オシャレでクラシカルモダンな建物がたくさんある北浜界隈をふらつくようになって、ずっと気になっていたこの珈琲店。
ツタのからまる素敵な建物にアートな看板。ずっと訪れる機会を狙っていたんです。一度入ろうとしたのですが、午前中に珈琲を頼むと自動的にパンと卵がついてくるっつう、大阪ルーキーの私にはびっくりのモーニングサービスシステムにはばまれ断念。って、単に朝ごはんたくさん食べた後でお腹いっぱいだったから、やめただけですけど(^^;。
しかし、気になって仕方ないので5月1日、連休のはざまに意を決し、朝ご飯を抜いて行ってみたら、なんと閉店! しかも前日まで営業してたっつう涙がちょちょ切れる結末を迎えたのでした(T_T)
前に行きかけた時、モーニングサービス断って珈琲だけを頼めばよかったんですが、くれるもんはもらわないと気が済まないがめつさが裏目に。あー、大失態。
あまりに悔しいのでとりあえず写真を撮り、家に帰って調べてみたところ、
まずこの建物、青山ビルは大正10年落成の国登録有形文化財。外を覆うツタは甲子園から株分けしてもらったものだそうです。内装もイイ感じなのですが、許可なしの撮影は禁止なので、興味ある方は青山ビルホームページをご覧ください。歴代のテナント主に山口誓子の名前がありまして、その美しさから文化人に愛され、代々大切にされてきたようですね。
食べログによると、澁谷珈琲はフレンチトーストがお勧めだったとか。食べたかった
未練がましくガラス越しにへばりついて、カフェの中をのぞいてみたのですが、昔懐かしい形のこげ茶色のソファで、くつろげそうなところでした。以前、ここには大阪の老舗・丸福珈琲が入ってて、内装はその時のまま、居抜きで使われてたみたいです。て、ことは次、入る方が再び居抜きでカフェをやる可能性もあるってことかしら。だとしたら嬉しいな。
仕方ないので、今度向かいの中華屋さんに入ってみようと思います。しかし、たった一日で天国と地獄なんて、さすが激動の大阪。気づいたら即行動。これ、鉄則ですな・・・。
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