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Ben Kweller/How Ya Lookin' Southbound? Come in...

2009-01-21 | music : favorite


明日・・・と言ってももう日付が変わったので、今日1月21日、Ben Kweller(ベン・クウェラー)の4thアルバム 『Changing Horses』 が、日本先行でリリースされる。今回、日本のあとオーストラリア・ニュージーランド、次にUK及びヨーロッパ諸国、そして最後に本国USで3月3日にリリースされると言う、ちょっと変わったスケジュールである。
その前に、昨年10月に7曲入りのEP 『How Ya Lookin' Southbound? Come in...』 がリリースされた。買うのを少し迷っていたのだが、円高につられて12月にオーダーして、クリスマス休暇や年末年始を挟んだということもあり、約1ヶ月かかって先日やっと届いた。
マイスペで何曲か聴いていたが、このEPはまるごとカントリー。USの音楽市場では、今でも需要が高いカントリー・ミュージックだが、Benちゃんが演るとコテコテではなく、ポップでキャッチーなカントリーになっているので聴き易い。
そして、テキサス育ちのBenちゃんにとって、小さい頃から慣れ親しんできた音楽であろうカントリー・ミュージックを、Benちゃん流に料理している。
そしてこのEPから3曲、「Fight」 「Things I Like To Do 」 「Sawdust Man」 が、ニュー・アルバムにも収録されている。
そのM-1 「Fight」 は、とっても覚え易いメロディーで、ホンキー・トンク・ピアノやドブロのスティールが軽快に響く。
M-2 「Things I Like To Do」 は、7曲の中でいちばんカントリー色が強い。
ピアノをフィーチャーしたM-4 「Sawdust Man」 は、Benちゃん独特のほのぼのしたゆる~い歌い方のちょっと愉快な曲。
このEPは、ロード(つまりBenちゃんのツアーのことだと思う)にいそしむ人たちと、彼らを支える家族に捧げたアルバムで、曲間に車の走行音がSEで入っていたりする。
優しいタッチのM-5 「The Biggest Flower」 と、エコーがかかって美しく響き渡るM-7 「Somehow (Singlemalt version)」 の間のM-6 「F Train Blues / Gypsy Rosita」 は、1分15秒のテープ逆さ回しのお遊びっぽい曲で面白い。
プライベート・レコーディング風で、フル・レングスのアルバムとはひと味違った、リラックス度全開のアット・ホームな雰囲気の曲ばかり。
ニュー・アルバムに向けてのウォーミング・アップと言った感じだ。


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