昨年の3月14日にデビューした近鉄の新型名阪特急車“ひのとり”80000系。
その“ひのとり”が1周年を迎え、近鉄では“「ひのとり」運行開始 1周年記念キャンペーン”を実施中です。
この中で気を引いたのは、1周年記念ロゴマーク(1編成)の掲出です。
たった1編成なので遭遇は難しいし例え遭遇出来ても先頭付近をアップにして横から撮らないと
ロゴマークは写らないので冷静に考えるとわざわざ狙って撮るものでは無いかも・・・(汗)。
横位置狙いで何本かの“ひのとり”を待ったものの記念ロゴマーク掲出編成に出会えず・・・。
このままでは「坊主」という釣果無しで終わりますので取り敢えずの“ひのとり”撮影。
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
Avモード f4.5 1/1000sec ISO200 (86mm)
既にこの場所では前面に光が回らない状態ではありますが勾配を下る80000系を撮影。
6連編成ですが“しまかぜ”同様、たかだか6両という編成長以上の存在感を示していますね。
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
Avモード f4.5 1/1250sec ISO320 (57mm)
続いては前回の記事で“ひのとり”プレミアム車両の初乗車を紹介しましたが
それと同じ8連編成の“ひのとり”です。
光線状態、今度は前面に光は当たるものの編成側面が影になるという状況です。
でも80000系のメタリックレッドは順光でもその色調とピカピカ度合いが半端無くて
周囲の状況を見事に映し出してしまい本来の色が写真で表現出来ないケースが多いので
こんな光線状況でも余り気にしなくても良いのかも知れません。
これは吉野線観光特急“青の交響曲”のカラーにも言える事ですね。
私がいつも多用する焦点距離よりも画角の広いレンジで撮りましたので8連という編成の長さも相まって
先程の6連編成とは違う80000系の表情が撮れたのでは無いでしょうか?
伝統の近鉄特急色が定期運用から消滅し近鉄特急に対する写欲が一気に減退したのは事実ですが
“ひのとり”やアーバンライナーnext、さくらライナーぐらいはまだ高いモチベーションを
保って撮影出来るのではないでしょうか?(笑)
それにしても80000系“ひのとり”ですが乗って良し!撮って良し!の名車ですね。
昨年からのコロナ禍による深刻な影響がもしも無ければ従来のアーバンライナー以上に
好評を得ていたと個人的には思っています。
連日“ひのとり”の満員御礼状態が続くような日が来る事を近鉄ファンの一人として祈念しています。