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タカオコバノガマズミ

 ガマズミ科(レンプクソウ科←スイカズラ科)ガマズミ属の「タカオコバノガマズミ(高尾小葉鎌酸実・高尾小葉莢迷)」。高尾山で最初に発見された植物のひとつでテリハコバノガマズミ(葉の表面がほぼ無毛で光沢がある)の果実が橙黄色になるもの。『林業試験場研究報告(昭和54年)』によると高尾山北部の尾根での生態調査の際にテリハコバノガマズミの中に混生していたものを小山芳太郎氏が発見し林弥栄博士により発表された。学名上はテリハコバノガマズミになる。コバノガマズミ全般で実が橙黄色になるものをキミノコバノガマズミ(実は黄色)と呼ぶが、当地の専門家によるとそれと区別する意味でタカオコバノガマズミと呼んで良いのではないかとしている。これは長沼公園のもの。
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ナガホハナタデ・2~比較

 タデ科イヌタデ属の「ナガホハナタデ(長穂花蓼)」。山野のやや湿った場所に生育する一年草で草丈は30~60センチ。花穂に小花がまばらに付くのが特徴だが、写真はハナタデと比較したもの。右下の2本がナガホハナタデで左上の3本がハナタデ。ナガホハナタデの小花が付いている部分は長さ5センチほどだがハナタデは2~2.5センチとほぼ半分程度になっている。
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