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アキノギンリョウソウ・3~栃本尾根

 長沼公園“栃本尾根”に生えている「アキノギンリョウソウ(秋の銀竜草)」。ツツジ科(←イチヤクソウ科)シャクジョウソウ属の菌従属栄養植物で自身に葉緑素が無く光合成を行わなず菌類から栄養を得ている。実はここではクロヤツシロランを探していたが、結局それは見つからずこの綺麗な個体を見つけたので記録のために撮っておいた。
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ノダケ・2~雄性期

 セリ科シシウド属の「ノダケ(野竹)」。関東地方以西の山野に生える多年草で草丈は1メートルを超えるほどになる。9~10月に茎頂に複散形花序を出し直径4~5ミリの小花を多数付ける。5枚の花弁はシシウドの仲間では珍しく暗紫色。咲き初めは雄性期で5本の雄蕊が伸びる頃には花弁が落ち始める。この時期は花弁が残って開いているものを探しているがやっと見つけた。花弁と雄蕊が落ちると雌蕊が現れ雌性期になる。
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サクラタデ・3~長花柱花

 長池公園“第1デッキ”で見られる「サクラタデ(桜蓼)」。タデ科イヌタデ属の多年草で花径は7~8ミリ。桜の花弁のように見えるものは萼片で花弁は無い。イヌタデの花径は2ミリほどで閉じ気味だが、サクラタデはこの仲間の中では最も華やかに見える。柱頭の先端は2~3裂しその周囲に短い雄蕊がある。これは長花柱花タイプで結実する
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