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ヒノキバヤドリギ・5~寄生

 ビャクダン科(←マツグミ科)ヒノキバヤドリギ属の「ヒノキバヤドリギ(桧葉宿り木)」。写真は果実の様子で直径は1.5~2ミリ。熟すと黄色くなり破裂して種子を散布する。ヤドリギなどのように野鳥によって運ばれることは無く、破裂した際に近くの枝に付着して、そこから寄生が始まる。そのためひとつの樹にまとまって寄生することが多い。これは秋葉台公園のエゴノキに寄生しているもの。
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キヨタキシダ

 長池公園“築池”畔に生育している「キヨタキシダ(清滝羊歯)」。イワデンタ科ヘラシダ属の夏緑性のシダで、写真はソーラスの様子。クサソテツ(コゴミ)に似ているが新芽や茎が赤茶色になることから、東北地方では“赤こごみ”と呼ばれ山菜として利用されている。名前は京都の清滝地域で発見されたというこということだが諸説あるようだ。
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シロノヂシャ・2~果実

 スイカズラ科(←オミナエシ科)ノヂシャ属の「シロノヂシャ(白野萵苣)」。ノヂシャに似て純白の花を付けることから名付けられている。北アメリカ原産の一年草~二年草で、平成11年(1999年)神奈川県綾瀬市で初めて発見された。ノヂシャとの区別が難しいが、ノヂシャの痩果が丸いのに対してシロノヂシャの痩果は長楕円形になる。果実は長さ2~3ミリで中央に溝が見える。これは別所実緑地のもの。
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セッコク・1~清滝駅

 高尾山ケーブルカー清滝駅構内で見られる「セッコク(石斛)」。ラン科セッコク属で岩や大木に着生する。駅員さんによると今年は花数が少ないとのこと。高い位置の花を望遠で撮って少しトリミングしているので、ピンボケはご容赦いただきたい。花径は2~3センチで、ラン科の花の特徴通り、背萼片、側萼片、側花弁、唇弁の6枚の花被片から成る。以前、鎌倉の報国寺で見て以来の出会いだった。
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