風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

まだまだムラサキシキブ

2009年08月08日 | 草や木そして花・実


 このところ、甲斐の風土記の丘(というよりは曽根丘陵公園)のエリアでは、
40haの園内の各ポイントを結ぶ園路沿いを中心に、除草や低木の刈り込みなどが進められ、
だいぶ“きれい”になってきています。
このムラサキシキブも草丈の伸びたブッシュに埋もれ気味でしたが、
周りの草が取り除かれたので、よく目に付くようになってきました。



 このムラサキシキブの花、ひと月ほど前にも取り上げていますが、
薄い紫色の小さな花が集まって咲きます。
筒状の花の先が4つに分かれ、4花弁のように見えますが、
その先、さらに長く伸びて出ている“しべ”が特徴的です。



 花の写真は、8月6日に撮影したものですが、撮影後に図鑑を点検してみたところ、
同じページに「コムラサキ」が出ていて、区別が付きにくかったので、
翌日にもう一度、木全体を観察してみました。



 コムラサキの可能性も考えましたが、やはりムラサキシキブでよいと思われます。
木全体では、すでに花が終わり、小さい実がいっぱいに付いている枝が多く見られました。
ムラサキシキブの花の時期は、6月から7月ないし8月とされています。
そろそろムラサキシキブの花も、終わりに近づいているようです。



 ムラサキシキブの木の下には、一帯にヤブランがひろがっていて、
花穂が伸びてきていました。
もうすぐ、可憐なヤブランの花が咲きます。
紫色の小さな花が、ムラサキシキブからヤブランへのリレーされていくようです。

(撮影: 1・2・5点目=2009.8.6 3・4点目=2009.8.7 mapfan


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