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散歩道・17~晩秋の富士

 今日の関東地方は寒波が南下し朝から北風で朝の気温は10℃を下回った。日差しは無く雲が厚いが大栗川“さんもり橋”から雪化粧をした富士山が見えた。9月30日の初冠雪の頃は当地から雪は見えなかったが、今は裾のほうまで雪が積もっている。今日は浅間山で初冠雪が観測された。
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セキヤノアキチョウジ・3~高尾山6号路

 高尾山“6号路”でたくさんの花を付けていた「セキヤノアキチョウジ(関屋秋丁子)」。シソ科ヤマハッカ属の多年草で関東地方~中部地方の山地のやや木陰に生育している。花期は9~10月。花は長さ2~3センチの円筒形で先端は唇形になる。“関屋”とは箱根の関所を意味している。西日本には花柄が短いアキチョウジが分布している。
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ナギナタコウジュ・3~日影林道

 シソ科ナギナタコウジュ属の「ナギナタコウジュ(薙刀香じゅ※)」。秋に長さ7~8センチの花穂の片側に小花を付けそれが反り返る様子を薙刀に見立てている。草丈は30~60センチになり全草に香気がある。これは奥高尾“日影林道”のもの。
 ※じゅの漢字は草かんむりに需
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コシオガマ・5~若い果実

 ハマウツボ科(←ゴマノハグサ科)コシオガマ属の「コシオガマ(小塩竈)」。自身で葉緑素を持ち光合成を行うが根の一部を他の植物に繋げて養分を奪う半寄生植物。9~10月に淡紅紫色の花を咲かせ果実は晩秋に稔る。写真は若い果実で長さは1センチほど。コシオガマは全体に腺毛が密生しており触るとベトベトする。果実は熟すと裂開し中に長さ1ミリほどの種子がある。これは堀之内東山はぐくみの森緑地のもの。
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