主鉄写日記

鉄道を中心にデジタル写真を楽しむ
私、bigwest_1965の写真ブログです。

夏の日差しを受けるひまわりのように  ~京阪特急旧3000系~

2011年07月31日 19時24分33秒 | 京阪電鉄

夏の季語でもある『ひまわり』。小学生の頃、夏になれば学校の花壇にはいつもひまわりが咲いていました。

背の低い子供にはあのひまわりのまるで大木の様な高さと花の大きさが印象的でした。

PENTAX K-x+TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1

Avモード  1/400sec  f8  ISO200

 

東を向いている沢山のひまわりの花の中から綺麗な形のモノを一輪選び撮影。

背景のひまわりの形が分かる様に絞りはf8を選びました。

PENTAX K-x+TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1

Avモード  1/800sec  f4.5  ISO200 

 

せっかくのマクロレンズなのでひまわりらしい部分をクローズアップで狙いました。

やはり将来“種子”となるこの部分でしょうか。

このひまわりをみてふと思い出した電車がありました。「撮りに行こう!」

車を走らせ高速道に乗り小一時間、数本の列車を見送るとその電車はやって来ました。

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/800sec  f8   ISO320  (240mm) 

 

今や1編成だけの旧京阪特急カラーの8000系(8030番台)。

他の8000系は新特急色となりましたがこの1編成だけは伝統の京阪特急色を継承してくれてます。

カーマインレッドとマンダリンオレンジのツートンカラーの京阪特急は夏の日差しに負けないどころか

かえって輝きを増した存在に見えました。

デビュー40周年の記念ヘッドマークを掲出して力走する旧3000系の姿は京阪特急に慣れ親しんだ

私たちの世代のファンにとって嬉しく思えます。

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/800sec  f8  ISO320  (240mm)

 

1座席に個々に対応した狭窓が連続する姿はかつての優等車両の伝統を感じさせます。

京阪間の女王と呼ばれたこの旧3000系がいつまでも元気で活躍する事を願わずにいられません。

元ライバルだった阪急6300系も1編成が“京とれいん”としてリニューアルを受けて新たな活躍を始めました。

この2車の乗り較べもきっと楽しいと思います。

コメント (6)
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汎用特急車のエース22000系  ~ACE~  

2011年07月18日 16時50分41秒 | 近畿日本鉄道

近鉄特急といえばビスタカーやアーバンライナー、伊勢志摩ライナーといった車両を思い浮かべますが

それに対して広範囲に、そして多岐に亘る近鉄特急ネットワークの運用を支える汎用型車両が活躍しています。

その中心となる存在が通称“ACE”と呼ばれる22000系です。

10100系“新ビス”が名阪甲(ノンストップ)特急で活躍の頃、乙(主要駅停車)特急で大活躍した

10400・11400系“エースカー”がその名称の由来です。ちなみにトランプのカードの“エース”が語源だそうです。

12200系を中心としたスナック・サニーカー系列もまだ数の上で大勢力を誇っていますが

バリアフリーに対応できていない点もあり、実際運用では22000系と併結されるケースも多く

既にこの22000系が汎用車としてスタンダードな存在と言えると思います。

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

Tvモード  1/500sec  f7.1  -0.3EV  ISO400  (200mm)

 

この22000系から特急車として初めてVVVFインバータ制御や交流誘導電動機が採用され

車体もカラーの塗り分けやその車体断面も従来車に比べて大きく変更されました。

この写真でも後位に連結された12200系と22000系とでは大きな違いが有る事がお分かりになると思います。

 

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

Tvモード  1/800sec  f7.1  -0.7EV  ISO400  (290mm)

 

こちらは狭軌の吉野線用の16400系です。22000系と同様の車体を持ちますが

電装系に関しては吉野線向けの仕立てになっています。

両路線共に更に新しいAceと呼ばれる新系列が登場していますが数的にはまだまだこのACEが

近鉄特急ネットワーク、特に主要駅を細やかに結ぶ特急の運用を支える中心的な存在として活躍する事でしょう。 

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樽見鉄道で見た気動車

2011年07月14日 20時33分10秒 | ローカル私鉄

小さい頃から鉄道好きで今も周囲に対して鉄道好きを公言しています。

しかし、基本的には新幹線電車・特急電車・寝台特急といった、いわゆる花形ばかりに興味が偏っていて

貨物列車やローカル鉄道・路面電車といったものには興味を持たずに居ました。

しかし、最近は鉄チャンとしての主たる行動が写真撮影になってからは

それらの存在も被写体の一員として加わるようになりました。

今回撮影した樽見鉄道の気動車の写真もそんな一枚となります。

Canon EOS 40D+EF70-200 F2.8L USM

Avモード  1/400sec  f5.6  +0.3EV  ISO200  (200mm)

 

ハイモ295-510形。形式の295は機関の出力を表しているそうです。

最近、あちらこちらで見かけるワンマン運行の気動車というのは

正直、全て同じ形に見えてしまいます。

Canon EOS 40D+EF70-200 F2.8L USM

Avモード  1/800sec  f5.6  -0.3EV  ISO200  (70mm)

 

根尾川を渡る最新鋭ハイモ330-700形。

この川では鮎釣りの人を多く見ました。また川沿いには梁漁のお店が沢山並んでいました。

この様なローカル鉄道の写真というのは鉄道車両と共に周囲の情景を同時に写す事が大切ですが

今まで車両ばかり“デ~ン”と撮って来ましたので少々戸惑いや苦手意識も有ります。

でも、少しづつそんな写真にも慣れて行きたいと思います。

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113系が主力   ~草津線~

2011年07月10日 15時14分58秒 | JR西日本

梅雨が明けて酷暑の日が続きます。

沿線の草木はすっかり生い茂り、深い緑色に覆われています。

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/640sec  f8  ISO400  (65mm)

 

そんな景色の中、オレンジとグリーンの湘南色113系が草津~貴生川・柘植間で活躍しています。

朝夕には223系や117系も乗り入れますが主力は113系。

今やすっかり貴重になった湘南色。そして通称『カフェオレ』色とその『カフェオレ』と湘南色の混色編成。

さらに単色グリーンの編成も有り、4パターンの編成色を見る事が出来ます。

その中でも自然の風景に一番自然に溶け込むのは湘南色ですね。

PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM

マニュアル  1/800sec  f9  ISO400  (200mm)

 

みかんの橙色と葉っぱの緑色をイメージさせる湘南色の113系は稲の緑が鮮やかな風景に埋没する事無く

そして自身の存在をしっかりアピールしています。

30℃を軽く超える暑さでしたが長閑な風景の中、軽やかな直流モーターの音色を響かせて走る113系を

カメラのファインダー越しに見ていると、しばし暑さを忘れていました。

PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 18-55 F3.5-5.6 AL

マニュアル  1/1000sec  f7.1  ISO800  (18mm)

 

同じ滋賀県内の湖西線を走る113系とこの草津線を走る113系は共通運用されています。

しかし、あちらは高規格の高架線。こちらは長閑な風景を行く単線ローカルとでその性格はまったく違う路線です。

関西圏で113系を味わうのなら草津&湖西線の両方をお勧めしたいですね。

湘南色と出会うのは運用次第といった運任せ的な面も有りますが運が良ければ湘南色8連に出会うチャンスも有ります。

湘南色や緑単色車の室内はオリジナルのセミクロスシートなので快適さという面では劣りますが

昭和時代の近郊型車両のアコモもしっかり味わって頂きたいと思います。

コメント (4)
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