩訶不思議ワールド(笑)
微妙な違和感が癖になってくる映画
成瀬璃子ちゃんがいなかったら変態映画なんだけど
彼女の爽やかさが
色んなものを浄化してくれて
有りの作品に仕上げている。
ツボにはまったら最強の映画。
ハマらなかったら最悪の映画。
私は楽しめた!
とりあえず見る価値ありだと思う。

「渋谷区円山町」
おかざき真理の渋谷のラブホ街を舞台にした漫画の映画化
2つの作品のオムニバス
一つはホテル街に興味津々の女子高生の話
病気療養中の先生の代わりに来た臨時教師に恋をする
どこにでもありそうな話
先生がラブホに入るところを目撃して
それをネタに先生をからかっているうちに
先生を好きになり
ラブホに誘ってしまう大胆な榮倉奈々ちゃん。
これは100%漫画の世界
二つ目は
いじめられていると知りながら
仲間外れになることを恐れて
へらへらと笑い友達のふりをし続ける少女に
そっと寄り添い
それは間違ってる!と気づかせた少女との友情物語
学校ではたいして目立っていない子が
私服になったら、すごくカッコ良い!
よく漫画にあるパターンだけど
そうゆうのって憧れるよね(笑)
原裕美子ちゃんのモデルオーラは素晴らしい!
仲里依紗ちゃんの制服姿は
白鳥麗子の宮沢りえちゃんを思い出させる。
まんま漫画の映画

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