旅レポ、じゃんじゃん参ります。
翌朝。
7時15分にホテルを出発予定。
何故なら美味しい「アレ」を食すため( ̄ー ̄)
6時過ぎに目覚ましで起こされ、身支度を整えながら現地調達した「I’m Real」を一気飲み。
GH2 MF絞り優先AE、SS1/80秒、F1.7、EV0.0、ISO160

これはソウルっ娘たちに絶大な人気を誇るお手軽ドリンク。
マンゴーやキウイ、オレンジ、色々な種類がありますが、私はイチゴ+30%ミルクのスムージー。
「I’m Real」って名の通り、果物がドロンドロンに入っていて、粒々の食感も楽しい。
一度飲んだらクセになる。
日本のコンビニでも買えればいいのになー。
1本2,800ウォン(¥250くらい)。
昨晩の内に予約しておいたタクシーに乗って明洞(ミョンドン)へ移動。
13,700ウォンだから割り勘で¥400。
ソウル旅の目的2つ目がここ。
自家製伝統茶とお粥のお店「味加本(ミカボン)」。
このお店の女将さんは元・韓国女子バスケットボールの選手。
現役時代、自身の健康の為にお粥にハマり、引退後は韓国全土のお粥店を渡り歩いて研究を重ね、現在の味に落ち着いたとの事。
ここはソウル贔屓の日本人女子の間で有名なお店。
実際、この朝は日本人観光客ばかりでした。
私たちが注文したお粥がこちら。
GH2 MF絞り優先AE、SS1/160秒、F1.7、EV0.7、ISO160

味加本名物「あわび粥」。
済州(チェジュ)島産にこだわった濃厚なあわびの旨さに香ばしい胡麻が食欲そそりまくりでスプーンが止まりません。
本当に美味しい!!!
付け合わせに水キムチ、イカのキムチ、豆もやしのナムル、ゴボウの甘煮、海苔がセットになって10,000ウォンのところ、クーポン持参で10%OFF。
9,000ウォンだから¥800弱かな?
実は・・・
私、韓国行っててナンなんですが・・・
キムチが大の苦手で (><)
あの、強烈な匂いだけで「ウップ!」ってなる。
焼肉屋で一緒に行った誰かがキムチを頼んだ日には、そりゃもうテンション大暴落。
キムチ食べた人とは口もきかない(==)
それくらいキムチが嫌い。
今回のソウル旅の目的のひとつに「人生初のキムチにチャレンジ」があった。
前夜の豚肉カルビとサムギョプサルのお店でもキムチ食べれなかった・・・・・
でも味加本の水キムチとイカのキムチはいけそうな気がするっ!!!
恐る恐る、ほんのちょっとだけひと口・・・
ンゴゴォォーーー!!
なに?このイカのキムチ!!!
すんごく美味しいっ!(><)
辛いけどー
酸っぱくて、しょっぱくて、辛いけどー
すごいコク!
あわびのお粥と混ぜて食べたらもっと美味しい!!!
水キムチもイケる!!
こうして、私の旅の目的はまたひとつ達成出来たのでした。
(この日の夕ご飯も、翌日の夕ご飯も、付け合わせのキムチ、ちゃんと頂けました!^^)
8時半に朝食を終え、次の目的地へ移動。
ソウル旅、初の地下鉄乗車に挑戦。
最寄りの明洞駅までは徒歩5分。
途中、目を皿のようにしながら付近一帯で一番レートの良い両替屋をチェック。
10,000ウォンが1,115円のお店発見。
昨日、明洞の街中で両替したお店は1,125円だったからちょっと下がってる。
でも空港で両替するより断然いい!
10,000円札をウォンに両替し、地下鉄明洞駅へ潜り込みます。
GH2 MF絞り優先AE、SS1/60秒、F3.7、EV0.7、ISO1600

ソウルの地下鉄はとっても簡単。
駅名はハングル文字で書かれていてさっぱり分かりませんが、各駅に付けられた通し番号で覚えておけば降り間違える事はありません。
券売機もこんな感じ。
最初に日本語表示のボタンを押せばとってもスムーズ。
画面左から2つ目の「1回乗車用カード」のオレンジ色にタッチ → 目的地(駅名は番号で判断) → 枚数(人数)の順にタッチしていけば乗車賃にプラス500ウォンが計算された料金が表示されます。
この500ウォンはデポジット。
明洞駅から鐘路(チョンロ)5街駅まで1,150ウォン(¥102)。
目的地で下車後、改札を抜ける際にデポジット返金機にチケットを通せば「切符保証金」である500ウォンが戻ってきます。
向かった先、広蔵市場(クァンジャンシジャン)は東大門(トンデムン)にほど近く、100年以上の歴史を持つ市民の市場。
韓国一古い公設市場だそうで、アーケードが碁盤の目のように四方八方に伸びている。
観光客はよほどマニアックな「ツウ」以外殆ど訪れる事はなく、地元市民率99%。(推測)
絹織物と麻布、木綿や韓服・洋服の布地、女性衣類品、寝具、手芸や螺鈿の漆器、キッチン用品の他、青果、干し魚や生魚、肉、野菜等々、ありとあらゆる品物が所狭としひしめき合っています。
GH2 MF絞り優先AE、SS1/60秒、F3.8、EV0.7、ISO250

写真におさめる勇気がなかったのですが、「ポンテギ」もありました!
「ポンテギ」というのは、蚕のサナギを茹でた後、カラッと炒めたもの。
外はカリッとしていて、噛むとお口の中に熱い液体が・・・・・・・・っていう、アレ。
皆まで言わずとも、だいたい想像つきますよね?^^;;;
信濃の「蜂の子」みたいな感覚なのかなー。
紙コップに山盛り。爪楊枝で1匹づつ「カリッ」 → 「ジュワァ~」 → 「シャクシャクシャク・・」って食べます。
あ。
私は食べてません。。。
広蔵市場(クァンジャンシジャン)はあまりにもマニアック過ぎて、次の目的地を目指すことに。
ここもまた、私のソウル旅の大きな目的のひとつでした。
GH2 MF絞り優先AE、SS1/160秒、F3.2、EV0.3、ISO160

「西大門(ソンデムン)刑務所歴史館」。
入場料は1,500ウォン。日本円で¥130。
ここは、日本帝国時代、植民地支配に反対した朝鮮の独立運動家を収監した場所。
当時の朝鮮半島では他に類を見ないほど大規模な刑務所で、第二次大戦以降は韓国政府が獄舎などをそのまま使用していました。
1987年に刑務所としての機能は移転。
一旦閉所した後、歴史館として修復し、1998年に開館。現在に至ります。
GH2 MF絞り優先AE、SS1/400秒、F3.2、EV0.3、ISO160

各社の旅行ガイドブックにも必ずといっていいほど紹介されている歴史博物館ですが、免税店や活気あふれる市場とは全く異なり、私たちの他に日本人観光客の姿は見当たりません。
日本人にとって気軽なテーマではありませんが、こういう事実が確かにあり、日韓の歴史を考える意味でもどうしても訪れたい場所でした。
ここは韓国人にとっても、私たち日本人にとっても、かなりショッキングな場所です。
現地の小学校の子どもたちは社会科見学として幼い内に訪問するそうです。
何故、この地域の人々が日本に対してあれほど感情的になるのか。
未だ、現地の一部のお年寄りは、マナーの悪い日本人観光客を見ると物凄い剣幕で叱咤して来ます。
可愛いスカートを穿いて綺麗な格好をした若い女性に対しても同じ。
「今すぐ帰れ!!二度と来るな!!」と言わんばかりに大声で怒鳴る。
この場所に居ると、日本人に対してどうしてあんなに感情的になるのか、その理由も少しだけ分かったように思います。
GH2 MF絞り優先AE、SS1/60秒、F5.6、EV0.0、ISO200

GH2 MF絞り優先AE、SS1/60秒、F5.6、EV0.0、ISO800

GH2 MF絞り優先AE、SS1/100秒、F2.0、EV0.3、ISO160、スポット測光

GH2 MF絞り優先AE、SS1/320秒、F1.7、EV0.0、ISO160

GH2 MF絞り優先AE、SS1/4000秒、F2.2、EV0.0、ISO160

GH2 MF絞り優先AE、SS1/500秒、F4.5、EV0.0、ISO160

館内外の展示は日本人として目を背けたくなるようなものも多く、正直、身の置き場に戸惑いました。
ここに収監され、自由を許されず、夢と希望を剥奪され拷問を受けた一人ひとりのことを思うと、あまりの悲惨さに胸が締め付けられます。
私の相棒、GH2ではその全てを記録出来ませんでした。
ここに載せる写真以外のものは私の胸の中にあります。
ショッピングや韓流スターもいいけれど、こういった史実の場所だからこそ、一人でも多くの日本人に足を運んでほしいと思う。
GH2 MF絞り優先AE、SS1/500秒、F5.0、EV0.0、ISO160

生まれる国や時代がほんの少し違うだけで、全てが違うものになる。
自由と平和のための80年。
GH2 MF絞り優先AE、SS1/15秒、F5.6、EV0.3、ISO3200

色々な事を学び、様々な感情を胸に、次の目的地へ向かって移動しました。