新しい靴と写真

思いつくままPhoto.blog

酔わないお酒と茹で落花生

2017-07-27 18:00:00 | おいしいもの

20代はワイワイ楽しい酒席の雰囲気で。

30代は仕事の付き合いで、たくさんお酒を飲んだ。





我が家は父が日本酒党で、夏も冬も冷酒をチビチビ。




姉と妹は(ほぼ)毎晩ビールや酎ハイをゴクゴク。









母は全くアルコールを受け付けない体質。





私はとてもアルコールに弱い。



足の裏まで全身が真っ赤になり、酔いもすぐに回って笑ったり泣いたり忙しい。






それでも若い頃はたくさんお酒を飲んだ。





















ここ2年ほどは飲むのをやめた。




年に1~2回、「全部任せたー!最悪、おんぶして連れて帰って!(><)」という状況になった時に限り、弱いカクテルをほんの少しだけかノンアルコールを一杯。









多分、更年期障害もあるのだろうけれど、飲むと全身が熱くて熱くてたまらない。



汗びっちょり。



それをやり過ごすと首や腕の内側が痒くてたまらない。





更に2時間ほど経過すると頭がガンガン痛くなる。






お酒の席、好きなんだけどな。




私も楽しく飲みたいんだけどな。







でも無理して飲んで本格的に具合が悪くなっては元も子もないので自粛。






写真は、帰りの足の心配がいらない夜に立ち寄った居酒屋の茹で落花生。


美味しかったー!



AX







初夏旅~諏訪

2017-07-18 18:00:00 | 

くるみだれの「草笛」さんは諏訪旅の道中に寄ったお昼ご飯でした。




早朝出発なもんで、朝ご飯は諏訪湖のSAで買った焼き立てのおやき。











中身はクリームチーズ。


餡や野沢菜も美味しいけれど、クリームチーズもねっとり濃厚で美味しい!



外のテラスで朝の諏訪湖を眺めながら食べました。


(諏訪湖、デカすぎて、私の広角レンズでは全く収まりませんでした;;)








高速降りて向かったのは勿論諏訪大社。





ここは伊勢神宮の神様を「のれん分け」したお社だそうで、諏訪大社にお参りするとお伊勢さんの御利益も受けられるとのこと。


なんともお得なシステムです。




















手水で手口を清め、参拝しようと奥へ向かう途中、随分大きな男性とすれ違う。




私は全く気がつかなかったのですが、日本柔道連盟会長の山下泰裕さんでした。










テレビのニュースでも取り上げられる御柱は御神木と並んでひっそりと。








諏訪大社は初めて伺ったのですが、何というか、もう、物凄いパワーがむんむんしている感じ。



明らかに空気が違う。




はるばる参拝に来て良かった。



パワーというか、エネルギーというか、心身いっぱいに充電できました。

















諏訪大社から霧ヶ峰高原を通ってビーナスラインを。




車山の辺りで一度降りて深呼吸。





右手を見れば遠くに南アルプスと中央アルプスの山並みが。













八ヶ岳連峰の右奥にひょっこり頭を出した富士山。



             ↓ 富士山

















白樺湖畔を走り抜け下山。



日帰り温泉でひとっ風呂。




ドライブして、美味しいものを食べて、温泉で汗を流して。




あー、いい旅でした!(*´▽`*)

AX







信州のおいしい蕎麦

2017-07-11 22:52:30 | おいしいもの

長野に来たなら美味しいお蕎麦。





大好きな「信州蕎麦の草笛」さん。














この日は店内大混雑で、「蕎麦の大盛りは承れません」の張り紙。





ガラス戸の向こう側で職人さんが一生懸命蕎麦を打っていらっしゃる姿が見えるのだけれど、打ち終わったそばから(あ、これ、ダジャレないんで・・汗)じゃんじゃん出て行き、傍目に見ても間に合っていなさそう(涙




とはいえ、こちらの一人前は400gと多目めの量。



数年前にお邪魔した時はうっかり大盛りを注文して不覚にも4分の1残してしまったくらいなので、多分今日は普通盛りで大丈夫。






盛り蕎麦と天ぷら盛り合わせ、そして草笛に来たらこれを注文しないと!!!












くるみだれ340円。





擂り潰した甘いくるみだれを蕎麦つゆで割ってのばす。

(写真は蕎麦つゆで割る前の状態)





香りが良くて絶妙な甘じょっぱさで美味しい!



最後にこれを蕎麦湯で割るのも美味しいんです^^







天ぷらは別添えの天つゆか蕎麦つゆで。



この日はお店が忙しそうなので遠慮しましたが、超特大のかき揚げもお店の名物です。





あー、こんな時間に思い出したらまた食べたくなってきた(--;


AX







今年27冊目

2017-07-08 18:52:54 | 

はっ!!!、と気付けば既に2017年も後半戦。




どうなっているのだ。



私の中の24時間と、世間のそれとが大きくずれているような気がしてならない。










特に分厚い本を選んでいる訳でもないのに、今年はなんだかサクサク読み進められずにいる。














4月下旬以降に読んだ本の記録。




■4月■

②「死墓島の殺人」 大村友貴美
③「探偵は女手ひとつ」 深町秋生



■5月■

①「霧の塔の殺人」 大村友貴美
②「変な給食」 幕内秀夫
③「なんでわざわざ中年体育」 角田光代
④「101教室」 似鳥鶏



■6月■

①「漂流」 角幡唯介 ← 1994年マグロ漁中に小さな救命筏で37日間漂流し、奇跡の生還を遂げた8年後に再び海で遭難した日本人男性の生き様を追ったノンフィクション。男性は現在も不明中。 
②「209号室には知らない子供がいる」 櫛木理宇
③「極悪専用」 大沢在昌
④「警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官」 梶永正史


■7月■

①「老いと収納」 群ようこ
②「リンクス」 矢月秀作
③「リンクス Revive」 矢月秀作
④「リンクス Crimson」 矢月秀作










横溝正史大賞を受賞した大村友貴美さんの本を読み漁った後、自分としては初となる似鳥鶏(にたどりけい)さんの「101教室」を読んだ。

恐ろしいほど高い進学率を誇る、カリスマ教育者が作った全寮制の私立一貫校。
入学するまではひきこもりや反抗で家族も手を焼いていた少年少女たちが、異様なまでに礼儀正しい「いい子」になる。
授業の初めと終わりには「教育勅語」に似た校訓を叫ばされる。
まるで軍隊のような指導。

ちょうどこれを読んだのは、子どもたちによる軍歌や教育勅語暗唱がクローズアップされた森友学園騒動の時期で・・。







大好きな作家・群ようこさんの最新エッセイ「老いと収納」は、自身の老後を鑑みてとにかく不要・必要を徹底的に選り分け、じゃんじゃん物を捨てていくというもの。


「断捨離」の流行りに乗っかったわけではないが、夏物冬物の衣服を下着、トップス、パンツ、スカートにざっくり分け、それぞれ厳選した3着のみを残し、あとは気持ちがいいくらいにバッサバッサと処分していく。

茶わんや箸も、「この家ではホームパーティーなぞしない。幾ら親しいからといってご飯を食べに来る友だちはいない」と、自分のもの以外を全て捨て、一時期凝った料理のために買い揃えたハーブや香辛料等の調味料も「それ、本当に何度も作った?美味しかった??」と自問自答しポイポイ捨てる。



家具も本当に必要なものだけ。

ソファーも捨てベッドも捨て、とうとうテレビも処分してしまった。



読んでいて実に気持ちがいい!



が、「じゃぁ、アンタもやってごらんよ。だいぶスッキリするよぉ~?」と言われても私には到底出来そうにない。

なにしろ、物欲にまみれたオンナなんで・・・・汗














今読んでいるのは今年27冊目となる矢月秀作さんの「リンクス」シリーズ最終章。

(本当に最終章か?ひょっこり来年あたり新作が出たらとっても嬉しい!)




驚異的な身体能力を持つ地域課巡査部長が若い科学者とタッグを組み、反政府組織の全貌解明と解体という公安の極秘任務を受ける。



「高速アクション」と謳われる通り物語はサクサクと展開し、悪い奴らをじゃんじゃん倒していく。

老眼にはちとキツイが文庫本なので手軽に読めるのがなんとも嬉しいものの、勿体ないので一冊を二日に分けて読むようにしている。







なーんにも考えずにつらつら読める本は、結局はラクで一番楽しいのだ。


AX