ヒガンザクラが咲いてきている丸山塚古墳から、西側の銚子塚古墳を見たところです。
昨晩から天気が悪化し、雨が降り、また強い風が吹きました。
お彼岸のお中日にあたる今日(2010年3月21日)は、お昼には天候が回復するという予報です。
いろいろなお花が楽しめる、とてもいい時期を迎えた甲斐風土記の丘に
多くのみなさんに足を伸ばしていただきたいのですが、ちょっとだけご注意を・・・。
古墳の周溝部が砂利敷きになっている以外、平らな場所の多くは、芝生になっていて、
その芝生も基本的には、自由にお入りいただいてよいのです。 が・・・。
ベンチが並んでいる先をご注意。
そこだけ、冬枯れした芝生の色ではなく、草の緑があおあおしていますね。
問題はその辺にあります。
草の生えているところをよく見ると、その辺りには水がたまっていることがわかります。
この付近は、昔からの土地の名前を「岩清水」といわれてもいるように、
南側の丘の上に降った雨が地下水となって、ここに浸み出しているのです。
さらに近づいてみました。草むらには、小さな水たまりが広がっているがわかりますね。
この水たまりの部分は、かなり恒常的に水が出ているので、
冬でも周りの草が緑色しているというわけなのです。
問題は、雨上がり。緑色の部分だけでなく、その周辺の冬枯れ色の芝生でも、
芝生の下にいっぱい水がでてきていますので、うっかり入り込むと靴が濡れてしまい、たいへんです。
とくにサンダルのようなものの方は、注意してください。
そして、風光明媚な風土記の丘をご堪能ください。
(撮影: 1点目=2010.3.18 2点目以降=2010.3.19)