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ハナイカダ・8~奥高尾

 奥高尾“もみじ台南巻き道”で見つけた「ハナイカダ(花筏)」。ハナイカダ科(←ミズキ科)ハナイカダ属の落葉低木で、葉を筏に、その上に咲く花を船頭に見立てて名付けられている。雌雄異株で花径はわずか4~5ミリ。写真は雌花で雌蕊の花柱が4つ見える。その周りに見える粒は蜜のようだ。
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コオニタビラコ・2~果実

 中山地区の水田の畦道に生育する「コオニタビラコ(小鬼田平子)」。キク科ヤブタビラコ属の越年草で春の七草のホトケノザは本種のこと。写真は総苞が開いて中の痩果が見えている。左下に裂開前の様子で、左上に裂開後の様子も見える。痩果の長さは4~5ミリ。写真の後方に見える枯れた茎は昨秋に刈り取られたイネ。
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ヤブタビラコ・3~清水入緑地

 清水入緑地の道端に生えている「ヤブタビラコ(藪田平子)」。キク科ヤブタビラコ属の二年草で、果実が裂開し中の蒴果が出たところ。痩果の長さは4~5ミリ。名前の似ているオニタビラコはオニタビラコ属で違う仲間であり、オニタビラコの痩果には冠毛が付いている
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オウギカズラ

 裏高尾“小下沢林道”で見られる「オウギカズラ(扇葛)」。シソ科キランソウ属の多年草で沢沿いの林縁などに生育する。根元から走出枝(ランナー)を伸ばして地面を覆うように群生する。淡紫色の唇形花は長さ2.5センチほどで、上部の葉腋に数個固まって付く。五角形の葉を扇に見立てて名付けられているが、とても扇には見えない。また走出枝を地面に扇形に拡げるともいわれるが、ここではそれほど拡がっていなかった。
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