新しい靴と写真

思いつくままPhoto.blog

独身貴族

2012-03-30 17:08:32 | 目にしたもの

写真の整理をしていたら、なんとも懐かしいものが。


データを見ると2006年とか2007年ってなってる。

当時、仕事で三重に住んでいた頃のスナップ。


















正に独身貴族を謳歌。


イクラやらカニやら松阪牛を、「食べたいわぁ~」の欲望のままガンガン食す。
新潟から単身遠く離れた土地で仕事だけに邁進し、たまの休日も一人で名古屋へ出てスーツやバッグや靴に4万5万を平気で遣っていた。
他にお金の使い道がないから、仕事でたまったストレス発散はイコール散財になる。

好きな事を、好きな時に、思うまま自由にしていた。
出張で行った先でスーツのまま、仕事に全く関係ない手裏剣したり、ね。


今の、この質素な生活ではありえない。
間違いなく、当時の私は今と感覚が違っていた。


それはとっても良い事ではないけれど、物凄く悪い事でもない。
今と昔と、どちらが正しくてどちらが間違っているなんて言えない。


「はぁー。まだ野菜、高いねぇ・・。」って溜め息をつきながら、10kg¥1,280の割れにんじんを買ってすごくお買い物上手な気になったり、一袋¥28のモヤシをどうやって調理するか頭を悩ませるのも楽しかったりする。





父がよく言う、「何処に居たって住めば都」だし、心持ちひとつで幸せにも憂鬱にもなるんだな、これが。



あの頃を振り返って今思うのは、「あたし、すっげー頑張ってたよなぁ。」だ。




5年後、10年後。

2012年の今を振り返ると、その時の私は一体何を思うのだろうか。





それがちょっぴり楽しみだったりする。

AX

惑星直列

2012-03-28 17:21:48 | 植物

昨夜。

ご飯当番だった姉から、「夕ご飯出来たよー。早く来ないとアンタの分、ナシねー。」と非常に嫌なメールをもらい、そんなの困るといそいそと徒歩30秒の我が家へ。






道中、ふと見上げるととっても綺麗な月。
その上には明るい金星。細く輝く上弦の月の下には木星までくっきりと一直線に!


「こりゃ、さっさと済ませて撮影しんばー」と思うも、我が家の夕ご飯はだいたい1時間半くらい掛けてゆっくり食べる。
その後、コタツに移動してナンプレし始めたら蛍光灯のヒモがゆらゆら大きく揺れ出した。
「地震だよ、地震。これは相当デカいよ。とりあえずNHK入れてみ。」
「あらー。揺れてるねー。」
「なんか長くないかい?」
「長いねー。怖いねぇ。」と、家族6人、小さく騒ぐ。


速報で津波の心配がないことを確認し、各々がオレンジ食べたりたい焼き食べたりしつつ、解けないナンプレにブーブー文句を言いながら実に悠長なひと時を過ごす。
その後、私はお風呂。1時間は掛かる。








なんだかんだで実家を出たのが22時近く。



撮影しんばー、と思っていた美しい月は、西の空のずっとずっと下の方。
向こうの大きな建物でよく見えない(T∇T)







MF絞り優先AE、SS1/1600秒、F1.7、EV1.7、ISO100、スポット測光









一昨日は、上から金星、月、木星の順に縦一列に並ぶ壮大なスペクタクルショーとなり、2004年11月以来だったそうですよ!
空が素晴らしく美しかった昨夜はその三者共演天体ショーの最終日だったそうで・・・




悔やまれるー。




この次は2015年11月だってさー。

今度は火星も含めた4つの星が綺麗に並ぶそうですよ!





・・・・・覚えてられるかなぁ、おい自分よ。






せめて写真で惑星直列もどきを。


AX

春の海

2012-03-25 18:44:36 | 風景

少年よ。



春の海原に何を想う。
















写真は4年前。



当時、仕事が尋常じゃないほど忙しくて、月に2回の休みの朝は現実逃避しにここへ来て、よく泣いたものでした。

その頃住んでいた新潟市西区の五十嵐浜の、穏やかな春の海。

AX

花言葉は「誠実な愛」

2012-03-22 23:57:46 | 植物

いよいよクライマックスです、朝の連続テレビ小説「カーネーション」。



実は。

最初の頃は、あまり好きではなかった。
と、言うのも、幼少時代の主人公・糸子が自分と重なって「なんだかなぁー」って感じで(; ̄ー ̄A
あのおかっぱ頭。
「なんで?」「どうして?」が口癖。
喧嘩上等。男子にグーではたく。

6年生になるまで毎日昼休みは男子と一緒に校庭で遊んでたし。



だからハチャメチャな糸子は幼い頃の自分と重なって、「・・・見てらんねー(T∇T)」だったのでした(汗






MF絞り優先AE、SS1/1300秒、F1.7、EV0.0、ISO100、スポット測光








そんな朝の連ドラ「カーネーション」ですが、毎週のサブタイトルは色々なお花の花言葉だって御存知でしたか。

第一週の「あこがれ」はひまわりの花言葉。
コスモスやかすみ草、クロッカスなどが続き、最終週となる来週のサブタイトルはカーネーションの花言葉で「あなたの愛は生きてます」。

果たしてナツは見つかるのか?
病院でのファッションショーは成功する??






今日の写真、ピンクのチューリップの花言葉は「誠実な愛」。

AX

野菜欲

2012-03-20 19:03:33 | おいしいもの

いつまで待っても葉物野菜は高騰爆走中(--)



そんな予想は全くしていなかったのですが、我が家の裏庭で育てた冬白菜を幾つか収獲せずにそのまま雪の下に寝かせっ放しにしておいたら、この寒さで甘い甘い!^^
しかもシャッキシャキで加熱調理するのが勿体なく、毎日ショウガや柚子と合わせてほとんどサラダに近い浅漬けをモリモリ食べています。
ごま油と塩とラー油でナムルっぽくするのも美味しい。


あとは価格安定、365日家計の心強い味方!の、もやしも欠かせません。


レタスとかほうれん草とか春菊なんかをエンゲル係数気にせずワシワシ食べたいですのぉー
















写真はいつぞやのディナーで頂いた、前菜のサーモン。




素晴らしく美味しかったのでまた食べたい。

御馳走してくれる人、絶賛募集中( ̄ー ̄)

AX

春よこい

2012-03-16 17:34:02 | 植物

今日は穏やかな良いお天気でしたね(*´ー`)




ポカポカ陽気に誘われて、カメラ片手にちょっこしドライブ。

本格的にきちんとカメラと向き合ったのは、なんと今年初(汗







MF絞り優先AE、SS1/320秒、F1.7、EV0.0、ISO100、スポット測光









やっぱり今年の春は遅い。

目で、耳で、鼻で実感。




そうなると益々春が待ち遠しい!^^











お金がないくせして春もののワンピースを購入。

しかも色違いで2着。





さて、今夜もたまごとキャベツともやしで何とかしのぎますか!

AX

We家ブーム

2012-03-14 23:17:24 | 目にしたもの

遅れ馳せながらナンプレにハマっています。


9×9の81あるマスの中に1から9までの数字を組み入れる、例のアレです。







週に一度、家に届く冊子に掲載されているのを姪っ子がせっせと解いていたのが始まり。

それを姉が「おし。おばちゃんもやっちゃるで~!」と参加。
「アタシも!」「私もっ!!シャーペン貸して!」と、続々参戦。
そのうち問題が足りなくなり、今では私が毎日インターネットから人数分をプリントするのが日課。
家族みんなで夕ご飯の後にコーヒーを飲みつつ、リンゴやらミカンやら甘いものをつまみつつ、あれこれ言いながら一緒に解いてます^^;
















そうしてみんなが解き終わったら答え合わせをし、顔を見合わせ一様に「ふぅ~。今日もアタマ良くなった気がするぅ~(*´Д`) =3」と、ちょっぴり安心するおバカ一家。







・・・多分、こんなんで頭は良くならないとは思うのですが。


ほれ。気持ちの問題っつーことで(; ̄ー ̄A

AX

My Favorite

2012-03-13 23:49:55 | 目にしたもの

変わるものと変わらないもの。


今も時を刻み続ける160年前に作られた万年時計。








MF絞り優先AE、SS1.60秒、F5.0、EV0.3、ISO100、スポット測光












最近、腕時計の調子が悪い。


大切な人から贈って頂いた特別な時計は3レジスターのクロノグラフ。
信頼のおける町の小さな時計屋さんで、これまでに何度も1/100秒針を精密に調整してもらい、経年劣化した割ピンを交換し修復。

17年間、毎日大切に大切に大切に使い続けて来た時計。
もはや私の身体の一部。




何があろうとも、この腕時計だけは絶対に手放せない。

そんじょそこらの時計に勝るとも劣らない、かなり正確な腹時計が内蔵されている私といえども。
しかも結構な音量で啼き轟く鳩まで内蔵されていようとも。

AX

神様がいる場所

2012-03-10 23:45:31 | 風景

未曾有の大震災から明日で一年。







人間の脳は、大切な人の死に直面した時、残された者がこれからを生きてゆくために悲しみや苦しみを忘れるよう作られていると聞いたことがある。

生まれたての赤ちゃんが育っていくために、目にした者が無条件で可愛い、愛しいと感じられるように。





















それでも私たちは絶対に忘れてはいけないことがある。




そしてその経験を活かし、同じ過ちを繰り返さないように対策を施し、後世に伝えてゆかなければならない。











不満もある。歯がゆさも感じる。

政府は。制度は。
いつになったら皆が納得できる復興完了と呼べるのか。


でも人のせいにするだけでなく、今の自分に出来る事をすることがとても大切。






正直、恥ずかしいけれど私自身日々の生活に流され、あれほど衝撃を受けた事も深い深い爪痕も、うっかり忘れてしまうことが多かった。


息の長い支援が必要。

がんばろう。日本。





写真は神様が住む、雨上がりの伊勢神宮。


AX