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コシオガマ・3~南高尾

 南高尾の登山道に咲く「コシオガマ(小塩竈)」。ハマウツボ科(←ゴマノハグサ科)コシオガマ属の半寄生植物で陽当たりの良い草地などに生育する。花期は9~10月で長さ2~2.5センチの筒状の花を咲かせる。写真の花の下に花柱が2本見えるが果実が稔り始めても残っていることが多い。
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オトコエシ

 堀之内東山はぐくみの森緑地の遊歩道に咲いている「オトコエシ(男郎花)」。スイカズラ科(←オミナエシ科)オミナエシ属の多年草で草丈は60~100センチになる。茎の上部で枝分かれして散房状の花序を付け8~10月に小花を多数咲かせる。小花は直径4~5ミリで花冠は5裂し雄蕊は4本ある。
 さて今日は久し振りの歩く会。以前の会社の同期連中と年3回、10キロほど歩いて風呂に入り一杯飲んで明るいうちに帰るというコンセプトでもう15年続いている。ここ2年はコロナ禍で中止や縮小が続いたが今年5月に再開した。先月開催の予定が台風接近により1ヶ月延期となったが、今朝は曇り空でも風が無く絶好のウォーキング日和。スタートの新宿御苑は植物観察無しでほぼ素通りし国立競技場、神宮外苑を通過して今日のメインの国宝迎賓館赤坂離宮。約20分待ちで入館し絢爛豪華な本館を見学した。もし先月台風が逸れて歩く会が開催されていたら迎賓館は国葬直前のタイミングで入館できなかった。見学後は赤坂見附、青山一丁目を歩いて最後は表参道の銭湯に浸かり近くの中華料理店で美味しいビールを堪能した。腹が出て髪の毛が薄くなった初老のオジサン達がまだ陽が高いうちから赤い顔をして表参道をゾロゾロ歩くのはとても珍妙な姿。連中とはもう40年以上の付き合いで歳を取ると病気と昔話が多くなる。次回は来年1月。
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ノコンギク・3~日影林道

 奥高尾“日影林道”に咲く「ノコンギク(野紺菊)」。キク科シオン属の多年草で北海道~九州の山野に分布している。日本特産の野菊で当地での個体数はカントウヨメナよりも多そうだ。カントウヨメナの冠毛が極めて短いのに対して本種の冠毛は長い
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