しばらくサボっててたまっちゃったので、去年買ったCDを2ヶ月分まとめて消化。やっぱりこれだけ書くとかなり疲れる。
----
●買ったCD(11月)
プレイング・ジ・エンジェル(Depeche Mode)
前作「Exciter」が結構何というか、これまでと少々外れた温泉気分(裏ジャケ)なイメージが強くてアレだったんだけど、今回のはイイ。Violatorの印象が強く、それでいてアグレッシブなアレンジが施してあって、メロディとアレンジがしっかり絡み合ってる。M1から始まるアップテンポなナンバー~シングル先行発売されたM5「Precious」までの流れと、中盤以降の沈むような曲調が対照的。ちなみに国内盤の最後に入ってる「Free」は、シングル盤「Precious」のカップリングらしい。アップテンポで、ULTRAあたりに収録されていそうな雰囲気の曲で、これはこれで結構好き。
デンジャラス・アンド・ムーヴィング~スペシャル・エディション(初回限定盤)(t.A.T.u.)
アルバムとしてみればそれほど悪くなくて、割とまとまってる。ただ、先行シングルでリリースされた「Dangerous and Movement」の構成はイマイチで、「All About Us」も前作には及ばずという感じで、1stよりもインパクトは弱い。逆に、アルバム中盤辺りに入ってるダンスナンバーは割といい感じ。彼女たちはロックっぽいのよりもダンス寄りの方が向いてるような気がする。
そうそう、リチャード・カーペンターズがストリングス・アレンジメントした「Gomenasai」は、曲としては良い出来。あと、DVDの「Dangerous and Movement」のクリップは、妙にエロいけど意味が分からん。
オーキー・ドーキー・イッツ・ジ・オーブ・オン・コンパクト・ディスコ(The Orb)
前作「自転車と三輪車」から2年、今度はミニマル路線のアルバム。印象としては、過去の「U.F.ORB」辺りや「Orblivion」、アンビエント方面で「Orbus Terrarum」辺りを彷彿とさせる感じで、久しぶりにテクノとかアンビエントっていう音楽ジャンルを再認識させられた。どの曲がいいっていうんじゃなくて、アルバム全体としてイイ。ちなみに国内盤はオマケ曲が1曲多いけど、べらぼうにすばらしい曲って訳でもない。ただ、アルバムがあの曲で終わるから、ちょっとだけ印象が明るくなるかな。1曲前で終わると微妙な感じ。
Zero Gold(Pole Folder)
Delerium系だと思って買ったら、中身はMassive AttackやFlukeといったダーク系のビートだったといううれしい誤算。女性ボーカルと深く沈むようなビートが相まってミステリアスな雰囲気になってる。曲の構成もいいし、ハズレ曲もなくて、これは去年のヒットCDの一つ。しかし、この手のはジャンルが分からないな……。
Just Be(Tiesto Feat. Kirsty Hawkshaw)
アルバムの「
Just Be」から、同名の曲をシングルカットしたもの。もともとアルバムの方を買ったのは、KirstyのWebで公開されてた「Just Be」が入ってるかと思ったからなんだけど、Mixが全然違ってたんであんまり聴いてない。で、こりもせずシングルを買って聴いてみたら、やっぱり違ったけどこれはこれでいい。M1, 2はバリバリのキラキラ系トランス、M3はTiesto本人の別Mixらしく、こっちの方がアルバムの方よりも好きでオススメできる。
----
●買ったCD(12月)
ウクレレ・フォース~スター・ウォーズ ベスト・カバーズ~(オムニバス)
これは某TVチャンピオンを見てた時に、BGMとして使われてた「帝国のテーマ」が頭から数日間離れなくて衝動買いしたアルバム。あの気の抜けるリコーダーの音色は、一度聴いたら忘れられない。基本はウクレレで、全体的に南国ムードでのんびり聴ける。たまにはこういうのがあってもいい。
Takk...(Sigur Ros)
何も知らずに試聴だけして良さそうだから買ってみたアルバムで、実は一部で有名なバンドらしい。北欧の寒空に広がる神秘的で静かな流れに、ディストーションギターやドラムなんかが入ってくるといった感じの構成。ボーカルは女性だと思ってたら、メンバー写真を検索してみると男しかいない。あの声は男だったのか……。ちなみに曲名は全部アイスランド語だと思うんだけど、さっぱり読めなくて困ってる。
Freaks & Icons(dZihan & Kamien)
Smoothjazz.comでかかってたM5の「Homebase」が良かったので買ってみた。この曲は静かなピアノにハウス調のビートが乗ってるものなんだけど、他にもJazzyでGroovyな曲あり、ミドルテンポで聴かせる曲ありとバラエティ豊かで抜群のセンス。Propellerheads辺りが好きな人とか、ちょっとオサレな人にオススメ。ジャケットは少々アレだけど。
Four Out of 5 Aliens Recommend This(Hardfloor)
以前blogに書いたときに他のサイトで試聴をしてはいたんだけど、改めてCDをかけてみて「懐かしい」と思ってしまった。シンプルでミニマル、ビヨビヨウネるTB-303(本物)と、まさに90年代初頭のアシッドハウスが詰まってて、ストレートでいい。ちなみにM8は、どういう訳かずーっとおねーちゃんのあえぎ声が入ってる。