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ニセアカシア・4~別所やまざくら公園

 別所やまざくら公園の林縁に生育している「ニセアカシア(贋あかしあ)」。マメ科ハリエンジュ属の落葉高木で北アメリカ原産。初夏に綺麗な花が咲き香りが良いので観賞用に各地に植栽された。しかし繁殖力が強く自然環境を乱すようになり、今は“侵略的外来種ワースト100”に選定されている。
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ウラジロ・3~koru

 渦巻き状の新芽が面白いウラジロ科ウラジロ属の「ウラジロ(裏白)」。シダの新芽が展開する前の渦巻き状のものをニュージーランド原住民の“マオリ”の言葉で“コル(koru)”と言う。“新生”“成長”“力”“平和”の象徴として、彫刻の模様やアクセサリーに利用されており、ニュージーランド航空のロゴマークにもなっている。
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カブ

 堀之内寺沢里山公園付近の畑で見つけた「カブ(蕪)」。アブラナ科アブラナ属の一年草~二年草で、アフガニスタンや地中海沿岸原産。ご存知、春の七草の“スズナ(鈴菜・菘)”で、古事記にはカブと思われる記載があり、日本書紀では持統天皇が栽培を推奨したとある。先日“コオニタビラコ(=ホトケノザ)”を見つけたので、これで植物観察17年目にしてやっと“春の七草”が揃った。改めてだが、春の七草は、セリナズナゴギョウ(=ハハコグサ)ハコベラホトケノザ(=コオニタビラコ)、スズナ、スズシロ(=ダイコン)になる。
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ナヨクサフジ

 小山田緑地付近の道端に咲いている「ナヨクサフジ(弱草藤)」。マメ科ソラマメ属の一年草でヨーロッパ原産の帰化植物。飼料用や緑肥用に導入されたものが野生化したもので、在来種のクサフジは今ではほとんど見られなくなったようだ。ナヨクサフジはクサフジよりも色が鮮やかで上唇が跳ね上がっている。春から初夏にかけて上部の葉腋に総状花序を出し、青紫色の蝶形花をたくさん付ける。
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