姪っ子が「Weちん、一緒に弥彦山登りに行こうよー!」と急なお誘い。
オバチャン、完破出来る自信ないなぁ・・・とグズグズ。
「田上の護摩堂山はどう?」と譲歩案を出すも、「あんなの山登りって言わないてー。もっとグングン登って、汗いっぱいかかなきゃダメだよ!」と、非常に厳しいお言葉であっさり却下。
「じゃぁ下田のヒメサユリの小径は?そろそろ見頃だと思うよ。アンタ、行った事ないでしょ。」と代替案。
「なに、それ?何処?どこ??行ってみたーい!」と可決。
決まりだ。
急いでお弁当作って、姪っ子はおにぎりを4個握る。
水筒には冷たい麦茶と甘めのアイスコーヒー。
日焼け止めをにゅるにゅる塗りたくり、帽子を目深に被って首からタオルをぶら下げたら出発だ!
咲いてます、咲いてます。
満開には数日足りないけれど、咲き初めの可憐な花は痛みが少なくとっても綺麗!
前回ここを歩いたのは6年前。
あの時も相当苦しくて、登山道入り口から僅か30分くらいの「はじめの眺め」でお弁当食べてすごすごと引き返して来たんだっけ^^;
↓ 「一の坂」と「二の坂」の中間地点。今年の「はじめの眺め」。
既にへとへと、クタクタな身体に鞭打って、ベンチにへたり込みそうになる気持ちを奮い立たせる。
今回こそ、その先の高城城址まで完破するぞ!
ここから先は未知の領域。
想像以上に厳しい!!!
一歩足を滑らせれば谷底へ真っ逆さまという「見晴らしの尾根」と「たら沢のへつり」をへっぴり腰で進む。
いつかの国会中継で見た牛歩戦術並み(涙
目の前には体感斜度45度の登山道。
10M進んでは一休み、の繰り返し。
「城址」というだけあって空堀が何重も囲み、そのお堀を下っては上り、下っては上り、世が世なら足軽であろう私は城攻めをあっさり諦めていただろうなあ。
この苦しいアップダウンを繰り返した後に命を懸けて全力で戦うなんて到底出来そうにない。
何度もくじけそうになりながら(姪っ子は余裕綽々、ももいろクローバーZの歌を歌ったり、ホ~ホケキョ♪と口笛でウグイスの真似しながら登ってました;;)、なんとか高城城址に到着。
下の入山受付の方は「1時間もあれば着きますよ」なんて仰っていらしたけれど、数えきれないくらい休み休み登ったので結果1時間半。
ベンチに座って喉を潤し、お弁当とおにぎりを食べた後はちゃっかりお菓子まで!
「せっかくここまで来たんだから隣りの袴腰山まで登ってみる~?」と、ちょっとニヤニヤ顔で誘われましたが即座に却下。無理っっっ!!(・‘ω´・)
今いる場所から標高526Mの袴腰山山頂まではおよそ40分(私の足なら軽くその倍)。
案内図を見てみると、道中には「心臓破り」という名の坂があり、その先には「とどめの坂」なる所まで!!!
もう、そんなの、絶対に無理!(T∇T)
「今より、あと13キロ痩せたら・・・ね。」と言ったら、姪っ子「・・・・・・・・じゃぁ、それは、ふたりで登ることはもうないってコトだね・・・・」(涙
下りは下りで、これがまた、えらい辛い。
膝が笑うというより、むしろ膝、大爆笑。
急な傾斜を這う這うの体で下山。
本当にヘトヘト。
夜、湯船の中で足の裏から股関節まで丁寧に揉みほぐす。
お風呂から上がって体重計に乗ったら、たった一日でな~んと1.6キロも落ちてた!!!(嬉
・・・・・・・・既にこの二日前に、今年の身体測定を終えていた事が非常に悔やまれてならない。
出来ることならば身長体重にBMIまで明記された用紙を、この日のそれと取り換えっこしたい(==;