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アケボノソウ・6~水辺

 リンドウ科センブリ属の「アケボノソウ(曙草)」。山地のやや湿り気のある日陰に生育する二年草で草丈は50~80センチ。9~10月に茎の上部に円錐花序をまばらに付け直径2センチほどの花をたくさん咲かせる。花冠は白色で通常は5裂するが稀に4裂や6裂以上のものもある。ここは当地の森の水辺で今年はこの一株だけだった。
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フジキ・5~莢

 マメ科フジキ属の「フジキ(藤木)」。福島県以南に分布している落葉高木で樹高は30メートルにもなる。これは町田市相原町の谷戸に生育するもので、数年に一度咲くと言われているが今年6月に遠くからだが開花を確認していた。果実を間近で見ることはできず樹の下の林縁の草むらを探索してやっと数枚の莢を見つけた。莢の長さは2.5~3センチでユクノキよりも小さく豆は1~2個入っていたと思われる。
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ユクノキ・6~莢

 マメ科フジキ属の「ユクノキ」。関東地方以西の山地に生育する落葉高木で樹高は20メートルにもなる。花期は6~8月で枝先に円錐花序を出し白い蝶形花を多数咲かせる。樹によっては数年に一度しか咲かないと言われているが、ここ都立大戸緑地のシンボルツリーは去年も今年も花を付けていた。しかし高木のために花を間近で見ることはできず、地面に落ちた花を確認するのがせいぜい。果実は豆果になり高い枝に見えるが写真は樹の下を探して見つけた莢。長さは4~5センチで残念ながら種子は見つけられなかった。
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イヌショウマ・2~三沢峠

 南高尾“三沢峠”付近の登山等脇に咲く「イヌショウマ(犬升麻)」。キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草で同属のサラシナショウマより花期が少し早い。9~10月に長さ10~15センチの穂状花序を出し長い雄蕊が目立つ小花を咲かせる。
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