長らく温泉地で働いていたのもあって社員旅行や互助会旅行、研修等で全国様々な温泉地へ行った。
新潟県内も瀬波、胎内、月岡、五頭、岩室、寺泊、湯田上、鵜の浜、越後長野、六日町、湯之谷、湯沢、妙高温泉は網羅。
残すは鹿瀬角神、咲花と貝掛温泉には行っておきたい!と長らく熱望。
今回、念願かなって角神温泉で実に温泉らしい温泉を満喫して来ました。
紅葉にはあと一週間というところでしょうか?
それとも今年はこんななのかなー。
この日の朝は雨も降って生憎のお天気。
「寒い寒い」と凍える我々を、チェックインの1時間以上前にも関わらず「どうぞ、早速温泉で温まりください」と快く迎えてくださったのは「和みのリゾート ホテル角神」さん。
白樺と落葉松に囲まれた12万平方メートルもの広大な敷地内には大浴場が2ヶ所ありますが、それとは別に源泉掛け流しの貸切露天風呂がもう2ヶ所あり、友だちは「部屋でじょんのびしてるー」と言うので、私一人で楽しむことに。
貸切露天風呂「荒戸の湯」。
(貸し切りだからこそ撮れる一枚ですねー)
一度に10人は入れる広さ!
それを私一人で!!
なんとも贅沢です~ (*´Д`)
源泉から30メートルほど離れた所にあり、掛け流しにこだわって加温をしていないのでぬるめ。
肩から上、湯に浸かっていないと鳥肌が立ちそうな外気温でしたが(恐らく8℃とか、そのくらい)、それでも景色を見ながらじ~っとしてるとポカポカしてきます。
一度部屋に戻り、じょんのびしていた友だちと合流して、今度は本館の大浴場へ。
こちらのお風呂もまた素晴らしい!
ナトリウム炭酸水素塩泉とのこと。
少し茶色がかった、とろりとするお湯で、身体の芯がほぐれていくのがよく分かります。
大きな内風呂と、角神湖(ダム湖)を見下ろす露天風呂は「あぁ、今、わたし、温泉に浸かってるんだわー」って実感。
実に「温泉」らしい温泉なのです。
ここ、大正解でした!!◎
夕食は大広間の食事処で。
朝晩共にバイキングじゃない和膳の旅は久し振り!
山の幸を中心に、季節のお料理を堪能。
美味しくって食べるのに夢中で和牛の陶板焼きとか椀物とかデザートとか、完全に撮るのを忘れてた。テヘ。
部屋に戻ったらお布団の用意が出来ていて、「満腹すぎて、もう、ひと口たりとも入らない。とりあえず横になりたい。うん、それがいい、そうしよう。」とゴロリ。
みんなでダラダラしながら実にくだらない話に花が咲く。(こればっかりは幾つになってもやめられない)
そしたら、なんか、視界の端にゆっくり蠢くものが・・・。
山の中なもんでカメムシさんが遊びに来てくれてました(笑)
内線でフロントに電話し、「ぜっんぜん怖くないんですけど、ホラ、場合によっちゃ反撃されるとニオイが・・・・」と告げたら、みなまで話し終える前に「今すぐにお伺いいたしますっ!!!」と、速攻で虫取り名人が虫取り網とガムテープ持って来て下さいました。
でも、名人が到着するほんの2分ほど目を離した隙に「ニオイが心配なお客さん」は姿を消してしまい・・・
「いやいやいや、ホントにいたんですってば!!」って訴えても、実際いないし(--;
なんかもう、虫取りそっちのけでおじさんと話しが盛り上がり(結局、無事に退治は出来ましたが)、なんだか楽しくなっちゃって、熱燗のお銚子でも持って来てもらって布団の上で酌み交わしたいくらい(笑)
その後、別館の方の温泉も頂いて、身体はポカポカ、心はホワホワのまま朝までイビキ合戦に突入したのであった。
・・・・・・いや、イビキは私だけか(涙
(もうちょっと続く)