風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

平和なしるし

2015年08月15日 | maibun日記


 昨日の発掘体験セミナーの話題の続編です。
セミナーの開催場所がわかるように掲出されたのぼりばたです。



 昨日は、体験の希望者のほか、平日だったので通常の調査体制も動いておりました。



 本物の発掘調査担当チームに混じる形で、セミナーは進められました。
で、無事終了となりました。

 振り返ってみてしみじみと考えさせ得られました。恒久でゆるぎない平和が続かないと
こうした発掘調査も、また体験もまったく成り立たない、言い換えれば何があっても
遺跡調査は平和だからこそできることなんです。
平和も発掘調査もいつまでも続いていきますように。

(撮影:2015.8.14)



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今日は発掘体験セミナー

2015年08月14日 | maibun日記


 今日は、発掘体験セミナーの追加開催がありました。
7月に実施したとき、定員オーバーによりお断りをした方もあったほどでしたので、
急きょ追加開催となったものです。
 笛吹市内の身洗沢遺跡(みあらいざわ・いせき)での、本物の発掘調査を体験する
催しだったのです。
 前回の参加者の感想の中に、「予め土器などを埋めておいたのを掘ってみる体験か
と思って参加したけど、ほんとの遺跡だったのでビックリ」というものがありました。
そうです、本物の発掘を体験なので、何が出るのか出ないのか、やってみてのお楽しみ
ということでありました。



 発掘体験の前に、どのような遺跡なのか、について 発掘担当者から説明を受けました。



 そしていよいよ本物の発掘にチャレンジです。暑い日差しを受け、とてもたいへん
でしたが、みんなよくがんばりました。
 掘り進むうちに、ちっちゃな土器のかけらがいくつも出てくる中で、時折、大きな
土器の破片が見られ、それは光波測量システムにより記録保存が行われたのです。



 おまけ情報ですが、体験をした調査地点は、砂礫に覆われた場所で、
その砂礫を丁寧に取り除く過程ででてきた小礫をつかっての横穴式石室が出現したのです。
「石室つめるくん」ってどうかな、とは石室の復元ふうの遊びをしていた方の談でした。

(撮影:2015.8.14)

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秋でもないのに、サクラの落ち葉

2015年08月13日 | 季節の話題


 盛夏ということばがぴったり、暑い日が続きます。
公園の遠路沿いに植えてあるソメイヨシノの木々の下に、秋でもないのに落ち葉が・・・。
秋の落葉と違い、やや緑の部分も見られました。
乾燥が進んでいて、木全体の葉からの蒸散を抑えるため、
いくつかの葉を落としているのかな、そんなふうに見ました。
落ち葉ではありますが、やはり夏のそれですね。

(撮影:2015.8.10)
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真夏の北岳・・・第二峰

2015年08月10日 | 遠くのお山


 銚子塚古墳の近くから見た南アルプスの主峰、北岳です。
夏の暑い空気越しで、だいぶかすんでしまっています。



 画像補正をかけてみました。夏の北岳の姿がだいぶ見やすくなりました。
高いお山の姿からも夏真っ盛りが感じられました。

(撮影:2015.8.10)

 
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ウリクサの花

2015年08月09日 | 草や木そして花・実


 考古博物館・maibunCの裏手、あのニホントカゲが見られた場所で、
いま 小さな小さな花が、観察されます。
それがこれ、ウリクサです。



 少しだけ離れて見ました。8月から10月までが花期だと図鑑で確認されました。

 この花、少し困ったことがあります。
ネットなどでみると、ゴマノハグサ科とするものとアゼナ科とするものと
二通りがあり、またアゼナ科にはアゼトウガラシ科の別称もあるらしいのです。
どうしたらいいのでしょうか。
 悩んでいたところ、ウィキペディアに2009年からアゼナ科という記述が
確認されました。でもこのあたりの情報は、なかなか統一されにくいですね。

(撮影:2015.8.7)
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先生にお勉強していただきました

2015年08月09日 | maibun日記


 数日前のことですが、県内の小中高校の先生方に、埋蔵文化財の
調査研究の成果の活用を担っていただくための研修会がありました。
 写真は、そのメニューの1つ(時間が足りずオプションになってしまいましたが)で
「土鈴づくり」の過程からひろったものです。

 粘土の塊からピンポン玉より少し小さめの玉を2つと小豆くらいの玉を数個つくります。
2つの玉は、手の中でこねながら小さなお椀にします。(それがこの状態)



 片方のお椀に、小さな玉を入れて、もう1つのお椀をかぶせ、魔法をかけて
1つの玉にします。
出来上がったものに、ヘラなどを使って模様を加えると、縄文時代に使われた
土鈴の出来上がりです。もっとも焼き上げて完成ですが。



 と、そんなふうな研修の会場のようすでした。

(撮影:2015.8.5)
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ニホントカゲの子ども

2015年08月08日 | 爬虫類や両生類


 考古博物館・埋蔵文化財センターの建物の裏手を中心に、
ニホントカゲがよく見かけられます。
今回のは、今まで見かけてきた中で一番小さい個体と思われます。
大人の個体の半分ほど、まだお子様です。



 チョコチョコと動く姿もそうですが、尾部の青緑の金属質の色合いはもちろん、
強い日差し、暑くてたまならい空気、そんなのをもろともせず
現れ来たのはもの、きっと若さのしるし。
若いニホントカゲが活躍する、夏ですね。

(撮影:2015.8.7)

参考 このブログの中で関連する過去記事についてのご紹介
 大人のニホントカゲの姿は・・・2015年4月24日の記事で
 山梨でのニホントカゲノの呼称については・・・2009年8月7日の記事で
 ニホントカゲも含めヘビなど爬虫類全体を見たいとき・・・「爬虫類や両生類」のカテゴリで
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イチョウの実、もうあんなに

2015年08月07日 | 草や木そして花・実


 イチョウの木の枝に、明るい黄緑色の丸い実がたくさん。
夏真っ盛りに、秋の実りの準備が進んでいるようです。



 枝ふろころで秋の準備が進んでいるとはいえ、
すっくと立つイチョウの木を包む空気は熱気に包まれて、
真夏の太陽が照り付けています。
やはり、夏ですね。

(撮影:2015.8.6)
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とことん入道雲

2015年08月06日 | お天気は・・・


 甲府盆地はあたりを山に囲まれています。
その山並みを覆い尽くして立つ入道雲がいっぱい見られました。
1つめのこれは、鉢巻をした入道の見られるのがポイントです。



 こちらの入道の頭には、薄いベールがかかっていました。



 元気いっぱいに沸き立つやつ、なんか積乱雲っていう感じ。



 茅ヶ岳の上方に雄大なのがでていました。



 こちらは、南アルプスは白根山の方向ですが、入道雲の壁ができています。
もくもく沸き立つ入道雲、あの雲の下はどんな天気になっているのでしょう。
ともかく入道雲たち、夏を感じさせますね。

(撮影:2015.8.6)
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コゲラの幼鳥たち

2015年08月06日 | 鳥やけもの


 まだ外の世界に飛び出して日も浅いようなコゲラの幼鳥が見られました。
銚子塚古墳の南側のエリアでのことです。



 確認できたのは2羽でした。
上のほうに見られるのは かなりしっかりしてきていますが、
後ろを行くのは、木の幹にへばりついて 何とも心もとないようすです。
 コゲラの成長、真っ最中。夏ですね。

(撮影:2015.8.5)
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