10月20日、那覇
市場の近くでソーキそば350円を食べる。久しぶりだが、やっぱりうまい。那覇に帰ってきた気がする。
桜坂劇場で「INTO THE WILD」を見る。月曜日は会員800円。原作『荒野へ。』は集英社文庫に入った。
貯金を寄付し、クレジットカードを棄てて始まった旅が、純粋であったことは間違いないが、最後に衰弱死する過程が「冒険」だったのか「無謀」だったのかはやや議論の余地があるかもしれない。
しかし、俗っぽい予定調和に背を向けて自分の限界に挑戦する旅は、あまりにも魅力的過ぎる。危険なほどに。
映画に即して言えば、俗物の象徴のような両親と純粋ゆえに頭でっかちな主人公の対比はあまりに戯画的な気がするが、旅の魅力を描くシークェンスの数々は、胸を打つ。
遠いところに移動はしていても、それが本当に「旅」なのか? 自問自答してみる。
少なくとも、楽しいだけが旅ではなく、発見がなければ旅の意味はない……とは思う。
市場の近くでソーキそば350円を食べる。久しぶりだが、やっぱりうまい。那覇に帰ってきた気がする。
桜坂劇場で「INTO THE WILD」を見る。月曜日は会員800円。原作『荒野へ。』は集英社文庫に入った。
貯金を寄付し、クレジットカードを棄てて始まった旅が、純粋であったことは間違いないが、最後に衰弱死する過程が「冒険」だったのか「無謀」だったのかはやや議論の余地があるかもしれない。
しかし、俗っぽい予定調和に背を向けて自分の限界に挑戦する旅は、あまりにも魅力的過ぎる。危険なほどに。
映画に即して言えば、俗物の象徴のような両親と純粋ゆえに頭でっかちな主人公の対比はあまりに戯画的な気がするが、旅の魅力を描くシークェンスの数々は、胸を打つ。
遠いところに移動はしていても、それが本当に「旅」なのか? 自問自答してみる。
少なくとも、楽しいだけが旅ではなく、発見がなければ旅の意味はない……とは思う。