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タチガシワ

 裏高尾“日影林道”の沢沿いに生育する「タチガシワ(立柏)」。キョウチクトウ科(←ガガイモ科)カモメヅル属の多年草で草丈は30~50センチ。茎の先端に直径2センチほどの淡紫色の花を密に付ける。高尾山では小下沢でも見られるが個体数は少ない。
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バラ・3~大栗川

 大栗川遊歩道付近で見掛けた紅い「バラ(薔薇)」。バラ科バラ属のつる性落葉木本で北半球の温帯域に自生する。“バラ”はバラ属の総称であり、多くの系統や園芸品種に分類される。私のバラの思い出といえば、中学生の時に本棚に並んでいた旺文社の“ばらシリーズ”。英語、数学、国語、理科、社会などの参考書や問題集の表紙に何故かバラの写真があった。また時々連れて行ってもらったデパート(横浜高島屋)の包装紙が赤いバラ。高島屋の包装紙にバラが採用されたのは昭和27年で、当時の飯田慶三社長が『美の象徴として愛されるバラの花を高島屋の花としたい』と考え、それ以降バラは姿を変えながら70年近く高島屋の包装紙を彩り続けている。

『薔薇の歌』
作詞・作曲・歌:浜口庫之助 昭和44年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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キツネノボタン

 東京都立大学植物実験圃横の急坂に咲く「キツネノボタン(狐の牡丹)」。キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草で全国の道端や湿地に普通に生育する。葉の形が牡丹に似ていることから名付けられている。同属のケキツネノボタンは全体に毛が多く鋸歯が鋭く尖る。キツネノボタンの花柱は先端が曲がる特徴があるが、確定的な同定のポイントにはならないようだ。キツネノボタンの茎は無毛だが、有毛のものをヤマキツネノボタンとしている。
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ササバギンラン

 長芝原緑地の林縁の咲く「ササバギンラン(笹葉銀蘭)」。ラン科キンラン属の多年草で、ギンランと違って笹のような長い葉が花の位置より高く伸びている。この草丈は30センチほどだが、40~50センチになるものもあり、ギンランより大型になる。
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ノムラモミジ・1~開花

 鑓水板木の杜緑地付近で見掛けた「ノムラモミジ(野村紅葉)」。イロハカエデの園芸品種とされ、春から秋まで赤紫色の葉を付ける。イロハカエデの開花期は新緑に赤い花なのでわかり易いが、ノムラモミジは葉色と花色が同じなので開花に気付くことはない。走りながらこの樹を見つけたので『もしかしたら』と思って葉裏を確認してみるとそこに小さな花があった。雌雄同株で左側は翼の付いた雌花。右に雄花が見える。
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