緊急事態宣言が延長されるなどカメラを持って撮影に赴くのも憚られる状況ですので
過去に撮影した写真の中から掲載です。
前PCのクラッシュで失っていたと思っていた幾つかの写真データがバックアップ用HDDから見つかりました。
前回の記事は伝統の近鉄特急色の12200系でしたがその塗色に負けず劣らずなのが国鉄特急色ですね。
Canon EOS 40D+EF70-200 F2.8L USM
マニュアル f6.3 1/3200sec ISO400 (70mm) ※2011年3月27日撮影
先頭車は電気釜と呼ばれるスタイル。
更にその電気釜の非貫通タイプはすっきりとした端正な顔立ちを持っています。
赤とベージュのツートンカラーと相まってかつての国鉄特急電車の栄華の時代を思い出させてくれます。
ヘッドマークの表記が何故か『485型』となっていますね。
Canon EOS 40D+EF300 F4L IS USM+EXTENDER EF1.4×
マニュアル 1/500sec f5,6 ISO1600 ※2011年3月27日撮影
夕闇迫る頃、今度は489系を捕獲です。
この日は485・489系の『ありがとう!』運転が行われたという何とも贅沢な日だったのです。
昔はこのボンネットスタイル、あまり好きではなかったのですが末期になってから
ようやくその魅力を理解出来るようになりました。
特にこの489系は自動連結器を剥き出した状態なので更に武骨さも加わり
何とも言えない味わいを感じさせてくれます。
幼い頃からこれら国鉄特急列車らと馴れ親しむ事が出来た世代に生まれて幸せだったと言えますね。
『ありがとう! 485・489系』