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タマザキフタバムグラ・1~外来種

 アカネ科フタバムグラ属の「タマザキフタバムグラ(玉咲二葉葎)」。熱帯アジア原産の一年草で以前は沖縄などで帰化していたが近年は本州各地で確認されているようだ。花は直径2ミリほどで房咲きになる。これは南大沢駅前の商業施設のコンテナ花壇に生育しており当地の専門家に教えてもらったが、彼によると培養土に含まれていた東南アジア産ヤシ殻堆肥に外来種の種子が混入していたものと考えられるという。
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ハゴロモルコウソウ

 町田市を流れる境川“境橋”付近の道端で見た赤い花。ルコウソウだろうと思って近づくと葉の裂け方がルコウソウとは異なる。これは「ハゴロモルコウソウ(羽衣縷紅草)」。ヒルガオ科サツマイモ属(ルコウソウ属)の一年草でルコウソウマルバルコウソウの交配で生み出された園芸品種。花色はルコウソウと同じだが、葉の裂け方は糸のように裂けるルコウソウとは異なる。またルコウソウの花色は赤のほか白やピンクがあるが本種は赤だけになる。
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サトイモ・2~花後

 サトイモ科サトイモ属の「サトイモ(里芋)」。花が咲くのは珍しいが先日その花を見ることができた。写真は花後のもので黄色かった仏炎苞が枯れ落ち掛けている。若い果実の部分は長さ10センチほど。サトイモ栽培では花が咲き果実が出来るとそちらに養分を取られるため花や果実を早めに取り除くようだが、ここは小山内裏公園の観賞用の畑なので今のところ残されている。他の株にも同じものがいくつか見える。できれば熟した果実を見てみたい。
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