主鉄写日記

鉄道を中心にデジタル写真を楽しむ
私、bigwest_1965の写真ブログです。

やっぱり好き   ~21020系 アーバンライナーnext~

2015年01月20日 20時00分00秒 | 近畿日本鉄道

サンヨン。

300mm、開放F値4という事でこの愛称で呼ばれています。

私はキヤノンのサンヨンを持っていますがボディは40Dから更新は無く最近、登場は殆ど有りません。

現在はPENTAXがメインとなっているのですが軽量で描写の良いサンヨンを活かせるボディの登場を待っていました。

昨年末に登場したEOS 7D MarkⅡは鉄道やサーキットでの撮影が好きな私にとってそんな期待に答えてくれる

待望のカメラと言えるのですが実はこのサンヨンには大きな欠点が有ります。

それはAIサーボAF(連続してピントを合わせ続ける機能)使用時に著しく連写速度が低下する事です。

何と!被写体が動いていなくてもAIサーボにするだけで速度が低下!

被写体が動いていたり絞りを絞り込んだり、IS(手ブレ補正)がONだと更に低下するのです。

公称6.5コマ/秒の40Dですが今挙げた条件だと簡単に5コマ/秒を割り込んでしまいます。

 

今日、キヤノンデジタルハウス梅田でEOS 7D MarkⅡ+EF300mm F4L IS USMを試す事が出来ました。

 

試写したデーターからAIサーボ時でも8~9コマ/秒の速度が出ていました。

この速度はK-3や7D(に速度低下の制約が無いレンズを付けた)に匹敵するもので私の想像を上回る結果で思わず喜びました。

ただ残念ながら暗いショールームの中だったので絞り開放でしかデーターが取れませんでした。

 

一挙にEOS 7D MarkⅡ購入へ進みそうになりましたが実は現在の愛機K-3ですが

先日行なったAF微調整でピントをアジャストしたところかなり写りが改善されたのです。

うるさいながらパワーアップしたボディ内モーターは素早くピントを合わせますし

在来線レベルの速度ならAF-C追従もかなり良くなりました。

安~いシグマのレンズとの組み合わせながら画質にはそれ程シビアでは無い性格も相まってか

満足度がかなりアップしたのです。(このブログにアップのサイズでは分かりにくいですが・・・)

K-3、ちょうど購入して1年なんですがやっとこのK-3の良さを実感したという気持ちも有るので

EOS 7D MarkⅡの導入をどうしようか悩む所です。

 

今日は天気は良くありませんでしたがピントが決まる様になったK-3で何か撮りたくなったので

近鉄大阪線へ向かいnextを捉えました。

PENTAX K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

TAvモード  f6.3  1/1000sec   ISO400  (150mm)

 

実はこのnext、近鉄で一番好きな車両でありながらそれ程撮影回数は有りません。

こんなオーソドックスな編成写真っぽいのは初めてかも知れません。

車体幅が狭く車高が高めなのが影響しているのか?

その独特の先頭形状はレンズの画角やカメラの構える位置によって受ける印象が大きく変わります。

この写真の写りは個人的には好きなnextの表情なんですがもっと遠くで望遠レンズを使い

圧縮撮りすれば“いもむし”的に写りますのでイマイチに感じます。

逆に引き付けてワイドっぽく撮ると・・・

PENTAX K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

TAvモード  f6.3  1/1000sec   ISO400  (93mm)

 

その先頭形状からはスピード感や格好良さが消えて一気に“ファニーフェイス”に変貌します。

下膨れの表情はJR新幹線の700系に通ずるもので愛嬌は感じますが個人的にはノーグッドですね。

 

昨年は『しまかぜ』撮りが多かったのですが今年はもう少し広く浅く楽しもうかな?

コメント (6)
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南海本線の車両を撮る

2015年01月11日 12時00分00秒 | 南海電鉄

私にとって南海電車と言えば“こうや”号です。

当ブログでも2011月5月にその写真を紹介していますが過去2回その“こうや”号の撮影に赴いただけで

南海電鉄のその他の車両、実は一度もまともに撮った事が無かったのです。

今回は駅のホームからですがじっくりとやって来る車両を見ながら撮影してみました。

その中から何枚かを紹介したいと思います。

 

PENTAX K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

TAvモード  f7.1  1/800sec   ISO160  (133mm) 

 

南海の最新鋭特急車となる12000系『サザン・プレミアム』です。

通勤型として同じく最新の8000系と併結され運用に就いています。

貫通型で派手さは有りませんが旧形式が多い南海にあって稀少な存在感を感じます。

 

PENTAX K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

TAvモード  f8  1/800sec   ISO320  (85mm) 

 

現在運用に就いている形式の中で最古参となる6000系。

大型片開き扉を備えるレトロなスタイルはこの車両が重ねて来た年月を感じさせます。

 

余談になりますが前日、自宅で苦労しながらK-3の「AF微調整」に挑んだのですがその効果が出た様です。

連写を含めて色々試してみましたが合焦率、ピントのシャープさがかなりアップしました。

 

PENTAX K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

TAvモード  f8  1/640sec   ISO100  (210mm) 

 

7100系2連+7000系4連編成です。

先程の6000系列のステンレス車体バージョンです。

あちらは高野線、こちらは南海本線用として登場しました。

じっくり見ればこのスタイルは古めかしいを通り越して「味」を感じてしまいますね。

 

 

PENTAX K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

TAvモード  f8  1/1000sec   ISO400  (300mm) 

 

最後は南海電鉄のフラッグシップと言える50000系『ラピート』です。

前記事で紹介したJR四国の8600系と同様にこの50000系の

デザインコンセプトにも“レトロ・フューチャー”というのが有りました。

その表現の手法は違いますが較べてみると近いイメージを感じる事が出来ます。

 

私自身、この電車の登場直後に関空へ行きは『ラピート』、帰りはJR西の『はるか』という乗り較べをしましたが

まともに撮影をしたのは今回が初めてです。

 

それにしても調べてみると登場してもう20年にもなるのですね。

でもその年月を感じさせない位にその外観は美しく保たれています。

 

今回は駅のホームからとりあえず撮ったという感じでしたがこれからも機会を見つけて

南海電鉄の電車も撮影して行きたいと思います。

コメント (6)
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JR四国のニューカマー  ~8600系~

2015年01月04日 21時00分00秒 | JR四国

JR四国と言えばトロッコ列車やアンパンマン列車。

また最近では0系新幹線を模したホビートレイン等々観光・イベント列車のイメージが強いですが

それ以外にも四国の主要都市間を快速を誇る振り子式気動車特急で結んでおり気動車王国のイメージも強いです。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f7.1  1/1250sec   ISO400  (108mm)

 

『しおかぜ』・『いしづち』併結列車の運用に就く2000系気動車。

アンパンマン列車と呼ばれ、子供に大人気のアニメ「それいけ!アンパンマン」に

登場のキャラクターが車内外にイラストで描かれています。

そんなコミカルな車体ですが今となっては気動車特急の8連はある意味貴重で迫力を感じますね。

 

2000系気動車がJR四国の特急の主力なら、もう一方の雄は電車特急の8000系電車です。

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/1600sec   ISO400  (133mm)

 

そう言えば昨年の撮り初めはこのJR四国の8000系でした。

昨年の写真は曲線区間でのカットと瀬戸内の海沿いを走るカットでしたが

今年は手抜き?(笑)。高架区間を行く8000系を正統派の編成写真で押さえました。

この流線型、個人的には好きなスタイルです。

ただ菱形のパンタグラフが少々古めかしいので

出来ればシングルパンタを奢ってやりたいと思います。

 

“振り子”を武器に曲線が多い四国島内を駆け抜けるこれら特急車ですが

実は昨年から新しい仲間が加わっているのです。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f7.1  1/1250sec   ISO400  (108mm)

 

多度津駅構内に留置中の新型8600系電車です。

JR四国のHPによると高松6:00発松山行きの「いしづち103号」、松山20:34発高松行きの「いしづち104号」の

1往復だけに運用されているとの事でしたので日中その姿を見れるとは思いませんでした。

「レトロフューチャー」がコンセプトの外観デザインはSLをモチーフしたもので

列車の力強さ・ダイナミズムを表現しているらしいですが正直なところ

貫通型の2連特急電車と言う事でかなり地味な印象を受けました。

ところがこの姿をじっくり見ていると少し親近感が湧いて来ました。

私はその時、近鉄特急の22600系Aceを思い出したのです。

流線型の8連で走るJR四国の8000系が近鉄のアーバンライナーだとすれば貫通型の2連や4連で走る

このJR四国の8600系はきめ細やかな編成運用で活躍する近鉄AceやACEのような存在なのか?

そう考えるとこの8600系に対するイメージが急に親しみを含んだものに変わって来ました。

8600系と別れマリンライナーに乗る為に坂出へ向かいましたが途中でカメラを構える同業者の

数が多い事に気付きました。「何か来るのかな?」と気になったので丸亀駅で下車しました。

上の2000系や8000系はその時に撮ったものですが実はこの日、定期運行以外の8600系の運用が有ったのです。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f7.1  1/800sec   ISO400  (70mm)

 

8751+8601の第1編成。

後で調べて分かったのですが年末・年始期間、8600系は「いしづち9号」の運用に就いていたのです。

高松~多度津間32.7km、所要時間27分の有料特急とは正に近鉄特急の様です。

 

その後、高松方面行きのホームに『臨時・通過』の表示が出ており目を凝らすと遠くにHIDランプの閃光が・・・

PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

Avモード  f8  1/800sec   ISO400  (70mm)

 

今度は先程、私が多度津駅で見た8602+8752の第2編成が回送で走って来ました。

本来なら早朝か夜にしか走っている姿を見れ(撮れ)無い筈の8600系に遭遇出来てとても得した気分です。

 

今年もドンドンと楽しんで鉄道車両を中心に撮影していきますので宜しくお願い致します。

コメント (9)
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新年明けましておめでとうございます

2015年01月01日 00時00分00秒 | JR西日本・東日本・北海道

 2015年  新年明けましておめでとうございます。

昨年、当ブログへお越し頂いた皆様ありがとうございました。

途中で挫折する事無く、記事の更新を続ける事が出来ました。

 

 

 

さて、今年はいよいよ“トワイライトエクスプレス”が運行終了します。

“雷鳥”・“きたぐに”・“日本海”に続いての引退で非常に残念ですが

これも時代の移り変わりで仕方ない事だと自分に言い聞かせるしかないですね。

春の運行終了まであとどれだけ撮影出来るか分かりませんがその最後の活躍する

姿を自分のカメラにしっかり収めたいと思います。

 

トワイライトエクスプレスと言えば実際の撮影地では雷鳥や日本海の撮影の

ついでに撮るといった感じで今から思えば実にもったいない扱いをしていました。

数少ない過去に撮影した写真を何枚か貼って新年のご挨拶に代えさせて頂きます。

 

Canon EOS Kiss Digital X+EF35-80mm f/4-5.6 USM

Tvモード  1/1000sec   f5.6  ISO400  +0.7EV  (66mm)   ※2008.4.25撮影

 

古いデジイチにこれまた古いフィルム時代のズームレンズの組み合わせで撮った写真です。

 

Canon EOS Kiss Digital X+EF70-200 F2.8L USM

マニュアル  f4.5  1/640sec   ISO400  (115mm)  ※2009.2.23撮影

 

今は亡き489系とすれ違うこれまた今は存在しないEF81 104号機が牽引するトワイライトエクスプレス。

この撮影の瞬間、とても興奮した事を憶えています。

 

Canon EOS Kiss Digital X+EF70-200 F2.8L USM

マニュアル  f4  1/500sec   ISO400  (200mm)  ※2009.2.23撮影

 

こちらも上の写真と同じ日に撮影した札幌へ向かうトワイライトエクスプレス。

牽引機は今も活躍中のEF81 43号機です。

 

この頃はEOS Kiss Digital Xの暗くて小さな像しか見えないファインダーでもしっかりと

被写体を見る視力が有った様ですね(笑)。

また手ブレ補正の無いレンズでも手持ちで難無く撮ってます。

そう考えると実に軟弱になったものです(汗)。

 

今年も色んな撮影をしっかり楽しみたいと思います。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

コメント (10)
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