今日は、発掘体験セミナーの追加開催がありました。
7月に実施したとき、定員オーバーによりお断りをした方もあったほどでしたので、
急きょ追加開催となったものです。
笛吹市内の身洗沢遺跡(みあらいざわ・いせき)での、本物の発掘調査を体験する
催しだったのです。
前回の参加者の感想の中に、「予め土器などを埋めておいたのを掘ってみる体験か
と思って参加したけど、ほんとの遺跡だったのでビックリ」というものがありました。
そうです、本物の発掘を体験なので、何が出るのか出ないのか、やってみてのお楽しみ
ということでありました。
発掘体験の前に、どのような遺跡なのか、について 発掘担当者から説明を受けました。
そしていよいよ本物の発掘にチャレンジです。暑い日差しを受け、とてもたいへん
でしたが、みんなよくがんばりました。
掘り進むうちに、ちっちゃな土器のかけらがいくつも出てくる中で、時折、大きな
土器の破片が見られ、それは光波測量システムにより記録保存が行われたのです。
おまけ情報ですが、体験をした調査地点は、砂礫に覆われた場所で、
その砂礫を丁寧に取り除く過程ででてきた小礫をつかっての横穴式石室が出現したのです。
「石室つめるくん」ってどうかな、とは石室の復元ふうの遊びをしていた方の談でした。
(撮影:2015.8.14)