新しい靴と写真

思いつくままPhoto.blog

知る人ぞ知る、噂の場所で足を酷使し、のち癒す

2016-03-20 18:47:46 | 

ずっと気になっていたスポット。





群馬県のJR上越線・土合駅。



知る人ぞ知る、通称「モグラ駅」。

















上り線ホームは至って普通。


わが町の駅と変わらない。







でも、下り線のホームが凄すぎる。








3時間に1本ほどしか来ない列車に乗るためには無人の改札を通り、なんだかもう、ひたすら泣きそうになる薄暗い通路をずっと歩き・・・・













長さ338M、実に462段もの階段を一歩一歩下りて行かなければならない。








その、長く、険しい道のりの始まり、階段最上段からの景色。



肉眼では階段の先が見えない恐怖^^;;;














462段と言っても、最上段から改札までは更に143M、24段の階段が待っているため、実際は486段!!(><)



ホームから改札のある駅舎まで、高低差は70.7M!!!

















まだ、下りるのはなんとかなりそう。



問題はその逆だ。





地下深くのホームから改札に向かって462段を上るのは・・・・・







ひぃぃぃーーー!!!




考えただけで土下座してしまいそう!(T∇T)















もちろん、エスカレーターやエレベーターなど、そんなシャレたものはない。




「昇降は10分程度かかります」と薄汚れた看板があったけれど、私にゃ無理だ。




多分、下りに15分、上りは60分(涙








10分の1ほど下ってみましたが、全くひと気がないのと尋常じゃない冷気が地下から吹き上げてくるその寒さと、そして何より、途中で行き倒れても誰にも発見してもらえない恐怖からアッサリ断念。



すごすごと戻ってきました(ノ_・、)






















再び改札に戻った時の、あの安堵感といったら!(笑)













結局、大して上り下りしてないんだけれど、とにかく冷気がハンパなく、「あったまりたい。あったまって早く足を揉んであげたい。。。」の一心で日帰り温泉に飛び込みました。







一度に20人は入れそうなほど広い貸切露天風呂を独り占め。













ほんの数十段しか上り下りしてないのに、翌日は予想通りの筋肉痛。



ワタシ、ダメすぎる(涙

AX








今年18冊目

2016-03-18 21:17:42 | 

一年ほど前に読んだ第12回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作品、結城充孝さんの「プラ・バロック」。


所々で「ちょっと分かり難いなぁ・・」と感じたものの全体的に好きな類の内容なので、同著者の本を2冊。



今年18冊目に読んだのは「狼のようなイルマ」。











こちらは型破りな女刑事、警視庁捜査一課殺人犯捜査第二係所属のイルマがフルスロットルにした1000ccの愛車のバイクで凶悪犯人をぶっ飛ばしまくる。



続いて現在読んでいる途中なのが「衛星を使い、私に」。


こっちは神奈川県警機動捜査隊に所属する女性刑事・クロハの、「プラ・バロック」以前の物語。





以前、テレビドラマでこのクロハを杏さんが演じ、中々のはまり役だったので、本を読んでいても杏さんが立ち居振る舞っているように見える。










誉田哲也さんの「ストロベリーナイト」も大好きなシリーズなのだが、新しいヒロインにワクワクが止まらない!





まるで映画を見ているみたい。

AX








チーズガーデン

2016-03-17 18:16:09 | おいしいもの

姪っ子が会社の旅行で日光~那須高原へ。





那須と言えば那須御用邸牧場に程近いチーズガーデン五峰館。





私も数年前にお邪魔しましたが、ここのチーズケーキはどれも美味しく、片っ端から一通り試食をしてはあまりの幸せに大きなため息。


続けて二巡目をして更に大きなため息をついたのち、気絶しそうになった記憶が(笑)







「Weちんの大好きな御用邸チーズケーキ買って帰るからね!お腹、ペコペコにして待っててね!!」という宣言通り、私が愛してやまない大好きチーズケーキをお土産に。

(本当にいい子に育ってくれたもんです・・・おばちゃん、涙)









そんな、御用邸チーズケーキと共に、「はい、Weちんにはこれも!!」と手渡してくれたのが御用邸チーズクッキー。












パルメザンとエダムチーズをふんだんに使い、鼻から抜ける芳醇な香りにブラックペッパーが良いアクセント。





美味しくて美味しくて、熱い紅茶と共にひとくちずつサクリさくりと頂きました。



















翌日、「お返しに、今夜は何でも好きなもの作ってあげるよ。何が食べたい?^^」と聞くと、「Weちんが作ってくれるメンチカツ!!」と言うではないか。




おお、よしよし、分かった分かった。


おばちゃんが、あなたの好きなメンチカツ、作ってあげるからね。


10個でも20個でも好きなだけ食べなはれ(*´ー`)







ひき肉ないから豚コマだけど、ね。





フードプロセッサーなんてシャレた機械ないから、400g×2パックを手作業で細かくみじん切りにするところからスタートだけど、ね。





う、うんうん、なかなか骨の折れる重労働だけど、ね。





武士とおばちゃんに二言はないよ。



800g強を頑張って刻むから楽しみに待ってておくれよ...(´Д`)


AX








いちご三昧

2016-03-10 19:12:12 | おいしいもの

今日は姉も姪っ子も仕事がお休み。





いつもなら平日に3人休みが重なればまっしぐらに献血へ行くのだけれど、3人とも割合献血したてで日数が足りない。

(女性で全血の場合、前回実施から16週間経過しないと次回の献血は提供出来ない規約)





じゃぁどうするー?どっかの日帰り温泉でも行く?という意見も出ましたが、ホテルオークラ新潟のランチビュッフェの招待券があったのでそちらに。


しかも今月は姪っ子が大好きな苺フェア。







早速、信濃川沿い窓際のテーブルを予約して行って来ました。











いやー、食べたね。食べた。



普通にビュッフェ形式のお料理をお腹いっぱい頂いた上に(ローストビーフは3皿も!)、デザートの苺のケーキやらタルトやらアイスやら、もう、何度も何度も何度も何度もおかわり。



パンナコッタも苺のムースも、ブドウのゼリーも洋ナシのタルトも、ロールケーキも苺のモンブランも全部美味しかった!!(T∇T)








もうお腹がいっぱいでひと口たりとも入りそうにない。






窓から眼下を見下ろせば、萬代橋をBRTが走り、信濃川には水上タクシーが走っている。



日差しもたっぷりで暖かそうなので、食下げに萬代橋を渡って新潟日報メディアシップまで歩くことに。







・・・・が。





外へ出た瞬間、肌を刺すような寒風!!(><)







日差しはあるのにとんでもなく寒かった(涙






















「寒いよー。早く車に戻って暖房つけようよー。」と200回くらい言いながら足を速める姉と姪。









いやー。


とにかくお腹がいっぱい。





今日の夕ご飯はパス!




我が家は家族6人中、3人が早くも大相撲春場所に片足突っ込んでマス・・・



どすこい(涙

AX








今週のたなくじ

2016-03-07 21:54:08 | 目にしたもの

一週間の始まりはNHK-Eテレ「0655」のたなくじ!












さてさて、今週の運勢は一体!?



   ・



   ・



   ・











「ゴージャス大吉」


ちょっとだけ贅沢に過ごすと吉◎、だそうです。






ははぁーん。



さては、今週予定している、あれのことだな( ̄ー ̄)

(相変わらずお財布緊縮体制の我が家ですが、今週はちょっとだけ贅沢に過ごす予定)


AX








ワッフルドライブ

2016-03-06 23:22:20 | おいしいもの

昨日今日と暖かかったでしたねー。





窓枠の掃除をしてトイレもピカピカに。


厚手の洗濯物も洗って、久し振りにお布団も干せました。










そんなポカポカ陽気だもの、家でじっとしているのも勿体無い!




そうと決めたら即座に着替え&お化粧。


決意した10分後には家を出発(早っ)

















昨年からチェックしていたカフェ。



焼き立てサクサクのワッフルが有名とのこと。









つい1時間ほど前にお腹一杯お昼ご飯を食べたのに、クリームチーズとナッツとはちみつのワッフル(ダブル)をペロリ。


テヘッ。










またひとつ美味しいワッフルが食べれるカフェを見つけてしまった。



ああ、しあわせ。














高速乗って片道1時間半。



ワッフルを食べるためだけの「ワッフルドライブ」。


AX








今年14冊目と17冊目

2016-03-03 00:42:14 | 

携帯電話にダウンロードして遊ぶゲーム、いわゆる「モバゲー」のひとつ、「王様ゲーム」が書籍化されたものにハマっている。




とある高校のひとクラスが全員で互いに疑心暗鬼になりながら殺し合うゲームに強制参加させられる・・・という、なんとも言いようのない、しっちゃかめっちゃかなストーリー。

バッサリ斬ってしまえば「お粗末」そのものなのだが、一作目でひとり生き残ったものだから、なまじ続きが気になって。





こんなものばかり続けて読んでいると気持ちがくさくさしてくるので、前後で挟むように予てから気になっていた2冊を読んだ。






今年14冊目は姫野カオルコさんの「昭和の犬」。











これは昭和33年生まれの柏木イクの、5歳から49歳までの物語。





幼い頃から様々な大人に預けられてきたイクが6歳の時に初めて両親とひとつ屋根の下で暮らす。


辛く、不条理なことばかりに思える、傍から見れば幸薄いとしか呼べない両親との生活。




つましい暮らしの中で、その傍らにはいつも犬がいる。




後年振り返ってみれば「けれど、いい時代に生まれた、と思う」と言えるのは、そこに犬がいたから。








昭和から平成へと時代は移り、長い年月をかけて父母と、そして自分の人生を静かに受け入れるイク。









【 きな粉をまぶしたようなぽってりした体躯の仔犬は「那智黒の目」をしている 】




なんて語彙の豊富な作家。






目を閉じれば情景が浮かんでくるよう。


生乾きのタオルのような、日向の仔犬の頭の匂いまで感じられる。



グイッと惹き込まれた、第150回直木賞受賞作品。











その後に読んだのは角田光代さんのエッセイ、「今日も一日きみを見てた」。











「恐らく、これから先も動物を飼うことはないんだろうな。でも、ひょっとして、何かの間違いで飼うとしたら、それはきっと飼い易いといわれる犬なのだろう。どちらかというと猫より犬が好きなので。」とぼんやり思いを巡らす角田夫妻の家に、漫画家の西原理恵子さん宅で生まれた仔猫がやって来た。





犬は従順。尻尾とまなざしと、その体全体で飼い主にあからさまな愛情表現をし、猫は気まぐれで我が侭でいつでも好き勝手というイメージを見事にぶっ壊した「トト」ちゃん。





トトに対する愛情も爆発し、仕事で家を空けていると、「トトはあんなに小さな仔猫なのに何かの拍子にキッチンの戸棚を開けて、奥にしまってある南部鉄器の鍋を落として下敷きになってしまっているのではないか」、「洗濯乾燥機の中に潜ってしまい、何かの間違いで扉が閉まり、更に何故か内側から自分でスイッチを押せる状態になってしまい、今頃グルグル回されているのではないか」、等々、有り得ない心配に胸を痛める毎日。


どんどん「猫馬鹿」になっていく著者(笑)



そのどれもが愛に溢れていて、なんとも微笑ましい。













そう言えば、どうやらうちの実家にネズミがいるらしい。


この平成の時代に。

(年末に電話線をかじられ断線;;)





猫を飼えば一発でネズミが出て行くそうだけれど、諸般の事情により犬猫を飼えないため、このエッセイで脳内飼育中。



膝の上に抱っこして首の後ろをモフモフ。



・・・・・・想像しただけで身がよじれる。

AX