仕事中に携帯電話が鳴った。
福井に居る次男からである。
珍しく次男からの直接の電話。メールでないところを見ると、良い話ではない。
内容は、次男所有の車の車検についてである。
昨年の秋、次男が車を買った。
大学に入り、バイトして貯めたお金で買った車がドイツのVW。
もちろん中古で、車種も可愛いポロである。
その車に、カーナビ、オーディオ、スピーカーなど相当お金を追加で掛けていた。
当然、納得して喜んで乗っていたのだが、今月末で車検切れを迎えるため、ディーラーへ出したらしい。
そして、金額見積もりを出してもらったところ、その金額にビックリ仰天。
通常の国産1500CC程度の車検額(もちろん年式、距離、程度によるが・・・。)の2.5倍ほどの金額提示。
この額が、あくまでも最低額とのこと。
ドッヒャー!である。
年式やこれからの維持のことをよく考えて、高く付いた勉強代と諦めるか、と話したこともあった。
しかし、次男の思い入れもあり、相当額をつぎ込んでいるため、諦めるわけにはいかないのである。
と言うことで、買ったお店や私の知り合いなどに相談。
どこも回答は同じです。「ディーラーは高い。」
それでも、その高さが信頼、安心の代償かもしれませんが・・・。
結局、背に腹は代えられぬ、となり福井から持ち帰ってこちらでする予定。
次男がバイトで買った初めての車。やはり外車は、高く付くと言うことを学びました。
たとえそれが小さなポロでも・・・。
何とか自分でしようと考えていたらしいが、予算オーバーとなる模様。
またまた親への補助金申請である。
子供は大きくなればなるほど、お金の掛りようも大きくなります。
いつでも親に頼めば何とかなると思われていたのでは、これも困ったもの。
独り立ちまでの道は、まだ遠いようです。