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散歩道・16~Tokyo2020自転車競技

 多摩ニュータウン通り南大沢駅付近の歩道脇に写真の銘板が設置されている。これは昨年7月24・25日に東京オリンピックの自転車ロードレースが開催されたことの記念標でスタートから32.6キロのポイントになる。コースは調布市の“武蔵野の森公園”を起点とし府中市、調布市、三鷹市、小金井市、稲城市、多摩市、八王子市、町田市、神奈川県、山梨県を通過し富士山麓エリアを経て静岡県小山町の“富士スピードウェイ”までの総距離244km(男子)。これは五輪史上最長で獲得標高(=スタートからゴールまで登った高さの合計)は4,865mとなった。世界的な自転車レースで有名なツール・ド・フランスは23日間で約3,300kmを走るが、その中の“クイーンステージ”と呼ばれる最難関の山岳コース部分を切り出したようなタフなコースだったため出走者128名のうち完走者は66%の85名だった。多摩ニュータウン通りはコースの途中で我が家から徒歩2分。当日は夫婦で応援した。ちなみに昭和39年に開催された東京オリンピックのマラソンの折り返し地点(調布市飛田給)と50キロ競歩の折り返し地点(府中市緑町)には石碑(甲州街道)がある。アベベ選手の走りは圧巻だった。
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ヌルデ・5~雌花序

 別所実(みのり)緑地で見られる「ヌルデ(白膠木)」。ウルシ科ヌルデ属の落葉高木で雌雄異株。9~10月に枝先に多くの円錐花序を出し直径5ミリほどの小花を咲かせる。写真は雌花序で小花には5枚の花弁と中央に柱頭が3裂した雌蕊がある。黒い点は退化した雄蕊。
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カシワバハグマ・2~長沼公園

 長沼公園“栃本尾根”に咲く「カシワバハグマ(柏葉白熊)」。キク科コウヤボウキ属の多年草で草丈は50~60センチ。9~10月に茎の上部に頭状花序を数個付ける。頭花は直径2.5~3センチで小花は筒状花からなる。白い花冠は細く5裂し先端はカールしている。長沼公園では長泉寺尾根などで多く生育している。
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