深夜の 『24 ~ シーズンⅣ』 の連日の放送で、ゆっくり音楽を聴く時間もなかった一週間。
それにしても、Ⅲに比べてⅣの面白かったこと! Ⅴも期待だ。
そんな寝不足だった毎日、往復2時間弱の通勤電車の中で聴いていたのが、Soul AsylumとRazorlightと↓のLandon Piggとこれ、Roger Joseph Manning Jr. 『The Land Of Pure Imagination』。
日本先行で発売された 『Solid State Warrior』 のUS盤で、収録曲がちょっと違う。
(『Solid State Warrior』 のトピはこちら。)
M-6、9、11が未発表曲で差し替えられていて、ジャケも全く違った感じ。
夢いっぱいのポップ・ワールドを思わせる、ちょっと近未来っぽいカラフルなアート・ワーク。
中の写真やピクチャー盤だけ見ると、エレクトリック・サウンドか?と勘違いしてしまいそうなデザインだ。
それに裏ジャケの写真なんか、“もう、Rogerったら・・・” と言いたくなるほどのハジケっぷり。(笑)
その3曲がまたまた素晴らしくて、21世紀ポップ界のマエストロの魅力が、これぞとばかりに溢れている。
まずM-6 「Pray For The Many」。この曲を聴いて真っ先に思い浮かんだのが、Carpentersの 「Rainy Day And Mondays」。
ほのかな暖炉の炎の温かさに包まれているような淡い気持ちにしてくれる、ゆったりとした曲。
聴いていて、とっても幸せで優しい気持ちになれる。
そしてM-9 「In The Name Of Romance」 は、Rogerお得意で私の大好きな3拍子のナンバー。
M-3 「I Wish It Would Rain」 の3連でも琴線触れまくりだが、この曲もたまらない!
サビのコーラスの展開はThe Beach Boysバリだし、間奏のトランペットの音色は、Burt Bacharachの王道のポップスを彷彿させられずにいられない。
M-11 「Appleby」 もワルツで攻める。子供の笑い声が入っていて、とっても可愛くって不思議な世界へといざなってくれる。
Rogerのポップ・ミュージックの引き出しは、まだまだひとつかふたつ開かれたばかり。
これからもっとどんどん、素敵なミラクル・ポップ・ワールドに連れてってくれるに違いないだろう。
果たしてこの3曲、ライヴではやってくれるだろうか・・・。
ジャケは僕も笑ってしまいましたが、国内盤には収録されてない3曲は良いですねー。琴線触れまくりです。
こうなってくると、ますますライブ楽しみですね!
TBありがとうございました。
この3曲、本当にいいですよね~。
ジャケのイメージとかけ離れているのも、Rogerの遊び心が伺われてて微笑ましいです。
私もライヴ、めちゃくちゃ楽しみです!