元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
コウヨウザン
ヒノキ科(←スギ科)コウヨウザン属の「コウヨウザン(広葉杉)」。中国原産の常緑高木で樹高は30メートルを超えるほどになる。名前は音感から“山”をイメージしてしまうが、“杉”を音読みしている。またその葉が杉よりも少しだけ広いので“広葉”となっているが、いわゆる広葉樹ではなく立派な針葉樹。写真は樹の下に落ちた果実で、葉が古くなったり果実が熟すと枝ごと枯れて落ちる。ヒマラヤスギの果実を“シダーローズ(Cedar Rose)”と呼ぶが、コウヨウザンの果実もまたバラの花のように見えて美しい。雌雄同株で花期は3月だが、まだ花を確認していなかった。枝が高いので撮るのは難しそうだが、その頃また見に来よう。
コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )
コセリバオウレン・2~両性花
東京薬科大学“自然観察路”で見られる「コセリバオウレン(小芹葉黄連)」。キンポウゲ科オウレン属の多年草で雌雄異株。写真は両性花で花の中心に数本の雌蕊とその周りに雄蕊が見える。結実すると風車や車輪のような姿になるのが面白い。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
サンシュユ・1~蕾
南大沢5丁目の遊歩道脇で見られる「サンシュユ(山茱萸)」。ミズキ科サンシュユ属の落葉小高木で、早春に小花が20個程度集まった散形花序を付け、秋に真っ赤な果実が稔る。そろそろ咲く頃だと思って見に来たが、残念ながらまだ蕾だった。これなら今週末には開花しているだろう。さて2つの蕾をじっと見ていると、ワニなど爬虫類の目に見えてきた。
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ | 次ページ » |